ハリアーのリアワイパーの外し方を知っていますか?
ミニバンや小型車、そしてSUVのハリアーにも標準装備されているのがリアワイパーです。
リアワイパーは、路面の砂や埃、泥などを巻き上げてしまった時の視界確保のために取り付けられています。
しかし、中にはリアワイパーが付いているはずの車なのに外している方もいらっしゃいます。
特に必要ない方は外してしまっても問題はないわけです。
そこで、ハリアーのリアワイパーの外し方、それから交換方法を具体的に見ていくことにしましょう。
ハリアーのリアワイパーの外し方を知る前に車検について知っておこう。
「リアワイパーは外したいけれども、これで本当に車検に通るの?」と心配されている方のためにご説明します。
道路交通法のワイパーに関しての記載は、「自動車の前面ガラスには、前面ガラスの直前の視野を確保できる自動式の窓ふき器を備えなければならない」とあります。
つまり、窓ふき器等の保安基準には、前方のワイパーについての記載のみで、後方のリアワイパーに関する記載はないのです。
ですので、車検基準にリアワイパーは含まれていないのです。
規則上必要とされているのは前面ガラスのワイパーだけなので、リアワイパーは取り外しても基本的には問題がないのです。
ハリアーのリアワイパーの外し方。まずはカバーとナットを外してみよう。
車検についてはおわかりいただけましたか?
では次に、具体的にリアワイパーの外し方について見ていくことにしましょう。
カバーを外す
まずは、カバーを取り外します。
リアワイパーの根元部分にはカバーが取りつけてありますが、左右に広げて動かすとすぐに取り外せます。
この作業は特に工具などは必要ありません。
10mmレンチでナットを外す
次にナットを外します。
カバーを取り外すと、リアワイパーのアームがナットで取りつけられています。
カバーとは違ってこちらの方は手で取り外せるほど簡単ではありません。
10mmレンチを用意し、ナットを外していきましょう。
レンチさえあれば、女性でも簡単に外すことができます。
ハリアーのリアワイパーの外し方。アームを外し、ワイパーキャップを取りつけよう。
アームを取り外す
ナットを外した後は、アームを取り外しましょう。
アームは上下左右に揺らしながら少しずつ引っ張ると、取り外すことができます。
雨や雪などによって、錆びてしまっているアームもあり、取りはずことが難しいものもありますが、ゆっくりじっくり作業を続けると取り外せます。
リアワイパーキャップを取り付ける。
そして次にリアワイパーキャップを取りつけます。
前述した通り、リアワイパーを外すこと自体は、車検において問題はありません。
しかし、リアワイパーを取り外した後に残るネジや、備品が歩行者と接触したときに危険な突起物だと判断された場合、車検に通らない可能性が非常に高くなります。
ですので、カー用品店などでリアワイパーキャップを購入し、取りつけるようにしましょう。
ハリアーのリアワイパーの外し方を知れば、交換もラクラク。
以上、これまで見てきたように、取り外し方を知れば、その応用で交換をする際もラクに行なうことができます。
しかし、リアワイパーはフロントワイパーに比べれば使用頻度が少ないため、あまり交換する機会はないかもしれません。
しかし、雪や氷などによってゴムが裂けてしまうと車検に通らなくなってしまいます。
リアパイパーを取り外さずに使用している方は、ゴムが裂けていないかどうかを定期的に確認し、裂けているようであればすぐに交換するようにしましょう。
では次に、具体的なリアワイパーの交換方法について見ていくことにしましょう。
ハリアーのリアワイパーの外し方を知れば、交換もラクラク。その具体的な方法とは?
まず、ワイパーアームを立てます。
そして、リアワイパーがU字フックの場合はレバーを押しながら、ブレードを回すようにして取ります。
ブレードを外したアームはガラスにやさしく戻しておきますが、タオル等で挟むなどの必要は特にありません。
そして、新しいリアワイパーを取りつけていきますが、取り外した方法とは反対方向に回転させながら取りつけていきます。
このとき、リアワイパーがきちんと取りつけられ、少し触ると取れてしまうといったことがないように確認しましょう。
以上がリアワイパーの交換方法ですが、それほど難しいことはなく、簡単に取り付けられます。
ハリアーのリアワイパーの外し方は簡単。
いかがでしたでしょうか。
ハリアーのリアワイパーの外し方、意外と簡単なことがおわかりいただけたでしょうか。
リアワイパーが必要でない方は取り外して、代わりにリアワイパーキャップをすることだけは忘れずに行ないましょう。
そして、取り外さずにいる方は、ゴムに損傷がないかを確認し、ある場合はすみやかに取り替えるようにしましょう。