ハリアーのピラーの外し方について、ハリアーに後付けでドライブレコーダーなどを取り付ける際に必要なピラーの取り外し作業をわかり易く解説します。
各ピラーの外し方のコツなども紹介ししていますので参考にしてください。
ハリアーのピラーの外し方|ピラーとは
ピラーを外すといってもそれ自体を外すわけではなく車内側の内装を外すことを言います。
内装を外し、配線などを露出させないようにピラー内に収めて内装を再装着する作業は、快適な車内空間を維持するためにぜひ知っておきたい手順です。
ピラーとは柱のことで、フロント前面からAピラーまたはフロントピラー、車体中央部分がBピラーまたはセンターピラー、後部がCピラーまたはリアピラーと呼ばれています。
車体設計によってはDピラー以降もあり、アルファベット順に表記されます。
goo.gl/tbYN8k ハリアーピラー
ハリアーAピラー(フロントピラー)の外し方
配線等をフロントガラス上部や天井に通すためには、フロントピラーを外しますが、フロントピラーにはエアバッグが入っているので、誤動作防止のために必ずバッテリーのマイナス端子を外してから作業する必要があります。
まずドアモールであるゴム部分を外し、上部の内張りを剥がすと、ピラーのカバーが少し浮きます。
カバー上部の内側にツメがありますので、ラジオペンチなどで90度回します。
中央部分にも同じようにツメがありますので、これも同じように90度回します。
固定部品はこの2か所のみですので、あとは根元を引き抜く要領でカバー全体を外します。
ハリアーのピラーの外し方|ドライブレコーダーを後付けする配線
ドライブレコーダーを取り付ける場合、露出配線なら簡単にできますが、配線を隠したい場合、電源をどこから取るのかで大幅に作業内容が変わります。
一番簡単なのはシガーソケットですが、ピラーまでの配線は露出します。
この配線を露出させないためには、センターコンソールを外して、シガーソケットの配線を露出させて作業をします。
ギボシ端子経由でドライブレコーダーに配線をつないだら、配線を内装の内側に埋め込むようにフロントピラーまで持って行き、バックミラー横あたりに設置します。
センターコンソールはビス止めしてありませんから、傷をつけないように慎重に手で外すだけです。
とにかく配線を内装の中に隠すことがコツです。
ハリアーのピラーの外し方|テレビフィルムアンテナの取り付け
ナビゲーションのテレビフィルムアンテナは購入商品についている取扱説明書通りに作業すれば比較的簡単に取り付けできます。
ガラス面をきれいに拭いてから作業することと、結露などで接着力が弱まらないようにするため、できるだけ晴れた日の日中に作業すれば成功率が高いようです。
サンバイザーを外し、コードを内装に中にしっかりと押し込みます。
慣れた人はサンバイザーを外さなくても押し込んでコードを隠すことができます。
フロントピラーを外しコードを収納します。
ハリアーBピラー(センターピラー)の外し方
まず、リアのスカッフプレートを外します。
次に運転席のシートベルトカバーを外し、ベルトを止めてあるボルトを六角レンチで外します。
窓周りのウェザーストリップを外すとBピラーカバーの全体が露出します。
下部にクリップが2つありますので気を付けながら外します。
ハリアーのピラーの外し方|ピラー内部の収納は安全面で重要なものばかり
ピラーカバーを外して作業する大半は配線隠しですが、中は空洞になっているわけではなく、様々な安全のための装置が収納されています。
自分で作業する時に絶対に守りたいのは、それらの安全装置の作動に支障をきたさないように慎重に作業することです。