ジムニーのパーツでJA11のカスタム用にはどんなものがあるのでしょうか。
現在ジムニーJA11型に乗っている方の中には、カスタマイズ用のパーツを探していると言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
JA11型は、発売から約20年近く経過した現在でも人気車種である事から、様々なメーカーから多くのカスタムパーツが販売されているため、人気のあるパーツに興味を持っていると言う方は多いはずです。
そこで今回は、JA11型ジムニーの説明や主なカスタマイズ箇所、JA11型のカスタムパーツで人気と評価の高い物の紹介などを中心に、ジムニーとJA11型カスタムパーツについて解説をしていきます。
ジムニー パーツ JA11:JA11型ジムニーとは?
ジムニーは1970年の販売開始以来、現在でもモデルチェンジを繰り返しユーザーに愛されている車種ですが、JA11型と聞いてもどの時代のモデルなのかよく分からないと言う方もいらっしゃると思いますので、まずはJA11型ジムニーの説明をしていきます。
JA11型ジムニーとは、1990年3月に販売が開始されたいわゆる2代目ジムニーと呼ばれる型式の物を指します。
2代目ジムニーは1981年にフルモデルチェンジが行われ、1986年には軽自動車として初めて水冷4サイクルターボエンジンを搭載したJA71型というモデルが発売されましたが、1990年1月に軽自動車規格の大きな変更が発表されたため、これに合わせる形で排気量を660ccクラスにアップさせたJA11型ジムニーの販売が開始されました。
このJA11型は、本格的なクロスカントリー車を家庭でも手軽な価格で楽しむことができたことから爆発的なヒットとなり、現在のジムニーの地位を築く礎にもなった車両でもあります。
その人気の高さは衰えることが無く、発売から約20年近くが経った現在でも専用のカスタムパーツが販売されるなど、時代を超えてカスタマイズを楽しむことができる車である事も大きな特徴です。
ジムニー パーツ JA11:どんな箇所のカスタムが多い?
JA11型ジムニーは、約20年が過ぎた現在でも人気が高く数多くのカスタムパーツが販売され続けている車ですが、具体的にはどの様な箇所がカスタムされているのか興味があるという方は多いのではないでしょうか。
具体的な例を挙げていくとキリが無い程の箇所がカスタマイズされているため、全てを説明していくことはできませんが、代表的な箇所としては外装(バンパーやグリル部分)・足回り(サスペンションやスプリング)・排気系(マフラーやエキゾースト部分)などの箇所が、最も多くカスタマイズされている部分となります。
なぜ、この部分をカスタムする方が多いのかという疑問が浮かび上がると思いますが、理由として個人でも比較的簡単に施工を行うことができ、手軽にJA11型の走行性能をアップする事ができる点や外観をイメージチェンジする事ができると言う点が大きな理由として挙げられます。
これらを踏まえて、次からの項目では実際にJA11型のカスタムパーツで人気と評価が高い物を種類ごとに紹介していきます。
ジムニー パーツ JA11:ジムニーに人気のカスタムパーツ・外装編
ここからはJA11型ジムニーのカスタムパーツで人気と評価が高い物を種類ごとに紹介していきます。
まずは外装の人気カスタムパーツです。
モーターファーム ビンテージグリルシリーズ
このパーツはジムニーのカスタムパーツを専門に開発しているモーターファームから販売されているフロントグリルカスタムパーツとなります。
JA11型ジムニーは、海外で軍用車両としても採用されている実績があり日本においては軍用車両風にカスタムするユーザーが多数存在します。
その中でもこのフロントグリルは、米軍でも採用されているハマー・H3という軍用車両のフロントマスクにイメージチェンジを行うことが可能という理由から人気の高いカスタムパーツです。
モーターファーム スチール製バンパー
このカスタムパーツは、フロントグリルと同じくモーターファームから販売されているスチールバータイプのバンパーとなります。
JA11型ジムニーはタイヤの大型化などのカスタマイズも頻繁に行われる車種としても有名ですが、その際にバンパーカットを行うことも少なくありません。
しかし、この金属バータイプのバンパーを装着すれば既存のバンパーを加工すること無くタイヤを大型化する事ができ、さらに車検も通過させることができると言う点から人気の高い外装系カスタムパーツとなっています。
ジムニー パーツ JA11:ジムニーに人気のカスタムパーツ・足回り編
次にJA11型ジムニーで足回り系の人気カスタムパーツです。
TENNECO製 モンロー・ロングショックアブソーバー
このパーツはアメリカに拠点を置き様々な車種の足回りパーツを専門に設計しているTENNECO(テネコ)から販売されているショックアブソーバーとなります。
ショックアブソーバーの役割は、路面からの突き上げが起こった場合に衝撃を吸収しスムーズに段差を乗り越えるための役割を担っていますが、JA11型ジムニーの場合には標準装着されている物の衝撃吸収力が弱く乗り心地が悪いという弱点を持っています。
このショックアブソーバーは、純正ショックアブソーバーよりもストローク幅が大きく路面の突き上げを大きく吸収する特性を持っており、舗装道路の走行に加えて山道などゴツゴツとした未舗装路でも安定して走行することが可能な足回りカスタムパーツです。
特に舗装路での衝撃吸収に優れており、特殊なサスペンション構造となっているJA11型ジムニーの乗り心地や走行安定性を向上させるのに最適なパーツとなっています。
同社からは、ランチョと言う名称のハイパフォーマンスショックアブソーバーも販売されていますが、価格が高く性能とのバランスが取りづらいと言う観点からジムニーユーザーには低コストで乗り心地を改善できるモンローシリーズが人気の様です。
ジムニー パーツ JA11:ジムニーに人気のカスタムパーツ・排気編
最後はJA11型ジムニーで人気のカスタムパーツ、排気系カスタムパーツです。
APIO製TOTSUGEKI ジェットストリームマフラー 静香御前
このパーツは、ジムニーのカスタムパーツを専門に設計しているAPIOから販売されているJA11型/JA12型ジムニー専用ステンレスマフラーとなります。
マフラーの交換は、車の馬力や走行性能を行う上で最初に行われるカスタマイズとしても有名ですが、このマフラーは他社製品よりも特に排気ガスの抜けが良く馬力アップを肌で体感できるほど走行性能が向上するカスタムパーツでもあります。
APIO製マフラーはJA11型ジムニーをはじめとしたジムニーユーザーの間で、走行性能を向上させる定番のカスタムパーツとなっており、多くのユーザーから高い人気を得ています。
バンパーの取り外しや加工を行うこと無く装着でき、車検対応品である事から人気のカスタムパーツですが、ネーミングの静香御前と言う名称とは裏腹に排気音はやや大きめとなっていますので、静音性を重視する場合には注意をしてください。
ジムニー パーツ JA11:まとめ
今回は、JA11型ジムニーの説明や主なカスタマイズ箇所、JA11型のカスタムパーツで人気と評価の高い物の紹介などを中心に、ジムニーとJA11型カスタムパーツについて解説をしてきましたがJA11型は発売から現在まで高い人気を誇り、カスタムパーツも数多く販売されている事が分かったと思います。
主に多くのユーザーがカスタマイズを行う箇所は、外装・足回り・排気系が中心となり前述したカスタムパーツの人気が高くなっていますが、JA11型の場合にはこのほかにもエンジン回りや内装など様々な箇所のカスタムが可能となっていますので、好みに合わせてオリジナルの1台を作り上げていくと良いでしょう。