オデッセイのボンネットの開け方について、ボンネットはエンジンルームのカバーの総称です。
ボンネットを開けるには、運転席右下のボンネット解除ノブを手前に引いてロックを解除するだけですが、位置がわからないとなかなか難しいものです。
オイル交換などの作業時には必ず開けるのがボンネットです。
今回はボンネットの開け方を具体的に解説します。
オデッセイのボンネットの開け方|ボンネット解除ノブの位置
ボンネットのロックを解除するノブはハンドルの右下、右足膝辺りにあります。
まず、車を停止させてパーキングブレーキをかけます。
ワイーパーが立ち上がっていないことを確認してから、ボンネットを開ける手順に入ります。
ボンネット解除ノブを手前に引くとカチッと音がしてボンネットのロックが解除され、ボンネットが少し浮きあがります。
これでボンネットを開ける準備ができました。
オデッセイのボンネットの開け方|ボンネット中央のレバーを解除する
ボンネットの前に移動し、少し浮いたボンネットの中央部分に指先を入れます。
ボンネットを固定しているレバーがありますので、それを押してロックを解除します。
この時、絶対にボンネットの上に物を置いたり、作業していない方の手で下に圧力をかけたりしないように気をつけます。
レバーを押してロックを解除したらボンネット全体を持ち上げるようにして開けます。
意外と重たいので気をつけます。
途中で離さないように腕をいっぱいに伸ばす要領で開け切るようにします。
オデッセイのボンネットの開け方|ステーを出してボンネットを開けた状態で固定する
ステーとはボンネットを開けたままの状態に保つためのパーツです。
ロックを解除するためのレバー近くにクランプがありますので、そこからステーを出します。
ステー支柱という意味ですので、片側は車体に固定されています。
動く方の先を開けたボンネットの方へ90度持ち上げる要領で引き出します。
ボンネットの内側にはステーをキープする部分がありますので、そこにステーを差し込んで固定します。
これで手を放してもボンネットは開いたままになりますので、オイル交換や点検などの作業を開始できます。
オデッセイのボンネットの開け方|ボンネットの閉め方
開いているボンネットの先端中央あたりを片手で支えます。
丁度開けた時と同じ手の位置だと考えればよいです。
ステーを外し、クランプに戻します。
これは意外と大事な作業ですので、おろそかにせずきちんと格納します。
きちんとクランプに入っていないと、半ドア状態になって走行中に開いてしまい、事故につながりかねません。
ステーを戻したら、両手でボンネットを支えてゆっくりと下ろします。
車体の上約30㎝くらいのところで手を離し、ボンネット自体の重さで閉まるようにすると簡単に閉めることができます。
バンっと音がしてボンネットが閉まりますので、車体との隙間を探るようにしながら、確実に閉まっていることを確認します。
これはステーをきちんと戻していない場合と同様の危険性がありますので、必ず確認するようにします。
オデッセイのボンネットの開け方|ボンネットを開ける軽微なメンテナンス作業
ボンネットを開けて自分でメンテナンスできる項目はいくつかありますので、主要なものだけ紹介します。
ブレーキオイルの点検及び補充はブレーキフルードリザーブタンクでおこないます。
エンジンオイルの補充はエンジンオイル注入口から実施します。
ウォッシャー液の補充はウィンドウォッシャー液補充口から入れます。
冷却水は冷却水リザーブタンクからおこないます。
これらはすべて補充するものなので、自分でも簡単にできますが、ガソリンスタンドや車検時などに補充してもらうことが多いです。
オデッセイのボンネットの開け方|ボンネットを開けると愛車と親しくなれる
毎日乗っている車でも、興味や必要が無いとボンネットを自分で開けることはないというオーナーも多いです。
でもボンネットの下は車の心臓部です。
ここをのぞき込むだけでも、愛車に愛着が湧くものです。
一度のぞき込んでみても楽しいです。