ジムニーで車検に通らないことはあるのでしょうか。
ジムニーは、カスタムしていると車検に通らないことが少なくありません。
日本の車検制度は世界で最も厳しいとされており、厳格な規定の範囲内でしか車検に通過しないわけです。
カスタムを楽しみつつも車検に通らない範囲を知っていれば、ある程度避けることが出来ます。
ジムニーの車検が通らないパーツを調べよう
ジムニーの車検が通らない理由は、軽自動車規格の範囲内で厳格に管理されているからです。
全てのパーツ変更が原因で車検に通らないわけではなく、ジムニーでは車検に引っ掛かる可能性が高いパーツを事前に調べておくことで手間を省けます。
車高のリフトアップやサスペンションでリーフスプリングを交換した場合には、改造扱いとなるだけでなく指定部品以外の改造に該当するので安全性を確保する観点から認められません。
また、車体からはみ出すほどの太いタイヤを装着した場合も、車検が通らないと考えて良いでしょう。
ジムニーをカスタムしてオフロード仕様にする際には、私有地のみで走らせるために部品交換をする以外、車検に通らない可能性が多くなります。
ジムニーの車検が通らない場合は指定部品交換なら保安基準を満たせる
ジムニーの車検は、指定パーツ交換なら保安基準さえ満たせば車検に通らないという状況を避けられます。
サスペンションならば、リーフスプリングの交換は車検に通らないですが、コイルスプリングについては交換していても指定部品のために保安基準さえ満たしていれば問題ありません。
指定部品かどうかという点と、保安基準を満たしているかどうかが重要となるので、ジムニーの車検はあくまでも指定部品のみを保安基準の範囲内で改造したパーツでカスタマイズすれば良いです。
指定部品のリストを参照しながら、車検に通る範囲内で改造をして車検に通すと良いでしょう。
ジムニーの車検が通らないよくある理由はリフトアップ
車検が通らないよくある理由は、ジムニーのリフトアップにあります。
旧モデルと最新モデルではサイズに違いがあるものの、2018年発売の新モデルでは4cmを超えてリフトアップしただけで車検に通らない状況です。
軽自動車規格の範囲内に収めたとしても、構造変更をしていない限りは4cm以内でしか日本の車検制度では通過できません。
車検証に記載されている寸法と保安基準の範囲内に収まっているかどうかを車検により確認することになるので、車検証に記載されている寸法から明らかに違いが出てしまうと同じ性能が出て安全に走行出来ると保障できないからです。
ジムニーの車検が通らない場合でリフトアップが原因なら構造変更をしよう
ジムニーのリフトアップで車検が通らないならば、陸運局へ構造変更の届け出を行うと良いです。
軽自動車規格の最大値から計算すると、2018年モデルのジムニーは車高を27cmまでリフトアップ可能です。
車検制度の特徴として、車検証に記載されている寸法と保安基準を満たしているかどうかを確認するので、構造変更を陸運局に届け出て寸法測定を受けていれば車検に通ります。
保安基準を満たさない指定部品を使用していれば車検に通らないですが、しっかり基準を満たした上で車検に臨めばあくまでも基準に基づく判断が行われるので車検に通るでしょう。
ジムニーの車検が通らない場合で構造変更が原因ならば車検前のカスタムが良い
ジムニーの構造変更で車検が通らないことを防ぐためには、車検前のカスタムを行うと良いです。
なぜなら、車検を通してから構造変更を行うと構造変更の申請をして計測を受けた時点で前回通した車検が無効になるからです。
構造変更を行う際には、同時に車検を新たに通している状態となるので、どうせなら車検前に合法的な構造変更の届け出を行うと良いでしょう。
車検に通らなかった部分を整備し直して再度車検に臨めば、構造変更を行っても車検に通らないことは無いと分かります。
車検前にカスタムを行うことで、車検に通過しやすいカスタムの範囲を学べます。
ジムニーの車検が通らないことが無いように知識をつけよう
ジムニーの車検が通らないという事態にならないように、必要な知識を身につけておくと良いです。
カスタマイズ性が高いジムニーは、軽自動車規格の範囲内でリフトアップを始めとする様々なカスタマイズを楽しめます。
車検に通すためにもカスタム化は車検前に行っておくと、車検後にもそのままカスタム車として乗り続けることが可能です。