プリウスの冬の燃費対策について、車を持っている人は、常にガソリン代を気にしているものです。
プリウスはハイブリッドカーで燃費が良いのがメリットですが、冬になると思ったよりも燃費が悪くなるというケースも多くあります。
これは、冬場にはエアコンやヒーターなどで電気モーターではなくガソリンを多く使用するからです。
プリウスの冬の燃費対策について幾つか紹介しますので是非試してみて下さい。
プリウスの冬の燃費対策1:スムーズに発進する
ガソリン車の冬の燃費対策として、発進する時になるべくゆっくりと動かし、そのままゆっくりとスピードを上げる様に運転すると燃費が良くなります。
プリウスも急発進するとガソリンを消費するので、ゆっくりとモーターを使った方が、発進・加速時の燃費は良いのです。
しかしその状態が長く続くよりも、早目に加速しておきすぐにモーターに切り替えた方が燃費が良くなるのです。
また、モーターはバッテリーの消費に繋がり、充電の為にはエンジン運転しなければならなかったり、停止してもエンジンが動作したままの状態になります。
プリウスの冬の燃費対策として、モーターばかりに頼らずエンジン運転も取り入れて効率よく走行する様にしましょう。
プリウスの冬の燃費対策2:エアコンの使用を控える
プリウスの冬の燃費対策として、最も重視されているのはエアコンやヒーターの使用です。
プリウスは信号待ちで一時停止している時にで、エンジンが停止していてもエアコンは稼働したままです。
つまり、エアコンを使用しながら長時間エンジンが停止した状態だと、それだけバッテリーを消費してしまい、燃費が悪くなってしまうのです。
また、プリウスの様なハイブリッドカーは、普通車よりもエンジンから暖房に利用できる熱が少なく、効率が悪いことで知られています。
寒いのでより暖房を強く効かせようとすると、燃費が悪くなってしまうのです。
燃費を良くする為には、エアコンは温まったら消す様に心がけましょう。
プリウスの冬の燃費対策3:エコモードの使用
プリウスは、アクセルを踏む時の強さにより、エンジンとモーターを自動的に切り替える様に設計されています。
例えモーター運転中でも、アクセルを強く踏んでしまうとエンジンに切り替わってしまうのです。
長時間運転をしていたり、信号や坂道の多い道路を運転していると、アクセルを一定の力で踏み続けるのは難しくなります。
プリウスにはその様な時の為に、エコモードが装備されているのです。
エコモードを使えばエンジン運転に切り替わらない様にコントロールしてくれるので、燃費が良くなります。
更にエアコンの稼働も調整してくれるので効果的です。
プリウスの冬の燃費対策4:ハイブリッドインジケーターをチェック
プリウスには、ハイブリッドシステムインジケーターという機能が装備されています。
これは、アクセルの踏み方により、エコな走行ができているかを車内モニターに表示してくれる機能です。
燃費を良くする為にはガソリンを使わずにモーター運転をすることが基本ですので、モニターを確認しながらアクセルを調節して運転できます。
緩やかにモーター運転をする時間が長くなれば、それだけ燃費が良くなるでしょう。
但しこの表示に従っているとスピード的にはかなり遅くなりますので、一般道で周囲の車に迷惑をかける可能性もあり注意が必要です。
プリウスの冬の燃費対策5:エアフィルターを交換する
エンジン付近にはエアフィルターが設置されています。
このエアフィルターが目詰まりすると、エンジンに空気が行きわたらずに、働きが悪くなってしまうのです。
その結果加速が悪くなり、よりアクセルを強く踏まなければならなくなってしまいます。
このエアフィルターを交換するだけで、燃費の向上に繋がるのです。
最近加速が悪い、アクセルを強く踏まないと快適に走行できないと思ったら、エアフィルターをチェックしてみましょう。
エアフィルターは本体が2500円程、交換はディーラーに依頼すると工賃で2000円程かかります。
プリウスではボンネットを開けてすぐに見える場所にありますので、自分で交換するのがおすすめです。
プリウスの冬の燃費対策は幾つかまとめて試してみよう
プリウスは冬に弱い車と言われていますが、燃費を良くする為の対策は幾つかあります。
少し勉強する必要がありますが、折角手に入れた愛車ですので、是非試してみて下さい。
上記の対策を幾つか併せて実践してみることで、以前よりも燃費が良くなる可能性が高くなります。
冬でも快適にプリウスを乗りこなす為に、覚えておくと便利です。