プリウスの雪のマークを徹底解説をします。
ハイブリッドカーの先駆けとなるプリウスには、ガソリン車にはない警告灯や表示灯があります。
エンジンスイッチをONの位置にした時に、全ての表示灯が点灯し、エンジンが正常にかかると消灯します。
エンジンがかかっていても消灯しない表示灯、または警告灯があれば異常があると判断し、直ちに販売店に連絡しなくてはなりません。
または、取扱説明書、マルチインフォメーションディスプレイの表示に従って対処しなければなりません。
プリウスの雪マーク|点灯状況
気温の下がる冬場は、車にとってもエンジンにとっても状況によっては、ダメージを受けやすい時期です。
タイヤはもちろん、冬用タイヤに履き替えて、さらにチェーンなども積んで置いた方が安心です。
雪が積もっていなくても、路面が凍結しているとタイヤが滑ってしまい、事故につながります。
そんな気温の低い時期に点灯する表示灯があります。
プリウスに数年乗っていても見ないオーナーさんもいらっしゃるようです。
その表示灯とは、低温表示灯といいいます。
プリウスの雪マーク|意味
この低温表示灯は、外気温が3度以下になると表示されます。
外気温が低いので、路面が凍結している恐れがあるので注意しましょうという意味では警告灯でもあります。
スリップする危険性もあるので冬用タイヤへの準備、チェーンを積むなど雪道対策を万全にしましょう。
プリウスの雪マーク|点灯後
低温表示灯が点灯しているときは、外気温が3度以下ということですが、路面の凍結やいつ雪が降るかもわからない状況です。
時間があれば、冬用タイヤに履き替えたり、チェーンを用意した方がいいかもしれません。
この低温表示灯は、冬場の事故の危険が起こるということを警告してくれています。
いつもより気を付けて運転しましょう。
プリウスの雪マーク|その他
その他にも、マルチインフォメーションディスプレイに画像のようなメッセージが表示されることがあります。
これは、雪がセンサー部分に付着しているので、センサーが反応しないため、取り除いてくださいというメッセージです。
車両にたくさんついているセンサーのおかげで、安全な運転ができています。
センサーに付着している雪をはらって、安全に走行しましょう。
プリウスの雪マーク|運転時の注意点
雪道や凍結している路面を夏用タイヤで走行するのは、思わぬ事故を起こしかねません。
夏用タイヤと冬用タイヤのゴムの柔らかさやグリップ力などが違うことは、ご存知の通りです。
いつものタイミングでブレーキを踏んでも、思ったところで止まりません。
また、いつものタイミングでハンドルを切っても、思った通りに曲がれません。
雨と違って、雪が降っている時は視界が相当悪いです。
夏用タイヤで、出掛けてしまい、雪道を走らなければいけない状況に陥ってしまったら、決して無理をせず、カー用品店で冬用タイヤに履き替えるか、他の車の邪魔にならないように駐車して、他の移動手段を考えるのも一つの安全な方法です。
プリウスの雪マーク|まとめ
低温表示灯や、雪の付着物によるセンサー反応妨害などのメッセージが表示されたなら、とにかく気を付けましょう。
自分が気を付けていても、もらい事故の可能性も大いにあります。
外気温が3度以下になるということは、ハンドル自体も冷え切っていますし、車内も冷えています。
まずは、暖機運転をしてエンジンを温めて、心地いい車内温度にしてから走行しましょう。