プリウスは雪道走行で滑るのか?トヨタのプリウスは、低燃費が最大のセールスポイントになっている車です。
新型プリウスは3代目プリウスに搭載した高熱効率エンジンから、さらなる改良を続け最大熱効率40%を実現し、Eグレードのプリウスは、40.8km/Lの燃費を実現しました。
しかし雪が積もる地方の住人としては、車に最も求めるポイントは、雪道で滑らず安定して走れるかどうかだと思います。
今回は、プリウスの走りは雪道で滑りやすいかについて書きたいと思います。
プリウスの雪道で滑る|走行の動きだしで滑りやすい
筆者は、北海道の雪が多く積もる地方に住んでおり、平成25年式の3代目プリウスを5年間ほぼ毎日通勤に利用しています。
雪が多く積もる地域と書きましたが、毎年の積雪量が1メートル以上となる地域ですので、北海道でも、積雪量が多い地域だと言えます。
積雪量が多い地域は、主要幹線道路は、除雪がこまめに入るので、一晩に数十センチの積雪があった場合等は除いて、大体の場合は、問題無く走ることができます。
但し、3代目プリウスはABSの機能が付いていますが、走行モードをecoドライブモード、ノーマルモードを利用した場合、走り出しのパワーが弱く、滑ってしまうことが、しばしばありました。
プリウスの雪道で滑る|パワーモードを使えば滑らないのか?
プリウスには、ecoドライブモード、ノーマルモード、パワーモードの3つの走行モードがありますが、パワーモード以外は、モーターを利用して走り始めるので、パワーが弱く、タイヤが雪を掴む前に空転してしまうということが、たまに発生します。
ですので、信号待ち後の走り出しの際は、一時的にパワーモードに切り替えて走るようにしています。
パワーモードは、走り始めがモーター+エンジンの駆動による動きになるので、他の2つのモードでの走り始めよりは、雪道の動きだしには向いていると思います。
但し、パワーモードを利用してもアイスバーンでの走行の際は滑る場合があります。
プリウスの雪道で滑る|アイスバーンは滑らず走行できるか?
信号付近は、アイスバーンになっていることが多いです。
アイスバーンは、雪国の方であれば良く耳にする単語だと思いますが、交通量の多い道路で車両の繰り返し走行により、局所的に圧雪され、気温が低下したときに凍結した部分のことをアイスバーンと言います。
アイスバーンは、交差点付近に良くできます。
ですので、信号待ちをして走り始めようとすると、アイスバーンで滑ることが良く起こります。
プリウスのパワーモードを利用してもアイスバーンの上に停車して、走り始めようとすると、タイヤが滑ってしまうという経験を、筆者は何度も経験しました。
プリウスの雪道で滑る|雪道を走行するためのコツについて
アイスバーンの上で、絶対に滑らない車は無いと思います。
ですので、アイスバーンで滑ってしまうのは、仕方がないことだと思います。
雪国の住人は、アイスバーンの怖さを良く知っています。
しかし、雪国の住人はアイスバーンが発生しやすい場所を知っているので、それを知ることは、滑る雪道を走行するためのコツの一つと言えるでしょう。
それと併せてプリウスで走る場合には、アイスバーンだと思われる場所を走行する際は、パワーモードを利用するのが望ましいということを覚えて頂ければ良いと思います。
アイスバーンは、橋の上、トンネルの出入り口、日の当たり難い場所、交差点付近にできやすいです。
このような場所を走行するときは、パワーモードの利用がオススメです。
プリウスの雪道で滑る|滑ってしまったとき
路面凍結したアイスバーンをプリウスのパワーモードで走行しても、滑ってしまうときは滑ってしまいます。
このようなとき、慌てずに対処できるように、日頃の運転で、アイスバーンへの注意意識を高めておく必要があります。
まずアイスバーンに乗ってしまったときのブレーキ操作ですが、断続的にブレーキを踏んでスピードを緩めるようにしましょう。
急なブレーキはかえってスリップを起こしやすくなりますので、非常に危険です。
慌てずに断続ブレーキを踏むようにしましょう。
それと急ハンドルを切らないことが大切になります。
滑った方向にハンドルを切るとスリップすることを防止できます。
プリウスの雪道で滑る|走行に向いているのか?
筆者は、北海道で10年以上生活していますが、様々な車が走行中に滑っている場面を何度も見ています。
なので、滑らない車を探すことよりも、滑ってしまったときに慌てずに適切に対処する方法を知っていることの方が重要だと思います。
プリウスで滑る雪道を日常生活で利用していますが、問題無く利用することができています。