ハリアーのエンブレムをダサいと感じますか?
は若い男性からベテラン中年ドライバー、そして女性人気も高く、家族持ちからも支持されています。
SUVはともすると、車好きの男性からは評価高くなりますが、女性から人気を得られない事が多々あるのです。
そして一部の意見としてハリアーのエンブレムがダサいのでは、という声があります。
今回はハリアーのエンブレムが本当にダサいのか徹底的に検証してみます。
ハリアーのエンブレムがダサいのか? これまでのモデルを検証
現行のハリアーは三代目で、初代は1997年にデビューして2003年まで、2003年からは2013年までが二代目となり、2013年から現在までとなっています。
ボディサイズなどは大きな変更はなく、初代と二代目はヘッドライトも大きく似た印象です。
現行からはヘッドライトが細くなり、より近未来的な感じがします。
エンブレムのモチーフは鷹
ではエンブレムはどうかと言うと、現行モデルまで一貫して鷹がデザインとなっています。
それは、タカ科の鳥「チュウヒ」を英語読みで”ハリアー”となり、それをデザインとしたからです。
中には、トヨタマークやレクサスマークのエンブレムを取り付けるハリアーも見かけますが、基本的には鷹デザインのエンブレムで統一されています。
ハリアーのエンブレムがダサいと仮定するならカッコ良いのはどれ?
個人的にはとてもカッコ良いハリアーのエンブレムですが、これは人それぞれで好き嫌いがあるので仕方がないですね。
美的センスとは、個性や性格が反映されるので、どうしようもないのです。
ですから、中にはハリアーのデザインや性能は気に入っているのに、エンブレムだけが苦手で購入を躊躇う人もいるかもしれないですね。
一般的には国産車のエンブレムに対しては、否定的な意見が多く、外車に対しては肯定的な意見が多いと思います。
それは外車コンプレックスというと語弊がありますが、確かにデザイン的には外車の方が優れている気がしますね。
アウディ、BMW、ベンツ、さらにボルボやアルファロメオなどのエンブレムは歴史があるので、一目でその車のブランドだと判断できる魅力があります。
ハリアーのエンブレムがダサいのか?トヨタ車の場合
ハリアーと同じトヨタの車はどのようなエンブレムなのか調べてみました。
クラウンのエンブレムは王冠
ハリアーが高級SUVなら、高級セダンの代表がクラウンですね。
クラウンはその名の通り、王冠エンブレムが付けられています。
クラウンのエンブレムは、多分国産車で一番有名なはずなので、一目で分かる存在感がありますね。
アルファードやマークXのエンブレムは?
続いて、高級ミニバンのアルファードなどは、あまりエンブレムの印象がないですね。デザインとしては、アルファベットの”a”だと思いますが、どうも分かり辛いです。一番分かり易いのは、マークXの”X”エンブレムではないでしょうか?
これらのエンブレムをダサいと一言で片付けるのは簡単です。
しかし、それぞれに個性があります。
それに、街中などで注意深く観察すると、中にはトヨタのエンブレムに交換したりと、運転者の趣向や拘りを感じさせてくれます。
ハリアーのエンブレムはダサいのか?ライバルカーの場合
ハリアーのエンブレムを公平に比較するなら、同じトヨタ車や外車ではダメかも知れないですね。
きちんと比較するなら、同価格帯の国産ライバルSUVでないと、納得しないでしょう。
まず、当面のライバルの最有力候補がマツダのCX-5です。
しかし残念ながらマツダはどの車でもエンブレムが同じ”M”デザインなのです。
続いて日産のエクストレイルですが、こちらもエンブレムに拘りがないのか、日産のロゴが入った共通エンブレムとなっています。
スバルなどのSUVも、エンブレムは基本同じなので、ここまで調べて結論がほぼ出たと思います。
国産SUVでエンブレムもデザインに凝っているのはハリアーだけ
それは、国産SUVでエンブレムもデザインに凝っているのは、ハリアーぐらいなのです。
もちろん、そのデザインも好き嫌いが分かれるのは承知しています。
それでも車のコンセプトに沿ったデザインのエンブレムを一概にダサいと否定するのは、個人的にはあまり良くないと思います。
ハリアーの エンブレムがダサいという声に対して
車には詳しい方だと自負していましたが、エンブレムに関しては意識した事がありませんでした。
ですから、他社のハリアーライバルカーは、もう少しエンブレムに拘りがあると思ったら、実はエンブレムは各社ともそれぞれ共通の物を使用していて、驚きでした。
だからこそ逆にハリアーの鷹デザインのエンブレムが目立つ結果となり、一部からダサいという声が挙がったと推測できます。
そもそも、他のライバルカーのエンブレムは、長年使用した歴史あるデザインであり、定着しているとも言えます。
トヨタ車は、エンブレムが統一のものもあれば、ハリアーやクラウンなどのように、それぞれ違った物もあります。これらを比較して、見比べるのも面白いものですね。
「ハリアーのエンブレムはダサいのか検証する」のまとめ
初代ハリアーが誕生したのが1997年なので、20年以上が経過した事になります。
車が売れなくなったと言われながら、コンスタントに売り続けSUVの代表車となったのは、本当に凄い事ですね。
エンブレムはその車を象徴するものなので、それだけ小さなデザイン一つに対しても、様々な声があるのです。
私としては、他社がデザインに拘らず共通エンブレムを使っている中、攻めの姿勢とも思える、鷹デザインのエンブレムを使い続けるトヨタの方針に賛同します。