ハリアーのインパネの外し方を紹介します。
インパネとは、運転席正面ダッシュボードに組み付けられた、計器板のことです。
正式名称は「インストルメントパネル」です。
ハリアーインパネを外してできること
インパネをメーカーデザインから自分好みに塗装したり、ナビを付けたりオーディオを付けたりと様々な作業ができますが、かなり難しい作業です。
そもそもインパネとは、各種メーター、カーエアコンおよびカーオーディオなどのスイッチ類などの車を操作する上で必要な計器の集合体である計器板のことです。
車内インテリアの印象を決めてしまう重要なパーツですので、各メーカーとも機能性とデザイン性を重視して設計します。
よくインテリアパネルと間違えられます。
確かにインテリアパネルも略すとインパネですが、インテリアパネルはいわゆるダッシュボード全般です。
ハリアーのインパネ外し方|外す手順1
まずシフトノブ、シフトゲートパネル、センタークラスターパネルを外します。
外す手順は、シフトレバー横の小さなキャップをマイナスドライバーで外します。
外れたら、中のボタンを押さえたままシフトレバーをDレンジにし、シフトノブを取り外します。
内張り剥がしを使ってシフトパネル下部から外していきますが、ここはクリップでとまっているだけです。
次に、センタークラスターパネルを引っ張って外します。
これもクリップでとまっているだけです。
センタークラスターパネルが外れたら、ステアリング左側のパネルを引っ張って外します。
こちらもクリップのみです。
ハリアーのインパネ外し方|外す手順2
スタートスイッチ周り、内張り(インパネ)の外し方です。
ガーニッシュは傷つきやすいので、マスキングテープで保護しておきます。
運転席側のドアを開けて、ドア側のつなぎ目部分に内張剥がしを入れ、慎重にこじ開けるような要領でパネルを浮かせます。
少しずつ上へずらしていくのがコツです。
6か所のクリップがあるので折らないように慎重に外します。
上側が外れたら下のパネルも取り外します。
ビス止めされているのでドライバーで外します。
こちらは7か所のクリップがあります。
これでインパネは外れました。
ハリアーのインパネ外し方|注意点
とにかく配線の山です。
ハリアーの血管ともいえるこれらの配線に気を付けながら慎重に作業する必要があります。
せっかくの内装部材を傷つけないようにマスキングをすることをお勧めします。
ハリアーのインパネ外し方|ナビを後付けしたい
まず、バッテリーのマイナス端子をはずしてから、インパネなどの内装に着手します。
センターコンソール足元のカバーを外します。
グローブボックスを両側から挟み込むように押さえて手前に引っ張って外します。
グローブボックスのダンパーを外します。
内張りはずしを下部の隙間に挿し込んで浮かせるようにしながら、上へ持ち上げるようにしてフロントサイドステップを外します。
樹脂ナットを外して、運転席足元のサイドキックカバーを取り出します。
ねじ2箇所を取り、ブレーキペダル上方にあるアンダーカバーをカプラーを外してから取ります。
Aピラーカバーを外します。
ナビの各種配線をインパネ内を通してオーディオ取り付けスペースへ配線します。
接続図を参照しながら、車輌コネクター、ナビ本体へ接続します。
オーディオ取り付けスペース内に収まるように配線をまとめ、取付ブラケットで固定し、アース端子は取り付けブラケットに共締めします。
配線の挟み込みが無いことを確認します。
専用クラスターパネルの配線、取り付けをします。
ナビ取り付けのために外した内装を元に戻します。
バッテリーのマイナス端子を取付けます。
カーナビ、バックカメラ、ETCなどの動作確認をして完成です
ハリアーのインパネ外し方|インパネのカスタマイズ
インパネを外す手順はお判りいただけたと思います。
インパネを外してスイッチ類のトップ部分を塗装したり、インパネ自体をシール加工したりいろいろとカスタマイズできます。
自分好みにハリアーの内装を変えていくのもオーナーならではの楽しみ方です。