ジムニーの4型と5型の違いとはどんなものなのでしょうか。
ジムニーJB23のファンの方にとっては、2018年10型を最後に生産を終了してしまったのは寂しい限りです。
1998年の1型より最新の10型まで度々の変更を重ねてきましたが、今回は特に人気が高い4型と5型の違いについて注目し、それ以外の型の変更点についても簡単にご説明したいと思います。
ジムニー 4型5型の違い:ジムニーJB23ってどんな車?
ジムニーJB23は、スズキの伝統的な本格4WD車として長年人気を集めてきました。
1998年に発売されたJB23は、パートタイム4WD、ラダーフレーム構造、リジットアクセルなどを特徴とする本格派の4WD自動車です。
660㏄という小型エンジンながら、その走りは野性的で力強い。
そのことから海外にもファンをたくさん持ち、世界的にも注目を浴びている車種です。
アイテムは、エクステリアやガード系などから、足回りや排気系など、個性的なラインナップがあります。
カスタマイズもしやすいので、車好きにはもってこいの車だということも人気の理由となっています。
ジムニー 4型5型の違い:ジムニーJB23の4型の変更点
そして度々のモデルチェンジがなされるなかで、4型の変更点は、次のようなことがあります。
- ボンネットとグリルが分離式となっています。
- エンジンが大きく改良され、有能になったことです。インタークーラーラジエターが大容量化しました。
- キーレスエントリーになりハザード点灯式となりました。
- シートの材質とデザイン変更がありました。
- ドアミラーデザインの変更がありました。
- リアワイパースイッチの変更がありました。
- 運転席のサンバイザーにミラーが追加になりました。
ジムニー 4型5型の違い:ジムニーJB23の5型の変更点
さらにその2年後には5型として変更が加えられました。
- エンジンの改良です。出力特性変更があり、エンジンが大幅に改良されました。
- マフラー触媒部分が変更になりました。
- 4WDへの切り替えがインパネのスイッチで出来るようになりました。これまでのレバー式よりずっと簡単に切り替えができるようになりました。
- ATへのシフトがゲート式となりました。さらにシートの材質が改善されました。
- ATとMTのギア比が変更になりました。
- ステアリング、インパネ、メーターのデザインが一新されました。このようにいくつかの変更が加えられました。
ジムニー 4型5型の違い:ジムニーJB23の4型と5型の主な違い
4型と5型の違いといえば、次のようなところがありす。
4型は、グリルとバンパーが分かれていました。
そして、トランスファーはマニュアルタイプでした。
そして、インタークラ―もありました。
そして5型になると、ローギヤトランスファーはマニュアルタイプからスイッチ式となり、より切り替えが簡単になりました。
4型までは2WD→4WDの切り替えがレバー式だったのですが、5型からボタン式に変更されたので、山までいくときに使う2WDと、山に入ってからの4WDに切り替えるなど、アクティブに運転をする方には、特に便利となりました。
そしてオフロードなどで運転をする方は、ぬかるんだ道などを走るときに使う4WD-Lへの切り替えも可能です。
ジムニー 4型5型の違い:4型と5型以外のモデルの変更点
4型、5型以外のモデルは以下のように変更になりました。
型式 | 変 更 点 |
1型 | 1998年(H10年) 10月に発売されました。 |
2型 | エアバッグ及びABS全車標準装備されました。 |
3型 | ABSユニット・タービン改良されました。 |
4型 5型 |
上記で説明した通りです。 |
6型 | ヘッドライトレベライザー装備となりました。 |
7型 | エアロッキングとなり4WDコントローラ統合されました。 |
8型 | マフラー触媒部分変更になり触媒が2つになりました。そして故障診断装置も追加されました。 |
9型 | ボンネット形状が変更になり、ダクト開口部が変わりました。さらに、フェンダー形状も変わりサイドマーカーデザインとなりました。 |
10型 | スピードメーターが一部デジタル化され、燃料計、水温計、走行距離、シフトインジケータがデジタルになりました。 |
ジムニー 4型5型の違い:あなたは4型?5型?
4型と5型の大きな違いは、やはり切り替えがスイッチ式になったことです。
そのため、よりアクティブな運転をされる方や、郊外や自然の溢れる場所へドライブに行かれるという方は、5型のほうが便利です。
また、走りも圧倒的に力強くなりましたので、5型なら快適にアウトドアドライブが楽しめそうです。
人気のジムニーのあなたにぴったりのモデルを選んでいきましょう。