プリウスで雪道でもスタックしないように備えるアイテムとは?雪が多く降り積もると、車の運転で困ってしまうことはスタックです。
一般的にスタックしやすい車というのは、「FR車」であり、「車高の低いスポーツカー」ですが、プリウスもスタックするときはもちろんします。
そこで今回は、プリウスで雪道でもスタックしないように備えるアイテムについて、具体的に見ていくことにしましょう。
プリウスで雪道でもスタックしないように備えるアイテム①スタッドレスタイヤ
毎年、雪がたくさん降る地域にお住まいの方というのは、11月くらいにはスタッドレスタイヤにはき替えますが、普段雪がそれほど降らない地域にお住まいの方は、年中ノーマルタイヤである場合がほとんどです。
しかし、雪道の場合、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤとの性能の違いは雲泥の差があり、ノーマルタイヤでは平坦な道であったとしてもツルツル滑ってしまって大変危険です。
雪道の運転には慣れているような方でさえも、その怖さを知っているためスタッドレスタイヤは欠かしません。
雪道でスタックしないためにも、雪が降った際は必ずスタッドレスタイヤにはき替えるようにしましょう。
プリウスで雪道でもスタックしないように備えるアイテム②チェーン
スタッドレスタイヤだけではなく、さらにグリップ力を強化したいときに使うのがチェーンです。
雪がたくさん降り、毎年スタッドレスタイヤにはき替えているような人でも、万が一の場合に備えて、冬場だけはチェーンも積んでいるという方もいらっしゃるほどです。
チェーン装着をすると、アルファルトの上では音が鳴り、乗り心地も非常に悪くなってしまいますが、雪道での走破性能は格段に上がるため、スタックしにくくなります。
また、雪が降った後に晴れ間が続き、放射冷却が起きると、路面が凍りツルツルになります。
そんなときにスタッドレスタイヤに加え、チェーンも装着しておくと、凍結路面でもしっかり食い込んでくれて安心です。
プリウスで雪道でもスタックしないように備えるアイテム③スコップ
雪道でもしスタックしてしまっても、これがあると便利というのがやはりスコップです。
タイヤが雪に埋まってしまったときに、こうしたスコップがあれば、すぐに雪をかきわけることができ、とても便利です。
もし冬の雪道でスコップがなく、スタックしてしまった場合は、手足で雪かきするか、近くを走るドライバーの応援を借りなければ脱出も難しくなってしまいます。
「でも、あまり大きなスコップは車に乗せられない」という方でも、園芸用の小さなシャベルや折り畳み式のスコップでも構わないので積んでおけば、いざというときに安心なのでおすすめです。
プリウスで雪道でもスタックしないように備えるアイテム④バスタオル
雪道でスタックしてしまった場合、万が一の緊急脱出アイテムとして重宝するのがバスタオルです。
車を運転しやすくするためなので、バスタオルを使う場合はなるべく厚手でサイズが大きいものがよいでしょう。
バスタオルはタイヤが雪で空転してしまった時や、スタッドレスタイヤやチェーンがまったくグリップしていない状態になったときに、タイヤの下に敷いて噛ませることで抵抗力を上げていきます。
もし、バスタオルがない場合や使うのがもったいないといったときなどは、ダンボールなどでも応用はききます。
ただし、ダンボールの場合、タイヤ回転と同時にすぐに切れてしまうので、使う場合は何枚も重ねるとよいでしょう。
プリウスで雪道でもスタックしないように備えるアイテム⑤けん引ロープ
スタッドレスタイヤでもチェーンでもダメで、スコップを使ってもバスタオルを使ってもまだスタックしてしまうといった場合は、違う車に牽引してもらうしかありません。
そうした場合に備えて、けん引ロープも積んでおくのが安心です。
近くに4WDといったパワーのある車がいれば、引っ張ってもらうことができるからです。
こうした際に注意したいのが、けん引してくれる車を自分の車よりも大きな車にお願いするということです。
小さな車にお願いしてもけん引できないばかりでなく、逆に相手の車をスタックさせてしまうかもしれません。
また、引いたときにボディを傷つけてしまう怖れもあるので、これは絶対に避けましょう。
プリウスで雪道でもスタックしないようにするには?
いかがでしたでしょうか。
プリウスで雪道でもスタックしないように備えるアイテムがお分かりいただけたでしょうか?これまでご紹介してきたアイテムは、万が一スタックしてしまっても抜け出しやすい対処も含めてのものでしたが、スタックしないようにするためには、新雪が多く降り積もった道はなるべく避け、誰かがすでに通った道や除雪された道を走るのがやはり一番の対処になります。
ぜひ、このことを心がけるようにしてください。