N-BOXのノーマルとカスタムの違いについて紹介をします。
N-BOXはホンダの軽ハイトワゴンで、2011年から製造・販売され、2017年9月にフルモデルチェンジの新型が発売されました。
軽自動車のみならず自動車市場全体で見ても、日本一売れていると言われるほどの人気です。
N-BOXにはベースモデルのノーマル車とドレスアップモデルのカスタム車があります。
それぞれの違いについて見ていきましょう。
NBOXのノーマルとカスタムの違い|価格
ノーマル車とカスタム車は内装・外装のデザインやカラーラインナップ・標準装備などが異なります。
価格帯はノーマル車よりもドレスアップモデルのカスタム車の方が高く設定されています。
ノーマル車の価格は、自然吸気エンジンで139~173万円、ターボエンジンで150~188万円です。
カスタム車は、自然吸気エンジンで170~188万円、ターボエンジンで190~208万円です。
搭載されるエンジン性能や安全装備に違いはありません。
燃費は自然吸気エンジンでは違いがありませんが、ターボエンジンではノーマル車の方がカスタム車よりもわずかに低燃費です。
NBOXのノーマルとカスタムの違い|外装
ノーマル車とカスタム車は外装デザインとカラーラインナップが異なります。
ノーマル車は丸みを帯びたシンプルなデザインで落着きのある印象ですが、カスタム車はシャープなデザインでスポーティーかつスタイリッシュな印象です。
カラーラインナップはノーマル車が単一カラー10色、ツートンカラー4色の14種類で、カスタム車は単一カラー7色、ツートンカラー5色の12種類です。
ボディカラー共通色は白・黒・グレー・青の4色のみです。
ツートンカラーはルーフとボディが別カラーで、キーも同配色の2色仕立てです。
ノーマル車は単色カラーが人気ですが、カスタム車はツートンカラーが人気です。
NBOXのノーマルとカスタムの違い|内装
内装はカラー・シート素材・ルームランプ光源・メーターやシフトレバーなどのデザインが異なります。
内装カラーはノーマル車がベージュを基調としたカフェのようなリラックス空間ですが、カスタム車はブラックを基調とした上質でスタイリッシュな空間を表現しています。
シート素材はノーマル車がメイン部分にツイード調のトリコットを採用し、温かみのある風合いです。
カスタム車はスエード調のトリコットと合成レザーを組み合わせたコンビシートと全面トリコットシートの2種類があり、高級感のある風合いです。
ルームランプはノーマル車がハロゲンですが、カスタム車はLEDが採用されています。
メーターやシフトレバー・スイッチベースなどは内装インテリアに合った塗装・デザインがそれぞれ採用されています。
NBOXのノーマルとカスタムの違い|フロントマスク
ヘッドライトはどちらもLEDですが、ノーマル車が丸く大きな形なのに対し、カスタム車は細くシャープな形です。
ノーマル車はクリアパネルをフロスト加工し、柔らかく優しい光を照らします。
カスタム車は軽自動車では珍しいシーケンシャルターンランプ(流れるウィンカー)を採用しています。
シーケンシャルターンランプは高級車を中心に採用されるようになりましたが、軽自動車、そしてホンダでは初の採用となり、大きなインパクトを与えています。
フォグランプはカスタム車でスタイリッシュなデザインのLEDが標準装備されています。
ノーマル車では標準装備されていませんが、オプションでハロゲンかLEDのフォグランプを購入することができます。
NBOXのノーマルとカスタムの違い|後ろ姿
ノーマル車とカスタム車の後ろ姿はリヤコンビネーションランプのデザインとルーフスポイラーの有無により、違いが見られます。
どちらもLEDのリヤコンビネーションランプを標準装備していますが、ノーマル車はターンランプとバックライトをテールランプで取り囲んでいるデザインです。
カスタム車はメッキ調のライセンスガーニッシュがライトを貫いているようなデザインです。
カスタム車のウィンカー点灯時はテールランプがライン状に発光し、スタイリッシュな印象を与えます。
また、カスタム車では大きなルーフスポイラーが標準装備され、スポーティーな雰囲気を出しています。
NBOXのノーマルとカスタムの違い|まとめ
N-BOXのノーマル車とカスタム車は外装・内装・装備が異なり、見た目の印象も大きく異なります。
ノーマル車はシンプルで落着きのあるデザインですが、カスタム車はスタイリッシュでスポーティーなデザインです。
カスタム車はドレスアップモデルなので、標準装備も価格もランクが高くなっています。
デザイン・カラーの好みやライフスタイルに合わせて、納得のいく車選びをしてください。