「ハリアーはでかい」「かっこいい」「高級車」などハリアーの印象は様々です。
その中でも、ここではハリアーの大きさに焦点を当て解説していきます。
メリットやデメリット、どうして大きく見えるのか、色の違いで見た目の大きさの印象は変わってくるのか、今後のハリアーの予想サイズといった5項目で掘り下げていきたいと思います。
ハリアーがでかいことによるメリット
でかいことによるメリットは、ハリアーの所有者(ドライバー)に強さやたくましさ、男らしさといったイメージをプラスしてくれることだと思います。
必ずしも一概にとは言えませんが、やはりサイズの大きな車の方が見栄えもどっしりと構え、重厚な要素を見る人に与える機会が多い印象です。
パッと見た時に「この車大きいね、運転している人もきっとたくましい感じを持っている人だろうね。」とイメージさせることができます。
車というものは、着ている衣服と同じで、その人自身のイメージをありのままに表現してくれる存在の一つなので、こうしたでかく見えるメリットはたくましさを自然と表すことができる点にあると思っています。
ハリアーがでかいことによるデメリット
でかいことによるデメリットは、運転がどうしても難しくなるといったことです。
住宅街における狭い道での対向車とのすれ違いや駐車場の出し入れに大変苦労します。
もちろん、運転に慣れてくれば問題ないのですが、こうした場面に遭遇した場合、サイズの小さい車よりスピードをより抑えて、クリープだけで進むくらいの気持ちで走行しなければなりません。
なぜなら、他の車や障害物等に大事な自身の車をぶつけてしまう可能性が高いからです。
そのため、狭い路地裏での道路や駐車場でも時間をかけず、サッとやり過ごしたい、駐車をしたいと考える方にとっては、デメリットになってしまいます。
ハリアーのでかい見た目|その訳は
ハリアーが車のスペックだけを見ても、
全長×全幅×全高=4,725mm×1,835mm×1,690mm
と俗に3ナンバーと呼ばれる車の中でも随分大きいことが分かるのですが、数値だけがハリアーのでかさを強調しているかというとそうではないような気がします。
例えば、同じSUVのカテゴリーで見た目が似ているホンダヴェゼルを例に挙げても、サイズが4,295mm×1,770mm×1,605mmとハリアーより3項目とも下回っています。
数値だけで見ると3ナンバーの中でも小型サイズと言えるくらいです。
しかし、街中等でヴェゼルを見かけると大きい車だなと思います。
両者に共通しているのは、フロントマスクが切れ長の横に広がったヘッドライトを装備しているといったことです。
これがワイド感を助長させ、サイズ以上に大きさを表現しているものと思っています。
ハリアーのでかい見た目|色による違い
ハリアーがビッグサイズの車であることは十分理解できましたが、ボディーカラーによる見た感じの大きさに違いがあるのかというと私自身はあると思っています。
ハリアーのボディーカラーは大まかに、
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白
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銀
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黒
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紫
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赤
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青
の6種類用意されており、昼間と夜間で色の違いによる大きさの見た目が異なってくると思います。
まず昼間は、白・銀・青が大きく見えるのではないかと感じます。
これらの色は、道路や青空、建物等の色と重複しているために、車体(色)が街に溶け込み、ぼんやりと膨張しているように感じさせるからです。
逆に、夜間は黒・紫・赤が大きく見えると感じます。
一見、濃い色なので収縮して見えるかと思われがちですが、横長のヘッドライトやテールライトがより際立つため、夜見た際には、これらのボディーカラーがハリアーを大きく見せているのではないでしょうか。
ハリアーのでかい遍歴|今後の行方
現行のハリアーで3代目となるわけですが、初代、2代目とサイズを比較してみると、
初代=4,575mm×1,815mm×1,665mm
2代目=4,735mm×1,845mm×1,670mm
と初代よりは一回り大きく、2代目より全長と全幅が若干抑えられ、全高が若干増したという経緯を経ています。
最近では、横からの衝突事故の被害軽減を目的として、車幅の広い車がたくさん登場してきているので、車幅に関しては、2代目くらいの大きさまで再びサイズアップするのではないかと思っています。
また、立体駐車場の横幅制限を考慮したギリギリの1,850mmくらいに最終的には収まるのではないかと感じています。
ハリアーがでかいことはプラスorマイナス?
ハリアーがでかいことによるメリット・デメリット、数値以外のでかさを強調する要素、ボディーカラーによる昼夜における見た目の大きさの違い、今後のハリアーのサイズ予想等を個人的な見解で述べてきました。
総じてハリアーがでかいことは、プラスの面が多いような感じがしています。
「大は小を兼ねる」、このことわざがピッタリと当てはまる車がハリアーと言えるのではないでしょうか。