ジムニーを買うなら何型がいいのでしょうか。
2018年7月に4代目にフルモデルチェンジを行ったスズキの軽クロスカントリー車ジムニーですが、先代モデルは複数回のマイナーチェンジを行っており、数々の改良・変化が施されています。
その中でもおすすめ車を紹介します。
ジムニー 買うなら何型? JB23 1型~JB2型
スズキジムニーのJB23 1型は1998年に登場した先代ジムニーでももっとも初期のモデルとなっています。
フレーム構造などにはこれ以降のモデルでも大きな変化はありませんが、安全性能などは後のモデルで改良を受けています。
トータルの性能で言えば後のモデルがおすすめとなりますが、中古車としての価格面のメリットが非常に大きい点がおすすめポイントです。
また、1999年10月に登場したJB23 2型に関しては外観や内装にほとんど違いですがエアバッグやABSなどの安全装備が充実しているため、選びやすくなっている点がメリットです。
ジムニー 買うなら何型? JB23 3型~JB4型
スズキジムニーのJB23 3型は2000年4月に登場しており、ABSユニットなど小変更されています。
先のJB2型と比較した差は小さく、程度や走行距離と価格のバランスで選んで構わないと言えるでしょう。
なお、この代から後輪駆動モデルが追加されており、デザインが変更されています。
後輪駆動のフィーリングを楽しみたいのであればおすすめです。
JB23 4型はJB23 3型のFRモデルをベースにデザインをリニューアルしており、エンジンの高性能化も果たされているため、多少の価格差であればJB23 4型以降がおすすめとなります。
ジムニー 買うなら何型? JB23 5型~JB6型
ジムニーのJB23 5型は2004年に登場し、トランスファーの切り替えレバーがスイッチへと変更されている点がポイントですが、若干室内装備はコストダウンの影響を受けており、シートのランバーサポートの省略やリアシートの格納機構の簡略化などが行われています。
同程度の走行距離であればJB23 4型の方がおすすめと言えるでしょう。
また、2006年10月に登場したJB23 6型はJB23 5型をベースにヘッドライトのオートレベライザーの装備、ドアミラーの変更などが行われており、JB23 5型よりはおすすめと言えます
ジムニー 買うなら何型? JB23 7型~JB8型
2008年6月に登場した JB23 7型はエンジンがさらに改良されておりトルクが向上しています。
また、この型以降からエアロッキングハブコントローラと4WDコントローラが統合されていることも特徴で二輪駆動から→四輪駆動悪路走行対応の4-Lへの切り替えができる点が大きな利点となっています。
2010年8月に登場した JB23 8型ではJB23 7型ベースにインテリアの装飾の変更やシートベルト機構の変更と故障診断装置の追加を行っています。
乗り潰すような用途であればJB23 7型でも構いませんが中古価格差相応の性能アップをJB23 8型はしていると言えるでしょう
ジムニー 買うなら何型? JB23 9型~JB10型
2012年5月に登場したジムニーのJB23 9型はJB23 8型までとはボンネットフードの高さが異なるなど、外観面でも変化しています。
チャイルドシート装着の面でもメリットがありますが、チャイルドシート不要であればJB23 8型でも構わないでしょう。
2014年8月に登場したJB23 10型は先代ジムニーの最終型となっています。
メーターやシートのデザインが変更され、デジタル時計が装備されていることが特徴です。
中古価格にプレミアの付く車ではないため、走行距離と価格が条件に合えばJB23 8型以前でも構わないでしょう。
ジムニー 買うなら何型?最新型?
先代ジムニーは現行ジムニーとは異なる方向性のスタイリングがポイントで、ロングセラーのため中古車が選びやすくなっています。
販売期間の関係からJB23 10型が比較的台数が多く、色も選びやすくなっています。
逆に初期型は走行距離が多く欠点や、色に制限があるものの20万円程度から手に入る点が魅力と言えるでしょう。