現在、新型NBOXのおすすめのグレードはどれなのだろうと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
新型NBOXにはグレードによってシート構成やシートアレンジの異なる仕様のものが3種類が用意されていますが、それぞれの特徴や何故仕様が分かれているのか、よく分からないと言う方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、新型NBOXの購入を検討している方へ、それぞれの仕様の違いや装備品の違い、実際に評価の高い各グレードなどを中心に新型NBOXのおすすめグレードについて解説していきます。
新型NBOXのおすすめグレード|各グレードの仕様と価格や装備品の違い
まずはベースグレードやエントリーグレードとなるG・Lグレードについて説明していきます。
G・Lグレードは新型NBOXのベースとなるグレードで、フロントシートは新型NBOXの基本ともなるベンチシートが採用されています。
その他の装備としてはフルLEDヘッドライトやHonda SENSINGと呼ばれる先進の安全装備が標準搭載され、Gグレードは両側スライドドアが手動、Lグレードは助手席側スライドドアが標準で電動化されています。
また、価格はGグレードで約139万円、Lグレードは約150万円となっておりターボモデルは両側電動スライドドアなどが標準装備され約170万円となっています。
なお、G・Lグレードには車いすに乗ったままでも、後部に乗車を行う事が可能なスロープという介護車両としても使用できるスロープ仕様も設定されています。
次はG・Lグレードの上級グレードとなるEXグレードについて説明していきます。
EXグレードはエントリーグレードであるLグレードにプラズマクラスターエアコン機能や助手席シートの肩口にシートベルトが配置されているシートラッププリテンショナーが追加されたグレードとなっており、助手席側シートは前後のスライド量が大きいスーパースライド仕様となっています。
価格は約160万円となっており、ターボモデルは両側電動スライドドアなどが標準装備され約175万円となっています。
新型NBOXのおすすめグレード|グレードの選び方は?
装備品を簡略化したエントリーモデルから福祉車両として利用ができるスロープ仕様まで、様々なグレードを展開している新型NBOXですが、グレードの選び方どの様な事を中心にして選べば良いのでしょうか。
Gグレードは、新型NBOXの中でもベースグレードとなるため、サイドエアバッグを除く殆どのメーカーオプション品を追加で装着する事ができません。
そのため、商用利用が中心の場合や便利機能を重視しない場合には、最低限の装備品であるGグレードを選ぶと良いでしょう。
LグレードはGと比べて車速連動間欠式ワイパーの追加やメーカーオプションとして運転席側のスライドドアを電動化する事も可能なため、ファミリーカーのベース車両に向いています。
EXグレードはLグレードに便利機能を追加したモデルとなっており、エントリーモデルでも使い勝手を重視したい場合に向いているグレードです。
また、乗降性やシートアレンジなどを重視する場合にも最適なグレードと言えます。
ターボモデルでは、各グレードに装着が可能なメーカーオプションなどが最初から搭載されているグレードとなりますので、使い勝手と走行性能の両方を重視したいと考えている方に最適なグレードと言えます。
この様に、グレードが上がるにつれて選択できるオプションが増え使い勝手を向上させる事ができるため、グレードを選ぶ際にはどの点を重視するかと言う事に注目していくと、スムーズにグレード選びが行えるでしょう。
新型NBOXのおすすめグレード|おすすめグレード その1
ここからは実際に評価の高いグレードや購入率の高いグレードを紹介していきます。
1つ目の新型NBOXのおすすめグレードは「EX ターボモデル Honda SENSING」です。
新型NBOXの中でも最上級グレードに位置するモデルですが、試乗の際に自然吸気モデルではパワーが足りず多人数乗車が多い場合には不安が残る事から、装備品も充実しているEXターボモデルを選択する方が多い様です。
また、両側電動スライドドアなどをはじめ助手席側フロントシートラッププリテンショナーなど便利機能も数多く標準装備されており、EXグレード等の上級グレードに装備されるスーパースライド仕様になっている助手席の使い勝手が好評な事から評価の高いグレードなっています。
欠点としては、ベンチシート仕様に搭載されているセンターロアボックスがシートアレンジの関係により非搭載となっている点ですが、この点を補うためにルーフ部分への収納がオプションとして設定されていますので大きな問題にはなりません。
新型NBOXのおすすめグレード|おすすめグレード その2
2つ目の新型NBOXのおすすめグレードは「L Honda SENSING」です。
電動スライドドアなどのメーカーオプションを選択する事が可能なエントリーグレードですが、メーカーオプションの有無を選択する事ができ費用抑えながらもサイドエアバッグなどの安全装備は装着を行いたいなど安全性とコストを重視したいと言うユーザーから評価の高いグレードです。
特にベンチシート仕様は運転席側と助手席側でリクライニングの調整は行えても個別にスライド位置を調整する事ができないと言う弱点がありますが、シート間の隙間を気にする必要が無く荷物を楽に乗せる事ができる点や、ペットなどを乗せる際に便利など使い勝手が良いと言う事から敢えてベンチシート仕様のLグレードを選択する方も多いようです。
また、お子さんの居るご家庭やチャイルドシートを必要とする場合に、直射日光を防ぐため市販品のシェードを別途で購入する方が増えていますが、Lグレードにはロールサンシェードが両側スライドドアに標準装備されているなど細かい配慮がされており、子育て世代からも評価の高いグレードとなっています。
新型NBOXのおすすめグレード|おすすめグレード その3
3つ目の新型NBOXのおすすめグレードは「EX ターボモデル 特別仕様車Honda SENSING カッパーブラウンスタイル」です。
こちらのグレードは「EX ターボモデル Honda SENSING」と標準装備内容は同じですが、外装のルーフ部分がツートンカラーに変更されておりシートカラーも特別カラーとなっているグレードです。
外装でカラーが追加される部分はルーフ部分やサイドミラー、オリジナルホイールとなっておりエレガントさと可愛らしさを表現したデザインとなっています。
EX ターボモデルと同様に使い勝手と走行性能を重視するユーザーからの評価が高く、それに加えてツートンカラーでアクセントを加えたデザインが人気となっています。
なお、通常はどのグレードもリモコンキーはブラックの一色となっていますが、この特別仕様車の場合にはボディーカラーに合わせたカラフルなカラーのリモコンキーが付属しています。
新型NBOXのおすすめグレード|まとめ
今回は、新型NBOXの購入を検討している方へ、それぞれの仕様の違いや装備品の違い、実際に評価の高い各グレードなどを中心に新型NBOXのおすすめグレードについて解説してきましたが、グレード選びで迷ってしまった場合にはエントリーグレードから標準装備品や追加装備品の有無などを比べていくと、スムーズにグレード選びが行える事が分かります。
また、利用シーンと照らし合わせることでも必要な装備品の有無を棲み分けることができるため、利用シチュエーションや家族構成などを考えるとよりスムーズにグレードを選ぶ事ができます。