ジムニーのバッテリーでおすすめはどんなものがあるのでしょうか。
ジムニーに乗っている方の中には、バッテリーの交換を検討しているけれども、色々な種類がありどの製品が良いのか分からないと言う方も多いのではないでしょうか。
昨今では、アイドリングストップ機能などバッテリーに負荷が掛かる装置が搭載されている事から、バッテリーの寿命が短くなる場合もあるためバッテリーのメンテナンスは、こま目に行わなければなりません。
そこで今回はバッテリーの交換目安や寿命についての説明、ジムニーに装着できる物の中でも評価の高い物の紹介を中心に、ジムニーとバッテリーについて解説していきます。
ジムニー バッテリー おすすめ:バッテリーの交換目安や寿命
自動車を安全で快適に乗るためには、日頃のメンテナンスが欠かせませんがその中でもバッテリーのメンテナンスはエンジンの始動やヘッドライトの点灯など重要な役割を担っている事から、メンテナンスの優先度が高い項目となります。
では、バッテリーの交換目安や寿命はどのくらいなのでしょうか。
これは、バッテリーのグレードや自動車の使用頻度によって異なるため全てに当てはまる事ではありませんが、一般的には2年~3年程度で寿命が訪れると言われています。
実際には4年~5年ほど使用できてしまうケースも多く存在しますが、バッテリーというのはある一定の劣化度合いに達すると、急激に性能が低下すると言う特性があるため最低でも3年に1度の期間で交換することが望ましいと言えます。
また、上記の寿命とは関係なくエンジンを始動する際にセルと呼ばれる機器の回りが鈍い場合やヘッドライトの光が普段よりも暗く感じると言う場合には、バッテリーが劣化し機能が低下しているというサインになるため、バッテリーを交換する目安にすると良いでしょう。
ジムニー バッテリー おすすめ:バッテリーの選び方
バッテリーは車のサイズや電装系装備品の数によって搭載される種類が異なるため、どんな物でも良いと言う訳ではありません。
たとえば、最新モデルであるジムニーJA64型には「55B24L」と言う規格のバッテリーが搭載されていますが、左端の55と言う数字はバッテリーのパワーを表しており、この数字が大きいほどバッテリーの性能が高いという事になります。
次に「B」と言う表記ですが、これはバッテリーの短側面の長さを表しておりC~Hへと進むにつれてサイズが大きくなります。
「24」というのは長側面の長さをcmで表しているため、短側面と長側面の大きさで総合的なバッテリーの箱のサイズが決まります。
最後の「L」と言う文字は、バッテリー端子のマイナス位置を示しています。
バッテリーの搭載位置は拡張を行ったり縮小する事ができませんので、バッテリーを交換する場合にはパワー性能以外のサイズは標準搭載されている物と同じ規格の物を選ばなければならないのです。
これらの事から、ローマ字表記とその次に来る数字は固定となりライト類や電装系装備品が多い場合には1番左側のバッテリーパワーを示す数字を大きくしていくと言う事が基本的なバッテリーの選び方となります。
ジムニー バッテリー おすすめ:ジムニーにおすすめのバッテリー・その1
バッテリーの交換目安や選び方が分かった所で、ここからは実際に評価の高いおすすめのバッテリーを紹介していきます。
Panasonic Blueバッテリー・Caos
このバッテリーは、家電製品でも馴染みのあるパナソニックから販売が行われている自動車用バッテリーで、2006年から販売が開始されたモデルとなります。
使用中にバッテリー内部で発生する水蒸気の外部放出を抑え、同時に発生する有毒ガスのみを放出させる特殊な構造となっている事から、バッテリー液を補充する必要がなくメンテナンスフリーとなっている事が特徴です。
別売りの、LifeWINKと呼ばれる機器を装着することでバッテリーの寿命具合を目で見て確認することも可能です。
また、ノイズが少なく良質な電気を生み出す事ができるためカーオーディオの音質を向上させるためのカスタマイズとしても用いられる事の多いバッテリーでもあります。
ジムニーユーザーからは耐久性が高く高品質である事から評価が高く、バッテリーパワーが80のモデルが人気の様です。
ジムニー バッテリー おすすめ:ジムニーにおすすめのバッテリー・その2
BOSCH ハイテックシルバー
このバッテリーは、様々な自動車部品や電動工具などを製造するBOSCHから販売されているバッテリーです。
以前は、欧州車向けカーバッテリーの製造が中心でしたが近年は日本車向けバッテリーの販売も行っており、カー用品店などでもよく目にするメーカーです。
バッテリーの寿命に大きく関わる極板には、シルバー合金を使用し発電効率を向上させている事や完全密封型筐体となっていることから、バッテリー液の減少を抑える構造となっており耐久性に重点を置いている点が特徴です。
また、大容量で長寿命を実現していながらも、国産他社バッテリーと比べて価格が半値ほどである事からコストパフォーマンスに優れている事も特徴となっており、寒冷地などの悪条件で走行を行うユーザーから評価の高いバッテリーとなっています。
ジムニー バッテリー おすすめ:ジムニーにおすすめのバッテリー・その3
OPTIMAバッテリー イエロートップ
日本ではあまり馴染みの少ないアメリカ発のバッテリーですが、昨今ではミニバン車やクロスカントリー車など大容量の電源を必要とする車種のユーザーから人気の高いバッテリーとなっています。
OPTIMAバッテリーは、他社製品の様に大量の電解液を使用する事はなく螺旋状に巻き込まれた繊維に電解液を染みこませ極板と挟み込む特殊な構造となっている事から、一般的なバッテリーよりも内部の腐食が発生しづらく、約2倍以上高い耐久性を実現していると言う特徴があります。
また、極板面が巻物状の構造となっている事から通常のバッテリーよりも発電面積が広く、大容量の電気を生み出せるという点も大きな特徴となっており、パワーと耐久性を求めるユーザーから高評価を得ているバッテリーです。
ジムニー バッテリー おすすめ:まとめ
今回はバッテリーの交換目安や寿命についての説明、ジムニーに装着できる物の中でも評価の高い物の紹介を中心に、ジムニーとバッテリーについて解説してきましたが一般的には2年~3年がバッテリーの寿命である事が分かったと思います。
エンジンの始動が鈍い場合やヘッドライトが暗く感じるなどの症状が発生した場合には、平均的なバッテリーの寿命とは関係なく劣化が始まっているサインとなりますので交換の目安にすると良いでしょう。
また、バッテリーの選び方は搭載することのできるサイズが決められているため、元々搭載されていたサイズ範囲内の物を選び、装着している装備品と合わせながらバッテリーパワーの性能を決めていくことをおすすめします。