今回はプリウスのアクセサリーソケットの場所について解説します。
プリウスのDC12Vのソケットは、AUX端子付きのグレードはセンターコンソールボックスの中にあります。
DC12Vのソケットがどこについているのかで、アクセサリーの電源をとりやすさが変わってきます。
プリウスのアクセサリーソケットの場所|センターコンソールかセンターブリッジか
新型プリウスのAUX端子が付く仕様のグレードは、センターコンソールBOXの内部に12Vのソケットが設けられます。
AUXの付かない仕様のグレードの場合は、センターブリッジ下につきます。
使い勝手からいうと、センターブリッジ下の方が応用が良いです。
センターコンソールの内部の場合はバラしがかなり複雑になるからです。
もちろん、センターブリッジ下のソケット取り付け用に穴は存在しています。
コネクターがブリッジの下にあると、ソケット追加だけで12Vソケットを追加できますし、配線がなくてもジャンクションブロックから、12Vを引く配線を追加し、純正品ソケットを使えば、かなりスマートにアクセサリーソケットを追加できます。
プリウスのアクセサリーソケットの場所|センターコンソールのAUXに繋がるコネクター端子
センターコンソールのAUXにつながるコネクター端子は配線図によると下表のとおりです。
1番(R) | 音声L-CH |
2番(B) | 音声R-CH |
3番(W) | SGN |
4番(L) | AUXO |
5番(シールド) | GND |
()内は線の色です
プリウスのアクセサリーソケットの場所|センターブリッジ下の場合の施工方法
見えていないシガーソケットを接続してUSBを増設する方法です。
センターコンソールを外し、後部座席側から配線すればUSB端子を装着することができます。
まず、センターコンソール下部の小物入れ部分を取り外します。
小物入れ部分は少しかたいですが、内側から外向きに抑えながら、引っ張ると外れます。
次に、後ろ座席のコンソールボックスを外します。
外した後部座席コンソールのところの穴から前側に配線していきます。
見えない所を通すので針金などで通すと比較的簡単にできます。
プリウスのアクセサリーソケットの場所|センターコンソールへの施工方法
まず、センターコンソールを外します。
コツは均等に少しずつこじ開けていくようなイメージですが、ゆっくりやればそれほど難しい作業ではありません。
ナビ画面の周りは部品が細いので気を付けながら進めます。
純正USBケーブルの接続も同じ手順で進めます。
シフトレバーパネルにアクセサリーソケットとUSB端子が装着できるキットも出回っています。
オールインワンキットはアクセサリーソケット部分が光るタイプもあり、グレードアップカスタマイズとしてはおすすめなパーツです。
プリウスのアクセサリーソケットの場所|純正装備されたコンセントの位置
新型プリウスは、最上位グレードのAプレミアムグレードとAプレミアムツーリングセレクションにはAC100/1500Wのコンセントが標準装備されています。
コンセントを装備できるクルマは多いですが、1500Wと一般的なクルマの10倍にも相当する電源が装備されているのは、ハイブリッド車ならではです。
このコンセント2か所装備されており、一か所は運転席センターコンソールで、アームレストの下あたりです。
もう一か所はラゲッジルーム左側の側面で、車中泊も含めたアウトドアを意識した装備です。
フロントシートのコンセントはスマホ充電などの使用頻度高そうですが、ラゲッジスペースのコンセントは、コーヒーを沸かすなどの電化製品使用としてコンセントを使うことができるのでアウトドアでの使い勝手がとても良い設計です。
プリウスのアクセサリーソケットの場所|増設は簡単にできる
アクセサリーソケットはUSBの増設やコンセント配備など、いろいろな使い方ができる便利なパーツです。
最近の車はシガーソケットを装備していないパターンが多いですが、アクセサリソケットは見えないだけで、必ず配線はされていますのでそれらをうまく使えば、快適なドライブを楽しむことができます。