プリウスで雪道をパワーモードで駆け抜ける!雪道に弱いと言われるプリウス。
ハイブリッド車として、あもりにも知名度が高く、もう20年以上も長く発売されているトヨタのプリウスですが、雪国の人のドライバーの中には、こんな声を聞くことが少なくありません。
馬力不足なのでしょうか?
でも、本当はプリウスの本来の機能を駆使して雪道を駆け抜けることができます。
パワーモードの仕組みや目的や使うことによってどの様な走りになるのかを紹介をします。
プリウスで雪道ではパワーモード
従来のプリウスでは、確かに雪道の時は、かなり苦労をされていたドライバーの人も少なくなかったことでしょう。
しかし、新型プリウスからは、モード切り替えができるようになってから、雪道の厳しい環境下でも、スムーズな走りを出せるようになっています。
それはパワーモードという設定。
新型プリウスには、通常走行の時に使うノーマルモード、さらなる燃費性能を向上させるエコモードの他にパワフルな加速力を実現できるパワーモードがあります。
このパワーモードをりようすることで、中々抜け出せなかった雪道を走り抜けることができるようになるのです。
プリウスで雪道ではパワーモードの仕組み
どうしてパワーモードで雪道でもスムーズに走ることができるのでしょうか?
ノーマルモードやエコモードの場合の動力のプロセスは、モーターの動力だけで静か発進します。
そした、アクセルの踏み込む程度により、エンジンが追随するように作動していきます。
ノーマルモード、エコモードでのドライビングでは 、モーター走行からハイブリッド走行という発進プロセスを辿るわけです。
しかし、パワーモードに切り換えると、発進時にすでにモーターの動力だけではなく、エンジンのパワーもプラスされて、発進をします。
そのためにノーマルモードでは、全く力強さが変わってくるのです。
プリウスで雪道でのパワーモードの素晴らしさ
このパワーモードでも、エンジン回転数を高めていくと、それに合わせてモーターの動きも、しっかりと追随していきますので、パワフルな走りの中にも、スムーズな立ち上がりがあります。
雪見を走る上では、パワーモード走行は、とても心強いのです。
雪道では、エンジンの回転数が上がることで、タイヤのグリップ力を越えて、空回りすることがあります。
そのために雪道から抜け出せなくなることがあるのです。
しかし、パワーモードでは、強い加速力を発揮しつつも、滑らかでスムーズな立ち上がりとなるので、タイヤの空転も頻繁に発生することは少ないのです。
プリウスで雪道でのパワーモードのもう1つのメリット
また、バワーモードのメリットは、エンジンブレーキ機能が積極的に発揮されることです。
ノーマルモード、エコモードでは、発電効率を高めるために、緩やかなエンジンブレーキ設定となっています。
このような状態では、雪道で特に坂道を下る時は、とても恐ろしくて走る上で、かなり緊張度が高まって来ることでしょう。
しかし、パワーモードではエンジンブレーキの効きも強くなるので、坂道を下る時でも、安定した走行が可能なのです。
雪道を走り慣れているドライバーでも、雪道の下り坂は、とても緊張にならざるをえません。
アクセルを踏み込まずにエンジンブレーキと慣性だけで走るくらいなのですから、この機能も安心できる役目を果たしてくれます。
プリウスで雪道でのパワーモードただし、急発進等は避けること
厳しい環境か雪道でも、しっかりとスムーズな走りを実現できるパワーモード。
しかし、過信してはなりません。
どんなにしっかりと路面を踏みしめて走ることができると言っても、やはり滑りやすい環境にあることは間違いありません。
雪道を完全に走ることが一番、大切なのです。
そのためには、冬装備としてスタッドレスタイヤ、タイヤチェーンの装備で足周りをきちんと固めること。
そして、アクセルの急な踏み込みや急激なブレーキング、急ハンドルは絶対に避けるべきです。
このようにパワーモードのメリットだけに頼るのではなく、トータル的なコントロールが大切です。
プリウスで雪道でのパワーモードの目的
前項でも述べたように、雪道を走るためには、トータルコントロールが重要。
パワーモードは確かに力強く、そしてスムーズな立ち上がりを見せてくれますが、あくまで走りに徹したモードと理解すべきでしょう。
雪道では速く走ることが目的ではなく、安全に走ることが、最も重要なことです。
したかって、冬の走行では周辺環境にも意識を配りながら、走ることが必要です。