オデッセイのバンパーの外し方を紹介します。
カスタマイズはもちろんですが、いろいろな理由でバンパーを外したいときに参考にできるよう手順とコツを詳しく解説します。
オデッセイ バンパーの外し方|フロントグリル
車体前側の中心から少し奥にジャッキアップポイントがあります。
少し出っ張った感じになっているのでわかり易いです。
油圧ジャッキで上けた後は必ずウマをかけます。安全の確保のためウマは必ず使います。
また、バンパーを外すときや工具を使うときにちょっとしたことで車体に傷がつくことを防ぐために、バンパー周りにマスキングテープなどで養生をすることをお勧めします。
ボンネットを開けて白い4つ丸い部分を外します。
グリル上部を軽く手前に引っ張ります。
上から覗くとピンが6本ありますので、マイナスドライバーを隙間に差し込んで中のピンを手前に引き出す様に外します。
全部のピンが外れたらフロントグリルを少し持ち上げるように外しますが、この時重さで落とすことのないように気をつけます。
オデッセイ バンパーの外し方|車体下のボルト
フェンダーとバンパーの繋ぎ目裏にネジが1本ありますのでプラスドライバーで外します。
リップスポイラーの一番端にあるボルトを1本外します。
次に車両正面の下中央あたりにあるボルト2本とピンを1本外します。
最後にその下にあるボルトを2本外します。
オデッセイ バンパーの外し方|バンパー
助手席側も同じように全てのボルトとピンを外します。
フェンダーとバンパーの境目の所から引っ張るとバンパーが外れます。
但し、強く引くとバンパー曲がって塗装割れしますのでゆっくりと慎重に作業を進めます。
オデッセイ バンパーの外し方|注意点
フェンダーとバンパーの境目から順番に外していくとヘッドライトの中央辺りで外れない部分に突き当たりますが、ドライバーで少しこじると簡単に外れます。
これは左右両方にありますので順番に外しますが、片方が外れた状態でもう反対側を外すとバンパーが落ちる最後の支え部分です。
必ず支えをするか、誰かに反対側を持ってもらった状態で作業します。
一番良い方法は左右に同じような台を準備することです。できれば不要な毛布などを敷いておくとより傷つけずに済みます。
運手席側を外した状態だけでもバンパーが少し下がりますので、実際のバンパーより2㎝程度低い台が良いです。
台が無く、誰かに手で支えてもらっての作業の場合は、下に段ボールを敷いておきます。予想以上に重たいと考えて万全の体制を整えておくことがポイントです。
オデッセイ バンパーの外し方|リアバンパー
後部ドアを開けた部分にカバーで隠してあるボルトを左右計4本外します。
次にバンパーの下にあるクリップを外し、タイヤの後ろ位置にあるビスを外します。
純正で左右2本ずつあり、タイヤをつけたままではドライバー等の工具が入りません。
タイヤを外してから作業するか、短い工具を準備する必要があります。
最後に給油口下あたりにあるビスを外します。これも左右にあるのですべて外します。
フロントもリアも同様ですが、基本的に左右対称に止めてあるので、必ず数えながら作業します。
どれか1つでも外し忘れてしまったままでバンパーを力任せに外そうとしたら塗装割れや曲がりなどの悲しい結果になりますので注意します。
リアはフロントより大きいのでより重たいと考えた方が良いです。
マフラーが傷つかないように気をつけながら端から順に外します。
剥がしていくようなイメージで作業を進めます。
オデッセイ バンパーの外し方|バンパーは愛車の顔
愛車の顔ともいえるフロントバンパーはフォグランプのカスタマイズなど、比較的外す作業が多い場所です。
一度手順がわかれば難しい作業ではありませんが、くれぐれも大事な顔に傷をつけないように慎重に作業されることをお勧めします。