オデッセイrb1 ヘッドライトイカリングの取り付けについて解説します。
カーマニアの間ではホンダ車は全般的にカスタム甲斐があると言われています。
イカリングの自作DIYは、リング部分の取り付けだけではないので難易度は高いです。
具体的なイカリング取り付け方法をご紹介します。
オデッセイrb1ヘッドライトイカリングの取り付け|車検OKのイカリングの範囲
車検には前照灯保安規定という項目があり、大原則として車前面に備え付けてあり、左右同数で対称位置に設置されていることが決められています。
色は白色または淡黄色で、夜間前方100mの距離の交通上の障害物を確認できることができ、最高光度の合計は43万カンデラを超えないことが規定されています。
そのほかにも、照射光線は進行方向を正射することや、照射光線の方向が容易に変わらないことや、照射方向を左右に調整できないこと、手動式のものは運転者席で操作できることなどの項目が掲げられています。
ですから、イカリングそのものが車検に不合格とは限らないです。
ライトの色や明るさについては前述通り規制がありますので、青白い色だったり光度が強いものは車検に通りません。
オデッセイrb1ヘッドライトイカリングの取り付け|ヘッドライトの取り外し方法とイカリングのサイズ
オデッセイRB1のイカリングのサイズは、大きいもので外径約90mmの内径約75mm、小さいものは外径約72mmの内径約57mmです。
サイズは大変重要で、これ以外のサイズでは装着できません。
また、表から見えない装着方法として極細のステンレス線を使用する方法が一般的です。
まず、PCカバーに0.3ミリ極細ステンレス線が通る程度の穴を3か所開けます。
次に殻割りしたインナー側の装着位置に、先ほど開けた穴がピッタリ重なる位置に穴をあけます。
イカリングカバーにステンレス線を通してU字型にして、1か所につき2本になったステンレス線をインナー側に開けた穴に通します。
内側で通した2本のステンレス線をよじって固定し、余った部分はカットして完了です。
この方法ならステンレス線を通すのがイカリングの裏側なので表からは全く見えません。
オデッセイrb1ヘッドライトイカリングの取り付け|注意点
イカリングを自分で装着する場合の一番のポイントは殻割りです。
殻割りはドライヤーで温めてするとよいとよく言われますが、最近の販売車種は温めても溶けない接合材を使用しているものもありますので注意が必要です。
ヘッドライトユニットからバルブのカプラーを外しますが、切り離す時にツメを壊さないようにします。
HIDバルブは壊れやすいパーツですので、ユニットを完全に外してから取り付けます。
インバーターを固定しカプラーの接続が終わったら点灯確認し、アースポイントやヒューズの切れがないか確認します。
オデッセイrb1ヘッドライトイカリングの取り付け|初心者向けオールインワンセット
バルブやバラストの交換まですべて自作するのはかなりの上級者と言えますが、初心者にはヘッドライトユニットをオールインワンのセットで交換する方法もあります。
純正ルックのヘッドライトにホワイトカラーのCCFLイカリングが装着されたオールインワンパーツなど広く販売されています。
殻割りはリスクが高い作業ですので、カスタマイズ上級者でないと手を出さない方が良いですし、基本的に一般の整備工場は殻割り作業はしてくれません。
そこでおすすめなのがオールインワンです。お手頃価格の物なら概ね5万円前後で入手できます。
オデッセイrb1ヘッドライトイカリングの取り付け|目立つコーディネイト
CCFLイカリングカスタムヘッドライトは簡単取り付けで他車と差異化を図れる優れもので、目立つこと間違いなしです。
イカリングとLS600ルック3連プロジェクター、RGBイルミネーションで車内外リモコン操作に対応しており、価格は15万円前後です。
オデッセイrb1ヘッドライトイカリングの取り付け|まとめ
イカリングまたはエンジェルアイと呼ばれるカスタムパーツは、価格と効果が比例すると考えてよいです。
最近ではBMWがイカリングを標準装備するなど、今後ますますイカリング装着車が増えていくと思われます。
じっくり自作するのか、お手軽に取り換えるのか、どちらにしてもオデッセイをワンランクアップさせるパーツです。