ジムニーのホーンでおすすめはどんなものがあるのでしょうか。
ジムニーのカスタマイズに興味があるという方の中には、ホーンを交換してみたいと考えている方もいらっしゃると思います。
ホーンの交換は、車の外観や性能を変化させるためのカスタマイズでは無いため見た目の変化を期待することはできませんが、鳴らしたときの音色は純正品とは大きく異なり、高級感を演出する事ができる事から多くのユーザーがカスタマイズを行っています。
そこで今回は、ホーンの選び方や実際に装着されている物の中でも評価の高いホーンの紹介などを中心に、ジムニーとホーンについて解説していきます。
ジムニー ホーン おすすめ:ホーンとは?
ホーンと言う器具の名前は知っているけれども、どのような役割があるのかイマイチ分からないと言う方もいらっしゃると思いますので、まずはホーンについて説明をしていきます。
ホーンとは、事故の恐れがある場合など相手に注意喚起を促すための警音器を指し、自動車の場合にはクラクションやホーンと言う名称で呼ばれています。
このホーンは、自動車を安全に使用する上で必ず装着を行わなければならない保安部品に指定されているため、公道を走行する車両には装着が義務づけられており、それと同時にホーンを鳴らす部分には警笛スイッチだとひと目で分かるよう、ラッパマークの設置もしなければならないと定められています。
また、どんな警笛音でも良いと言う訳ではなく音楽を奏でる様な音色や音調が変化する物は警音器として認められず、道路運送車両法において一定の基準に適合した物のみ設置が可能となっている事が特徴です。
昨今では、イモビライザーなど盗難防止システムの作動時に周囲へ異変を知らせる場合にもホーンが使用されるなど、警笛の他に防犯装置としても役割を担っています。
ジムニー ホーン おすすめ:ホーンの選び方
ホーンは自動車を安全に使用する上で必ず装着をしなければならない保安部品の1つですが、交換する場合はどのような物を選べば良いのでしょうか。
前述した通り、ホーンは音楽を奏でる様な音色の物や音調が変化する(緊急車両の警告音の様なもの)物は装着することができませんが、カー用品店などで販売されているホーンの殆どは、これらの保安基準に全て適合した物が販売されているためパッケージや説明書きに「保安基準適合品」という記載があれば、どの音色のホーンを選んでも問題はありません。
昨今では、欧州車などに装着されるユーロスタイルホーンと呼ばれる音色の物や高級車種に標準装備される音色の物が人気となっており、これらの中から好みの音色の物を選ぶと良いでしょう。
ただし、市販されているホーンの中にはサイズが大きくジムニーなどエンジンルームが狭めに設計されている車には、装着が行えない商品もある事から極力、標準装備されているホーンに近いサイズの物を選択する事が望ましいと言えます。
これらを踏まえて、次からの項目では実際のジムニーユーザーから評価や人気の高いホーンを紹介していきます。
ジムニー ホーン おすすめ:ジムニーにおすすめのホーン・その1
MITSUBA ALPHA II
このホーンは、多くの車種の純正標準ホーンを製造しているミツバサンコーワから販売されている、汎用カスタマイズホーンです。
実に70年以上、ホーンなどの自動車保安部品に関わってきたホーントップブランドでもあり、その中でもこのALPHA IIは長年トップセールスを記録するほど人気の高いホーンとなっています。
音色は480Hzと400Hzを組み合わせたヨーロピアンサウンドとなっており、ジムニーをはじめとした様々な車種のユーザーから人気の高いホーンとなります。
カラー展開もグリーン、ホワイト、シルバーの3種類から選ぶ事ができ、フロントグリル部分にデザインのアクセントを加えることができると言う点や、高品質・高耐久でありながらも市販価格が3,000円程度と安価である点も人気の高い1つ理由となっています。
ジムニー ホーン おすすめ:ジムニーにおすすめのホーン・その2
PIAA スレンダーホーン
このホーンは、HIDバルブやワイパーブレードなど様々な自動車製品を開発しているPIAAから販売されている、カスタマイズホーンとなります。
500Hzと400Hzを組み合わせたヨーロピアン調のサウンドとなりますが、他社製品と比べてやや低音域が強調されている音色となっている事から、重厚感を感じさせる点が特徴と言えるホーンです。
また、エンジンルームの狭い車種にも装着が行える様、厚みを40mm以下に抑えた設計や埃などの侵入により音への悪影響を防ぐためのガードフィンを装着している事も特徴となっていることから、悪路走行を行うことも多いジムニーには最適なホーン1つとなっており、ユーザーからの評価も高い物となっています。
ジムニー ホーン おすすめ:ジムニーにおすすめのホーン・その3
丸子ホーン SUPERGIGA
このホーンは、自動車の警音器を専門に製造している丸子警報器から販売されているホーンとなります。
丸子ホーンの製品は、主にトヨタ車やスバル車に標準装備されており、純正ホーンとしては前述したミツバ製の物と並び国内トップクラスのシェアを誇るメーカーです。
昨今では、トヨタ自動車の高級ブランドに当たるレクサスブランドの純正ホーンも製造しており、高級感を演出する事のできるホーンとして注目を集めています。
このSUPERGIGAと言うホーンは、市販されているホーンの中でもレクサス車標準搭載品に極めて近いラグジュアリーな音色である事から人気が高く、オフロード車であるジムニーでも手軽に高級感を演出できる事から評価の高いホーンとなっています。
トヨタ車販売店やレクサス車販売店でも、純正部品としてほぼ同じ物を注文することができますが、価格が市販品として購入するよりも2倍以上してしまうため、コストを抑えると言う観点からもインターネット通販やカー用品店などで購入することをおすすめします。
ジムニー ホーン おすすめ:まとめ
今回は、ホーンの選び方や実際に装着されている物の中でも評価の高いホーンの紹介などを中心に、ジムニーとホーンについて解説してきましたが、ホーンには警笛の他に盗難防止措置のとしての役割も担っていることが分かったと思います。
基本的にはカー用品店などで保安基準適合品と言う記載のある物であれば、どの商品を選んでも問題はありませんが、ジムニーなどエンジンルームの狭い車種の場合には、ホーン自体のサイズが原因で装着することができない場合もありますので、購入前に標準装備されている物のサイズと比較をすると良いでしょう。
また、ホーンは周波数が同じ物でもメーカーによって高音寄りや低音寄りなどの特徴があるため、紹介した商品を参考に実際の音を聞き比べ選ぶ事をおすすめします。