140馬力はジムニーで可能な馬力なのでしょうか。
ジムニーはしっかりした走りと、加速の良さでも評判がありますが、従来の馬力に加えさらに加工を加えることで、140馬力までの出力が可能だというのです。
本当にそんなことが可能なのでしょうか。今回はジムニーの馬力のカスタムをご紹介します。
140馬力のジムニー:ジムニーの馬力ってどう?
ジムニーは力強い走りと、豪快な足回りの走行が楽しめることからも、かなりの馬力が期待できる車種です。
そのため、馬力は一般的にありそうだと思われるのですが、本当のところどうなのでしょうか。
新型について見てみますと、R06A型エンジンが搭載されているものだと、最高出力では 47kW(64PS)/6000rpm、最大トルク(ネット) 96N・m(9.8kg・m)/3500rpm、圧縮比 9.1となっています。
そのため、加速はやや遅めながら、馬力はかなりあるといえそうです。
トルクが強いので、険しい山道でも可能なんです。
140馬力のジムニー:旧型と新型はどちらが馬力がある?
ジムニーの新型と旧型はどのような馬力の違いがあるのでしょうか?
エンジンのスペックを見てみると、旧型は最高出力(ネット) 64PS/6500rpm、最大トルク(ネット) 10.5kg・m/3500rpm、圧縮比 8.4となっていて、最高出力は新型のほうが勝っていますが、最大トルクは旧型のほうが大きかったということがわかります。
性能的には大差はないと言えそうですが、精度の面でかなり改良がなされたので、最終的な馬力の実力としては、新型の方に軍配があがりそうです。
次に、ジムニー新型とボディーの形が似てることで話題となったスズキの「ハスラー(ターボ)」と比較します。
140馬力のジムニー:他車との比較
では、このようにトルクが力強いので、馬力がありそうなジムニーなのですが、他社の同型の車と比較してどうなのでしょうか。
例えば、ハスラーと比較してみると次の通りとなります。
馬力という点では、それほどカタログの数値に違いはありませんが、ボディフレームや車体の頑丈さでは、やはりジムニーと言われています。
ハスラーではとても山道や悪路は無理なのですが、ジムニーならそれが可能です。
そもそもハスラーで、馬力が必要なオフロードの道を走ろうとする人はそれほどいないので、実際的にはこの実力の差はあまり意味がないといえるかもしれません。
140馬力のジムニー:実際にジムニーで140越えの馬力まで上げている車もある
いくつかの車では、しっかり改造を加え、馬力をなんと140以上まで上げている車もあるのです。
通常の馬力ではあり足らない方は、こういったマニアックなことも可能となります。
方法としては、純正マフラーで、サブコンのセットアップをして、これで160馬力程度は可能です。
さらにスポーツマフラーに交換すると170馬力が実現します。
中速域でもこの馬力がでるのはやはりジムニーの実力があるからです。
1800㏄でチャージャーをすれば、かなり実現可能な域です。
これは、スーパーチャージャーになりますが、従来の大型のルーツブロアータイプよりコンパクトで、軽量、静音、高性能です。
140馬力のジムニー:スイフト並みの走りが可能
現在、新型スイフトも同じぐらいの馬力がでるので、このような加工でスイフトと同じぐらいの実力を発揮することになります。
スイフトもスズキ車のなかでは、スポーティーで駆動がてきぱきしているので力強いと評判の車種です。
最近は、街走りが多いので、こういった街走り重視だけど、力強さも欲しいよねという方に良い車種も誕生しています。
ジムニーの場合、どちらかというとオフロードや悪路、雪道、山道などが中心の方に好まれるのですが、どちらでも乗りたいという方なら、スイフトのような車も一つの選択肢かもしれません。
さて、あなたはどちらは派でしょうか?
140馬力のジムニー:ジムニーで140馬力を実現するには
このようにジムニーで140馬力を実現するのは、夢ではありません。
ただし、通常の馬力でもかなり強いので十分だという人も多いので、街走りが8割がたのひとは100ぐらいで十分なのでは?
というのが大方のコメントで、大体の方がここまでアップしたいとは思っていないようですね。
実際100馬力へ変更した方でもかなりの実力を実感しています。