ハリアーのジャッキの高さについて、ハリアーをカスタマイズする時などに必ず使うジャッキについて調べてみました。
ハリアーのタイヤ交換する際に最低必要な上げ幅は、パンタタイプで300㎜、ガレージタイプで400㎜です。
ハリアーは純正で車高が高めの設定ですので、いろいろと注意するべき点があります。
ジャッキポイントや車載ジャッキの使い方や注意点などいろいろと紹介します。
ハリアーのジャッキの高さ|ジャッキポイントは?
ハリアーのジャッキポイントは取扱説明書の331~332ページに記載されています。
フロントもリアも中央部分の外側寄りです。(トヨタハリアー取扱説明書から引用)
ハリアーは純正で車高が高い設計ですので、少ししか上がらないと感じるかもしれませんが、タイヤ交換ならぎりぎりできます。
しかし、あくまでもぎりぎりという感じです。アダプターを付けるか硬質ゴム板を用意すれば問題なくできるようになります。
作業するときは安全のためリジットラックと輪止めを必ず使いましょう。
特に車下に潜るときは絶対に使用する必要があります。
慣れた人など、タイヤを置いてウマにする人もいるようですが、安全のためにはあまりお勧めできません。
ハリアーのジャッキの高さ|車載されているジャッキの使い方と注意点
ハリアーにはパンタジャッキが純正で車載されていますが少し小さいと感じます。
カスタマイズして車高を落としているなら別ですが、購入時のままの車高でも「上がりきらない?」と感じます。
急なパンクでタイヤを交換しようとするとき、タイヤを外すのはすんなりできますが、スペアタイヤをはめるとき少し苦労しそうです。
よく、タイヤ交換時にその辺にある適当なブロックで高さを調整するという話を聞きますが、絶対にダメです。
車が倒れます。
これはかなり怖いです。
パンタタイプジャッキに限らずタイヤ止めは必ず装着し、車体を水平に保てる場所で実施します。
ハリアーのジャッキの高さ|車載ジャッキはあくまでも緊急用と考える
ハリアー純正車載ジャッキはあくまでも緊急用、急なパンクのときの応急処置用のグッズであると考えましょう。
車高を変えたいとかのオリジナルカスタマイズを考えているなら、しっかりした信用できるジャッキを専門店で購入することをお勧めします。
ハリアーの総車体重量は1975kgで約2tです。
これだけのものを持ち上げる道具ですから、それなりのものが必要なのは当然ですね。
ハリアーのジャッキの高さ|ジャッキアップ時の注意点
リア部分のジャッキアップポイントは比較的わかり易い位置にありますが、フロントは少し隠れているので慣れるまでは少し難しいかもしれません。
予想よりかなり手前に設置されているので注意してください。
またジャッキポイントはガレージジャッキ専用ですので、パンタタイプより上げ幅は大きくなります。
使用しているタイヤによって上げ幅も変わります。
純正タイヤでも500㎜程度の上げ幅は見る必要があります。
ハリアーのジャッキの高さ|おすすめのジャッキは?
ハリアーをタイヤ交換でジャッキアップするだけなら2t対応でも大丈夫ですが、他にもいろいろ作業をするとなると上げ幅430㎜以上の耐重量3tクラスのものが適切です。
また、これほどの大きさの場合はハリアーなどSUV専用と考えた方がよいです。
車種によっては普通車セダンタイプでも車下に入りませんから、共用するならよく調べてからにした方が良さそうです。
国産のガレージジャッキ
信頼の日本製ジャッキメーカーの筆頭はマサダ製作所です。
ネット通販でも入手可能ですが、総重量がかなりありますので送料のことも考えて購入した方が良さそうです。
ハリアークラスにおすすめはSJ30LLです。
整備工場やガソリンスタンドでも使われるメジャーなジャッキです。
コンプレッサーが無くても使えますし、重たい車体も楽々とジャッキアップする優れもので、能力は3t、低床ペダル付きで最低位98㎜最高位は余裕の613㎜です。
ハリアーのジャッキの高さ|純正のパンタジャッキを使うときのグッズ
パンタジャッキは軽量でコンパクトなので、持ち運びに便利です。
しかし支点が小さな1点となることからグラつきが出ます。
そこで必要になるのがジャッキスタンドです。
2㎝程度の硬貨ゴムマットと耐重量4t以上のジャッキスタンドを持っていれば、純正の車載ジャッキでもタイヤ交換程度なら自分でできます。
タイヤ交換以外は自分ではしないという方は、このやり方が一番安全で低経費ですね。