ジムニーのLEDヘッドライトのおすすめはどんなものがあるのでしょうか。
ジムニーのカスタマイズに興味があると言う方の中には、LEDヘッドライトに変更したいけれども種類が多く、どの製品がおすすめなのか分からないと言う方も多いのではないでしょうか。
LEDヘッドライトは、HIDライトよりも導入しやすくハロゲンランプと比べて寿命が長いことから昨今では主流となっているヘッドライトですが、あまりにも安価な物を購入してしまうと後々トラブルを引き起こす原因となるため、正しい知識を身につけ製品を選ばなくてはなりません。
そこで今回は、LEDヘッドライトのメリットやデメリット、実際のジムニーユーザーから評価の高い物の紹介などを中心に、ジムニーとLEDヘッドライトについて解説していきます。
ジムニー LEDヘッドライト おすすめ:ハロゲン・HIDライトと比べた場合のメリット
LEDタイプのヘッドライトに交換をしたいけれども、ハロゲン・HIDライトと比べて具体的にどの様なメリットがあるのかよく分からないと言う方もいらっしゃると思います。
まず、ハロゲンランプと比べた場合ですが圧倒的に明るく夜間の視認性が向上します。
また、寿命に関してはハロゲンライトが約500~1000時間であるのに対してLEDライトは、約10,000時間と長寿命である事も大きなメリットと言えます。
次にHIDライトと比べた場合ですが、導入費用を安く抑えることが可能です。
HIDライトを導入する場合、電子バラストと呼ばれる電圧をコントロールする為のユニットが必要となり、HIDランプとは別に約5,000~10,000円程度の機器を別途で用意しなければなりませんが、LEDライトの場合には既存のケーブルを使用して接続することができるため、コストを大きく減らすことが可能となります。
また、HIDライトは光量を維持するためにキセノンガスや水銀などを注入しており、劣化と共にこれらが抜け徐々に光量が低下すると言ったデメリットが存在しますが、LEDライトの場合には発光ダイオードと呼ばれる半導体を使用しているため、劣化がほとんど無いと言う事も大きなメリットと言えます。
ジムニー LEDヘッドライト おすすめ:ハロゲン・HIDライトと比べた場合のデメリット
LEDヘッドライトはハロゲン・HIDライトと比べて高寿命で劣化が少ないなどのメリットが多数ありますが、反面ハロゲン・HIDライトと比べて劣っているデメリットも存在します。
LEDヘッドライトはハロゲンライトと比べると圧倒的な明るさを誇りますが、元々の電圧が低く発光ダイオードは1つの部品から出る光量が弱いという特徴もあるため、電圧の高いHIDと比べると明るさはあまり期待できません。
また、ハロゲン・HIDライトと比べると発熱量が少ない事から寒冷地などでは、ヘッドライトの熱で雪や氷を溶かすという事ができず、ユーザーが自ら取り除かなければならないなどの手間が掛かる場合があります。
さらに、元々の光量が弱いことに加えて極力白い光を出す構造の為、雨などの悪天候時には光が反射してしまい視認性が低下するなどのデメリットを併せ持っています。
各ライトと比べた場合のメリットやデメリットが分かった所で、次からの項目では実際にジムニーユーザーから評価の高いおすすめのLEDヘッドライトを紹介していきます。
ジムニー LEDヘッドライト おすすめ:ジムニーにおすすめのLEDヘッドライト・その1
PHILIPS X-treme Ultinon
このライトは、世界でもトップクラスのヘッドライトシェア率を誇るフィリップスから販売されているLEDヘッドライトです。
フィリップ製ヘッドライトは、純正品のハロゲン・HIDライトとしても採用されることが多く、耐久性が高く高品質な事から多くのユーザーが交換品としても使用をしています。
光の明るさを示す光束力は1,100~1,400ルーメンとやや低めですが、独自の技術を取り入れ純正LEDライトよりも200%明るく見えるという事も特徴となっており、ブランドに対する信頼や安心感からジムニーユーザーに高い評価を得ているLEDヘッドライトとなっています。
また、3年間の長期保障が付いているという点も評価が高い理由の1つとなっている様です。
ジムニー LEDヘッドライト おすすめ:ジムニーにおすすめのLEDヘッドライト・その2
IPF LED HEADLAMP CONVERSION KIT 341HLB
このライトは、自動車部品においてヘッドライトやフォグライトのライト部分を専門に製造しているIPFから販売されているLEDヘッドライトとなります。
IPF製ライトは国内生産で高い品質を保っている事が特徴となっており、ハロゲン・HIDライトの評価も高いブランドです。
このLED HEADLAMP CONVERSION KITの特徴は、低電圧でありながらも光の明るさを示す光束力が2,800ルーメンと高くなっており、夜間でも高い視認性を確保することができるという点にあります。
また、放熱を行うためのヒートシンクやファンが一体化したオールインワンモデルという事で故障する確立を大きく低下させると同時に、純正ライトに近いカットラインを作り出す設計となっているため、夜間の運転が多いジムニーユーザーから高評価を得ているLEDヘッドライトでもあります。
ジムニー LEDヘッドライト おすすめ:ジムニーにおすすめのLEDヘッドライト・その3
PIAAファンレスヒートシンクシリーズ・LEH110
このライトは、様々な自動車社外製品を製造しているPIAAから販売されているLEDヘッドライトとなります。
PIAA製ライトは高品質でありながらもコストパフォーマンスに優れ、耐久性も高いという特徴があり様々な車種のユーザーから高評価を得ているブランドです。
特にこのファンレスヒートシンクシリーズは、商品名の通り放熱をする為のファンが取り付けられていないのにも関わらず、高い放熱性を実現しておりファンが無いことによってヘッドライト自体が小型化されていると言う特徴を持っています。
そのため、ジムニーなどのエンジンルームが狭めに設計されている車種のユーザーからメンテナンス性が高く評価されているLEDヘッドライトでもあるのです。
また、従来品と比べて消費電力が70%以上も低減されている事からバッテリーへの負担を減らし、燃費の向上も期待することができるヘッドライトとなっています。
ジムニー LEDヘッドライト おすすめ:まとめ
今回は、LEDヘッドライトのメリットやデメリット、実際のジムニーユーザーから評価の高い物の紹介などを中心に、ジムニーとLEDヘッドライトについて解説してきましたが、LEDヘッドライトはハロゲン・HIDライトと比べて様々なメリットやデメリットを併せ持っていることが分かったと思います。
インターネット通販では比較的に安価な物も販売されていますが、耐久性や放熱性が大手メーカーの物よりも劣る場合があり信頼に欠ける商品も存在するため、どの商品が良いのか迷ってしまった場合には、前述したおすすめの商品を参考にし、信頼性の高い物を選んでいくと良いでしょう。