プリウスの馬力を上げる方法ってある?常に快適で静粛に走ることを特徴としているトヨタのプリウス。
ハイブリッド車の顔とも呼べる車だけあって、高い低燃費性もアピールポイント。
しかし、プリウスコーナーの中には、パワフルな走りも求めたい人が少なくありません。
燃費が良くても,きびきびも走らせたいと思う気持ちになる時もあるはずです。
こんな時にどんな方法で馬力を上げることができるのでしょうか?
プリウスの馬力を上げる方法|パワーモードを使う
馬力を上げるということは、エンジン周りやマフラーをいじり、チューンアップすることで、馬力を上げることができます。
しかし、ハイブリッド車であるプリウスにそんなことができるのだろうかという疑問もあります。
また、あまり改造費もかけることができないという人にとって、簡単な方法があります。
それはパワーモードに設定して走ること。
元々、プリウスに付いている機能です。
これで実際に馬力が上がるわけではないのですが、エンジンとモーターの力を同時に利用させることで、加速感が増してくるのです。
排気量が増えるような感じで、その加速感はまさにターボ車にも劣らぬ感覚です。
プリウスの馬力を上げる方法|エンジンフィールをチューニング
ちょっプリウスを少しいじっても構わないという人には、T-REVワンウェイシステムというもの物が、いいいかもしれません。
プリウスのエンジンフィールをチューニングするのですが、 リードバルブという弁を使って、必要な分だけの空気をクランクケースに送り込みながら、一定レベルの負圧を保つ作りになっています。
クランクケース内が目的通りの負圧値になるように空気の吸入量を調整します。
モーター稼働から、モーターとエンジン稼働にシフトしていくタイミングでエンジンの協調がスムーズに行われるようになってきます。
これでかなり加速感も上がっていきます。
プリウスの馬力を上げる方法|チューニングによる加速アップ
次に紹介するのは、改造というより少し手を入れるというレベルかもしれません。
エンジン、THSインバーターとモーターが対象になるのですが、ブーストの立ち上がりとピックアップを向上させます。
そして、吸気と排気の整合性を調整していきます。
また、電気系統で充放電の効率をアップさせることも行います。
また、一定距離を走っているプリウスには、エンジンとピストン内の清浄化を施します。
そうすることにより、従来の走りとは全く違った加速感が出てきます。
しかも、燃費を落とさず加速感を上げるのですから、この方法は優れものかもしれません。
プリウスの馬力を上げる方法|どんな方法なのか?
では、前項の方法は、具体的にどんな方法を取るのでしょうか?まずは、ピストン内の清浄化。
エンジニアの人の間では、デトックスとも呼んでいる方法です。
これはプラグの向きを最適化にするインデクシング模平行して行われます。
そして、プラグ先端の特殊精密加工。
新品純正プラグを使用しますが、このプラグでインデクシングを行います。
エアクリーナーに特殊処理をしつつ、ブーストリングを取り付け。
ブーストリング本体へのAMD巻き施工も行います。
また、ガナドール2本出しのためマフラーピース増設。
これ等、一連の作業を行い、加速感アップをさせるのです。
プリウスの馬力を上げる方法|馬力アップというよりは加速度アップ
ここで紹介した方法は、プリウスを改造するというよりは、チューニングをしてあげる方法と言った方が正確な表現でしょう。
ゴリゴリにチューンアップして、馬力を上げるのではなく、元々の利用されている機器や個々のパーツを一つ一つていねいにチューニングしてあげることで、本来以上に加速感を手に入れることこそ、ハイブリッド車ならではの、馬力アップ法と言えるのではないでしょうか?
排気量の大きいエンジンに替えることによる改造や馬力をアップは、ハイブリッド車そのものの特徴を失いかねません。
そもそも、複雑なメカニズムをしているプリウスを改造することができるかも危ういところではありますが。
プリウスの馬力を上げる方法|速く走りたい気持ちを実現させる
プリウスの最大の売りは何と言っても燃費性能。
馬力を上げるということは、燃費を悪化させてしまうことでもあります。
パワーモードさえ、燃費が落ちる傾向にあるのです。
どうしても、馬力を上げたいという人は、加速度を高くできるチューニングをすることが、プリウスの現実的な馬力アップ(もどき)と思い現実的な選択肢を選んで欲しいのです。
そうすることで、速い走り求めるオーナーの希望は実現できるはずです。