プリウスのボタンの説明をします。
1997年に発売されたトヨタのハイブリッド自動車は、今年発売されているもので4代目となりました。
発売当時は「21世紀に間に合いました」のキャッチコピーの通り、世界初の量産ハイブリッド自動車は、コックピット周りの計器類、スイッチ類の斬新なデザインも話題となりました。
インパネ周りはもちろん、ハンドル部分にもたくさんのスイッチが付いています。
常時使うものから、普段そんなに使わないものまでいろいろあるのでオーナーさん自体も意味を知らないスイッチがありそうです。
プリウスのボタンの説明|モードスイッチ
センターコンソールに運転切り替えできるモードスイッチのボタンがあります。
「EV」はEVドライブモードで、電気モーターのみを使用して走行するモードです。
静かに起動するため、早朝や深夜など騒音防止や、排気ガスが出ないので屋内の駐車場で機能を発揮します。
EVドライブモードになっていると、「EV MODE」とマルチインフォメーションディスプレイに表示されます。
もう一度ボタンを押す電気モーターの通常運転に戻ります。
「ECO」は燃費を最大限に延ばすエコドライブモードです。
「PWR」は山岳路などのアクセスレスポンスがいいパワフルな走りを楽しみたいときに押します。
プリウスのボタンの説明|クルーズコントロールスイッチ
レーダークルーズコントロールスイッチはハンドル右奥にあります。
アクセルを踏まなくても、前を走る車との車間距離を一定に保ちながら、自動的に加速、減速、停止をして追従走行できるモードです。
高速道路や自動車専用道路で使用してくださいとの注意書きがあります。
ちなみに、このレーダークルーズコントロール機能を使用してはいけない状況が、取扱説明書に明記されているので必ず目を通してきましょう。
事故を起こしても、保険が下りない可能性があります。
プリウスのボタンの説明|エアコンスイッチ
設定温度切り替え、風量調節、吹き出し口切り替えの3つの機能を1つのダイヤルで行うワンダイヤル式になっています。
室内温度を快適に保つために、エンジンの停止、始動にかかわらず確実に空調が作動する電動コンプレッサーを採用しています。
プリウスのボタンの説明|ステアリング操作スイッチ
ステアリングホイール周りには、左右それぞれに4方向スイッチとボタンが設置されています。
左側は、オーディオコントロールとナビの音声操作、ハンズフリーが設置されています。
右側には、マルチインフォメーションディスプレイの切り替え、レーダークルーズコントロールの車間設定スイッチが設定されています。
プリウスのボタンの説明|インパネ右側スイッチ
左上から、プリクラッシュセーフティシステム、オートマチックハイビーム、レーンデパーチャーアラート、インテリジェントパーキングアシスト、車両接近通報装置のそれぞれのON/OFFスイッチボタンが設置されています。
各ボタンの下には、ETCユニットスペースもあります。
プリウスのボタンの説明|まとめ
いろいろな装置を備えているプリウスには、それなりの数のボタンが各所に配置されています。
それこそ使い方を間違えたり、ON/OFFを間違えたりしていると重大な事故につながりかねません。
ボタンに印字されているマークだけで意味が分かるものもありますが、分からないものに関しては必ず取扱説明書で確認して、誤操作をしないように気を付けましょう。