ハリアーのタイヤ交換を自分でしたいと思ったことはありませんか?
トヨタ・ハリアーはSUVなので、山道や砂利道、そして雪道などでの運転が中心になるため、タイヤ交換も慎重丁寧に行ないたいものです。
しかし、ガソリンスタンドやカー用品店でタイヤ交換を行なうと、費用も数千円かかってしまいます。
そこで自分でハリアーのタイヤ交換を行なうには、どんな用具が必要で、どのようなことに注意したらよいのでしょうか。
具体的に見ていくことにしましょう。
ハリアーのタイヤ交換を自分で行なう際に必要な用具とは?
まず、用具を見ていきましょう。
ハリアーのタイヤ交換で必要なのは、まず軍手です。
タイヤやホイール、ナットなどは道路の鉄粉などにより、かなり汚れているものです。
作業で手が汚れたりするのを防ぐために、そしてケガ予防のためにも軍手は用意しましょう。
次に必要なのはジャッキです。
これは標準仕様のものでかまいません。
それから必要なのがホイールナットレンチかトルクレンチですが、作業をスピーディーに行なうのであれば、トルクレンチがおすすめです。
その他、クロスレンチやタイヤ止めが必要になりますが、ハリアーはどのグレードでも大体必要用具はいっしょなので、ここまで説明したもので十分です。
ハリアーのタイヤ交換を自分で行なう場合のジャッキアップ方法とは?
ハリアーの30系でも60系でも基本的な作業手順はほぼいっしょです。
ジャッキアップを行なう際はまず、ホイールキャップが付いている場合、外してから作業をスタートします。
そして、室内に余計な荷物がある場合はおろしてから作業を行なうようにしましょう。
ジャッキアップは車体を完全に浮かせなくても大丈夫です。
なぜなら、完全に浮かせてしまうと、タイヤが空転してナットを緩めづらくなってしまうからです。
ジャッキを車に差し込むポイントとしては、車体の下部側面にある切り込みに設置します。
車の下を覗き込めばすぐにわかりますが、もしわからない方は取扱説明書にも記載してあるので、こちらで確認するようにしましょう。
ハリアーのタイヤ交換を自分で行なう際の作業前には安全確認
タイヤ交換は、
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サマータイヤ
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スタッドレスタイヤ
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エコタイヤ
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低燃費タイヤ
などでも作業の流れは同じです。
作業を行なう前に、平らな場所で停車させ、安全確認を行ないましょう。
傾斜があるところでジャッキアップすると、場合によってはジャッキが壊れてしまうこともあるため要注意です。
そして、傾斜がある場合は車体が動いてしまう恐れもあるので、そうした際はタイヤストッパーが必要になります。
そして、服装ですが、タイヤ交換はタイヤの持ち運びなど意外と汚れるものです。
ですので、汚れてもいい服装に着替えることがポイントで、車はパーキングにし、サイドブレーキも引き、エンジンは必ず停止させます。
ハリアーのタイヤ交換を自分で行なう際、ナットを緩めるときの注意点とは?
ホイールのカバーが装着されている場合は、タイヤ交換の前に外しておくようにしましょう。
そして、ホイールナットレンチやトルクレンチを使用し、ナットを事前に緩めておきます。
その後ジャッキアップを行ない、最初はタイヤを多少浮く程度にしておかないと、空転してしまうので要注意です。
そして、ナットを緩めたら、今度は完全に車体が浮くくらいにジャッキアップを行ないます。
さらにナットを緩め、手で一つずつ取り外していきます。
外したタイヤは車の下に横に置いておき、ジャッキが間違って外れてしまったときの予防として備えておくようにしましょう。
ハリアーのタイヤ交換を自分で行なう際、タイヤ装着のポイントとは?
ハリアーのクリップボルトの位置とナットの穴を合わせて取り付けることがポイントとなります。
その際、大切なのは、タイヤの下部を手で支えながら押し込み、ホイールナットを入りやすい状態にすることです。
そして、ナットをゆるく仮止めし、ジャッキを下げていき、対角線の順番でレンチを使いながらがっちりとしめていきます。
しかし、がっちりととは言っても、しめすぎてしまうとその次のタイヤ交換の際に取り外しがきつくなってしまうので、注意するようにしましょう。
こうした場合、トルクレンチを使うと、適度なしめ付け具合で作業ができるため、とてもおすすめです。
ハリアーのタイヤ交換を自分で行なうのは簡単です
いかがでしたでしょうか。
ハリアーのタイヤ交換を自分で行なう際のポイントがおわかりいただけたでしょうか?
前述した用具をそろえ、ジャッキアップや装着ポイントをおさえれば、誰でも簡単にタイヤ交換はできます。
しかし、ジャッキアップの際やナットのしめ付けなどは特に、注意や確認を怠ると事故の原因にもつながります。
気をつけながら作業を行なうようにしましょう。