プリウスのダッシュボードの外し方を徹底解説します。
プリウスのフロントウィングの下に設置されているダッシュボード。
グローブボックスや、インパネの総称を指します。
ダッシュボードを外して、カバーを取り換えてカスタムするオーナーさんも多いです。
このダッシュボードですが、外すとなると、相当な時間と体力と気力がいるような気がします。
でも、意外に外されている方がいるのも事実なのです。
どういうふうに外しているのか、調べてみました。
プリウスのダッシュボードの外し方|ダッシュボードとは
ダッシュボードとは、先に述べたようにグローブボックスとインパネがある、フロントウィンドウ下の部分全体をさします。
ダッシュボードってどこか?と聞くと、人によって回答が異なってくるのも、ダッシュボードと一言で済ませるには、ややこしい箇所かもしれません。
フロントウィンドウ下なので、運転席、助手席も含む正面にある内装部品全体のことです。
もちろんハンドルや、エアバッグなども含まれます。
プリウスのダッシュボードの外し方|純正ダッシュボード
プリウスのダッシュボードは、運転席から操作しやすいように、またいろいろな計器類、オーディオ関係を操作しやすいように工夫されています。
全体的に流線形のダッシュボードのデザインに未来の車のイメージを彷彿させます。
このフロント部分全体のダッシュボードを外していきましょう。
プリウスのダッシュボードの外し方|外してみる①運転席側
内張剥がしや細めのプライヤーを準備します。
周りは養生テープでしっかりと養生しましょう。
まず、運転席側から外していきます。
エアコンの吹き出し口を引き抜くところから、始めます。
次に、Aピラーカバーを内張剥がしで外します。
三角窓底のプラパネルを外したら、ツイーターカバーを外します。
ここまでは、割とスムーズに進行できると思います。
プリウスのダッシュボードの外し方|外してみる②助手席側
そして助手席側ですが、運転席側ほどスムーズではないかもしれません。
まずは、グローブボックスを外します。
このグローブボックスですが、フタを開けると左側側面、ダンパーと左右両側にツメがあります。
ダンパー部分をペンチなどで抜きます。
グローブボックス左側側面のツメは右側に押しながら抜きます。
右側のツメは左側に押しながら抜きます。
ここまで抜いたら、手前に引けば外れます。
そのあとは、運転席側と同様にエアコン吹き出し口を引き抜き、その上の吹き出し口も抜きます。
センターパネルを外すと、アッパーグローブボックスが外れます。
プリウスのダッシュボードの外し方|外してみる③
ここまで外したら、あと一息です。
むき出しになったダッシュボード上部の左右のボルト計2本、助手席エアバッグのボルト、カプラー2つ、右側のETCケーブル1本を外し、真下方向にはまっている数か所のツメを、上部に押し上げると、ぐらついてきます。
そのまま手前に引っこ抜く感じで引っ張ると抜けます。
プリウスのダッシュボードの外し方|まとめ
いかがでしょうか。
途中で難しいなと思い始めたら、今は動画などもあるので確認できますし、外す前に準備をしっかりして作業に入りましょう。
ダッシュボードは面積が広いうえに、車を運転する際の大事な計器類が設置されている箇所です。
配線も外すことになるので、外したはいいが、元に戻したら不具合が起こった、元への戻し方が分からなくなったなど、自分でカスタムする方には覚えがあるようなことが起こるかもしれません。
不安があるなら、専門家に任せるのも一つの方法ですよ。