プリウスのe fourは雪道に強いか解説していきます。
ハイブリッド車と言えば、トヨタのプリウスがすぐに思い浮かんでくるのではないでしょうか?
発売開始されてから、もう20年も続いているのですから、とても人気が高いことが伺えます。
現在のプリウスは4代目となるのですが、新たな機能として注目を浴びたののが、 e fourという機能です。
冬の走りに弱いと言われているプリウスが、この機能で冬の弱いイメージを払拭しているのです。
プリウスのe four雪道:どんな機能?
4代目となる50系プリウス。
それまでのブラウスは、雪道に弱いと言われてきました。
それは深い雪の中で、スタックした時に、両輪の駆動を左右独立させるトランスミッションコントロールをオフにするスイッチがなかったからです。
この時にe fourという機能が搭載されて、雪道の走りも大きく変化してきたのです。
e fourは4WDモードの機能です。
昔からあったパートタイム4WDを電気的に行う機能と言っても差し支えはないでしょう。
しかも、手動で切り替えるのではなく、自動で切り替わるために雪道でもドライバーの負担がかからないことも利点です。
プリウスのe four雪道:特徴
通常の4WDは、メカニカル4WDで前輪と後輪をプロペラシャフトでつながっています。
しかし、e fourは電気的につなぎ、エンジンを動力源とせずにモーターで後輪を駆動させるシステムです。
しかも、路面の変化に応じて自動で4WDに切り替わることから、効率の良いトルク配分が行われるために、余計なエネルギー消費も極力抑えられるのです。
冬道では、燃費が落ちると言われるハイブリッド車。
これに追い討ちをかけるようにメカニカル4WDだと、さらに燃費が悪くなってしまいます。
e fourは、プリウスの特徴を保ちつつ雪道走行をサポートしてくれるのです。
プリウスのe four雪道:トルク配分
雪道での走行で肩が凝りそうなくらいに疲れる路面は上り坂の運転でしょう。
1度タイヤがスリップした決まったなら、もうプリウス姿勢を保ことも不可能な状態になります。
しかし、e fourの機能では、その状態を感知して後輪に適正なトルク配分を行ってくれます。
これによって、スムーズな登坂走行ができるようになります。
また、わだたも雪道では走りたくない路面環境です。
わだちにハンドルを取られて、車がスリップすることもあります。
ここでも、ハンドルを切る方向と車の姿勢を向きを検知させながら、トルク配分を行う優れものなのです。
プリウスのe four雪道:アイスバーンも安心
通勤ででプリウスを利用しているドライバー。
もしくはご主人を最寄りの駅まで車で送る奥さま。
玄関を開けて車に近づいて見ると、昨夜の雪が固くなり、アイスバーンになっています。
そんな朝は車を出すだけでもひと苦労。
しかし、この時もe fourが威力を発揮してくれます。
やはり後輪のトルク配分がその環境にあわせて伝えられるので、とても簡単に出庫させることができます。
除雪をしたり、タイヤの空転を避けることができるので、e fourは雪道走行に強いだけでなく、朝の貴重な時間も無駄にはしないのです。
意外のメリットもあります。
プリウスのe four雪道:オート切り替えで安全走行
FFから4WDに自動で切り替わってくれるe four。
アクセルを住込過ぎて、4輪ともグリップ力を失なわれそうになった時でも、壮行性を失わずにスライド走行に変化しています。
これは手動で切り替えるパートタイム4WDでは、難しいことです。
電気的にオートで切り替わるからこそ、絶妙な走りを実現できるのです。
雪道では、ちょっとしたハンドル操作の誤りや行き過ぎたアクセルワークが、大きな事故を引き起こしてしまいます。
そのことを考えると、e fourは雪道を速くスムーズに走らせるだけでなく、安全走行にも大きく貢献しているとも言えます。
プリウスのe four雪道:まとめ
路面の変化を観ながら安定した走りを見せてくれるe four。
しかし、この機能を最大に発揮させるためには、タイヤはスタッドレスを履かせて、しっかりとグリップ量をキープさせておくことも必要です。
いくら優れているe fourであっても、過信は禁物。
焦らずゆっくりと走る心のあるゆとり持ちながら走ることが、とても大事なことと忘れてはなりません。