ジムニーJB23の燃費を改善するにはどうしたらよいのでしょうか。
ジムニーJB23はジムニーの3代目モデルとして1998年から2018年の初頭まで実に20年にわたって販売され続けたロングセラーモデルです。
そんなかつて人気を誇り現在も中古車市場を賑わせているジムニーJB23ですが、燃費の悪さがネックになっています。
その燃費の悪さを改善することができないかということをお話ししていきます。
ジムニーJB23の燃費を改善する必要あり?
ジムニーJB23の燃費は実際に改善したくなるほどのレベルなのでしょうか。
結論を言うと軽自動車とは思えない位のレベルです。
確かにカタログに記載されている公称値(いわゆるカタログ値)は14.8km/L(MT車)、13.6km/L(AT車)となっていますが、実際の燃費はAT車で10km/Lを切ることもあります。
ここまで悪いと軽自動車でありながら、普通車のクロスカントリー車と変わりありません。
そんなジムニーのJB23の燃費を改善するというのは十分意義があることと言えるのです。
工夫次第ではカタログ値に迫る数値まで引き上げることができるからです。
ジムニーJB23の燃費を改善すべきポイントは?
ジムニーJB23の燃費はなぜ悪いかというとエンジンからすでに20年以上前のものを使用しているからです。
当時は燃費が注目され始めたかどうかという時期で走破性を重視するジムニーにとって燃費よりもトルクを重視したものが至上の目標だったらからです。
このほかにも燃費の悪い理由は多くあります。
車重も同社のアルトより数百キロ重いですし、ギア比も低速重視ですし駆動が4WDなので燃費のロスが大きく、更にターボもついているので燃料消費が著しいのです。
そんなジムニーJB23ですが、ポイントとして、コンディションを変えるだけでも燃費が改善してきます。
次の項目ではそう言った方法についてお話しします。
ジムニーJB23の燃費改善!まずはこれを試そう!
ジムニーJB23の燃費改善としてタイヤの空気圧やモードを変えるだけでも燃費が向上します。
タイヤの空気圧としてはこまめな空気圧チェックはもちろんですが、気持ち規定(前160kpa、後180kpa)よりも空気圧を高めることでも地面の抵抗が下がります。
またジムニーJB23もモードが切り替えられるのでFRリアの2輪駆動モードで市街地を走り、山間部や坂道など必要に応じて4輪駆動モードにするという方法を取ることによって燃費の改善が期待できるのです。
また荷物も余計なものを積まず、必要に応じて積んだり降ろしたりすることによっても燃費改善効果が得られます。
ジムニーJB23の燃費を改善するメンテナンスの紹介
前の項目では気軽にできるジムニーJB23の燃費改善をご紹介しましたが、メンテナンスをお願いしたり、自分でできる場合には燃費改善に効果的な方法が更に増えます。
いくつか方法がありますが、代表的なものはフィルターとグリスです。
エンジンにあるエアフィルターをキレイなものに交換することによってより効率的な燃焼が行えるようになるため燃費が向上しますし、走行時の抵抗を下げることによっても燃費が向上しますから、フロントのハブ(全輪の軸付近の構成部品)へ、より上質なグリス(動きを良くさせるための粘り気のある油)を入れることによって動きがスムーズになり燃費が改善します。
ジムニーJB23の燃費改善グッズを紹介!
メンテナンスも普段の工夫も行って、それでも燃費を向上させたい場合は燃費改善グッズを利用してジムニーJB23の燃費改善を図ります。
ただ、これらの効果をより高めるためには今まで紹介した方法を行うことが必要なので、まず前に説明した方法を行ってから燃費改善グッズを利用することをおすすめします。
具体的な商品名は挙げあられませんが、シガープラグに差すことで燃費が向上するものや自動車の電装系にアースを追加して電装の性能を改善させるものからサンシェードでエアコンのクーラーの使用を下げるというものまでありますから、まずはサンシェード当たりから試してみてはいかがでしょうか。
ジムニーJB23の燃費は改善できる
ジムニーJB23の燃費は実際に軽自動車としては良い方ではありません。
しかし、メンテナンスや乗り方の工夫をすることによって燃費の改善を期待することができます。
改善グッズを利用するという方法もありますが、いきなり手を出すというよりはできることを一通り行った後の方が効果的な場合も少なくないので、最後の手段という形で行うことをおすすめします。