ジムニーをツーリング仕様にしようと考えた時には、人によりツーリングの意味合いが変わることに気がつく必要があります。
なぜなら、ツーリングを長距離ドライブと考えている人もいれば、オフロードの延長でキャンプ向けだと考える人もいるからです。
ジムニーをツーリング仕様にするなら方向性を決めよう
ジムニーをツーリング仕様にするなら、具体的な方向性を先に決める必要があります。
オフロードを得意とするジムニーにとって、4輪バギーに近い乗り心地のまま長距離ドライブは難しいからです。
キャンプ目的でのツーリング仕様ならばオフロード路線を目指せば良いですが、高速道路を快適に走行しつつ長距離ドライブを楽しみたいなら専用のツーリング仕様に変更しなければなりません。
なぜなら、乗り心地を重視したドライビングにならなければ、長距離ドライブですぐに疲れてしまうからです。
どのようなツーリングにしたいのかイメージ出来ていれば、方向性を誤ることはありません。
ジムニーのツーリング仕様ならサスペンション交換から
ツーリング仕様では、ジムニーで長距離ドライブをしても身体に負担が掛からないようにする必要があるので、サスペンション交換を行うと効果的です。
オフロード走行時に求められるサスペンション性能は可動域の広さに特徴がありますが、オンロードかつ高速走行を行う際にはサスペンションが弾みすぎて過度のストレスとなりかねません。
ツーリング仕様を長距離ドライブに求めるならば、衝撃吸収性能をある程度抑えつつ路面からの振動を伝えすぎないことが求められます。
ジムニーのサスペンションは、複数のタイプから選択出来るようにカスタムパーツが充実しているので、用途に合わせた性能を選ぶと良いでしょう。
ジムニーのツーリング仕様はカーナビ選びが大切
ツーリング仕様のジムニーには、初めて訪れる場所で迷わないようにカーナビを付けると良いです。
安全性を考慮してワンセグチューナー機能が付いていないカーナビを選択すれば、余計な料金請求をされることもありません。
また、高速道路を走行するつもりならば、ETC車載器を合わせて導入しておくと良いでしょう。
カーナビで目的地まで快適ドライブを行う際に、ETC専用出入り口からの高速道路へ乗り降り出来るようにしておくことが、ツーリング仕様で求められる利便性の1つと考えて良いです。
ジムニーならば天候に左右されず雪道でも無難に走行出来るので、走行範囲が広いからこそ快適性を追求出来る部分は先回りしておくと望ましいです。
ジムニーのツーリング仕様は行き先に合わせてタイヤも変えよう
行き先に合わせてジムニーのツーリング仕様をカスタマイズすることは、カスタムパーツが多く揃うジムニーならではの楽しみです。
タイヤだけでもM/TだけでなくA/TやH/Tと複数のタイプが存在するので、長距離ドライブを想定するならH/Tタイプの中から扁平率が高いクッション性重視のタイヤ・ホイールセットを用意しておくと良いでしょう。
ジムニーはタイヤ周りに余裕を持たせることが出来るので、手軽にインチアップやホイール交換が出来る点も魅力と考えられます。
行き先に合わせてジムニーのタイヤ交換を行えば、ツーリング仕様ならではの快適性を手に入れられます。
ジムニーのツーリング仕様ならヘッドライトの交換も視野に入れる
ツーリング仕様のジムニーに欠かせない性能として、ヘッドライトの交換を視野に入れると良いです。
なぜなら、オフロード仕様が多いジムニーでは、夜間走行を想定した走りをする人が少ないので、ツーリング仕様ならではの長距離ドライブでは夜間走行まで考えなければならない違いがあるからです。
ヘッドライトにLEDタイプの高輝度モデルを選べば、ハイビーム時の性能を底上げすることが出来ます。
ツーリング仕様だからこそ、夕方から夜間にかけての走行時間が普段よりも長くなると考えられるわけです。
安全性を底上げしておくことで、見知らぬ土地でも安全性を保てます。
ジムニーをツーリング仕様にする楽しみを味わおう
ジムニーをツーリング仕様にする楽しみは、カスタムパーツが充実しているからこそ自由に出来る部分が多いです。
ツーリングの意味は人それぞれ考え方が異なるので、長距離ドライブを想定した高速走行仕様とする方法だけではありません。
キャンプを想定したツーリング仕様では、乗り心地よりも走破力を重視することもあるわてけです。
自分でどのようなツーリングをしたいのか、具体的に想定出来てからツーリング仕様にカスタマイズすると楽しいです。