アクアの鍵マークがオレンジで点滅しているアラートについて解説します。
トヨタの誇るハイブリッド車、アクアは2011年の発売以降、現在まで販売数を伸ばし続けている日本のハイブリッド車のスタンダードとも言える地位を築いたロングセラーカーです。
ハイブリッドシステムによる非常に優れた燃費性能や購入価格の手ごろさだけでなく、コンパクトで小回りの利く車体ゆえの運転性の良さなどが高く評価されています。
そんなアクアですが年式やグレードによって鍵のシステムが異なる事もあり、鍵周りのシステムについて解りづらいと感じる人も居るようです。
本記事ではアクアの鍵マークがオレンジで点滅している表示灯の意味についてを中心にアクアの鍵周りについて解説します。
アクア 鍵マークがオレンジで点滅の意味|アクアの鍵
アクアのメーターパネルの鍵マークがオレンジで点滅する意味はアクアの鍵の電池の残量が少ないというサインです。
アクアの場合、シリンダーに鍵を差し込んで回さなくてもエンジンがスタートできるスマートエントリー&スタートシステムはオプションですが、ドアの開錠、施錠を無線で行うキーレスエントリーは標準装備なため、アクアの鍵には必ず電池が搭載されています。
特にスマートエントリー&スタートシステムを装着している場合、鍵(スマートキー)は持っているだけでエンジンがスタートできるため、鍵の電池が完全に切れてエンジンがスタートできなくなってしまうと車の操作に支障をきたすことがあります。
鍵の電池が完全に切れてしまう前に早急に電池を交換した方が良いでしょう。
アクア 鍵マークがオレンジで点滅の意味|アクアの鍵の電池の交換
アクアの鍵の電池の交換はトヨタのディーラーやカーショップなどに依頼すれば行ってくれますが、その場合は電池代に加えて工賃が必要となります。
電池の交換自体は特別な工具などは必要なく、ドライバーがあれば比較的簡単に交換できるので、安く済ませたいのであれば自分で行う事で工賃を節約する事ができます。
アクアの鍵で使われている電池はスマートエントリー&スタートシステム装着車の場合CR1632、非装着車の場合CR2016という形式のコイン型リチウム電池です。
どちらの場合でもドライバーを使ってカバーを外して電池を交換する手順に大きな違いはありません。
スポンサーリンクアクア 鍵マークがオレンジで点滅の意味|アクアの鍵の電池が切れた場合
アクアの鍵の電池の寿命は1~2年です、基本的には1年経ったら電池の交換を考えた方が良いでしょう。
通常であれば警告が出てから電池の交換をしても問題ないですが、鍵の電池はアクアを使っていなくても少しづつ消耗しています。
そのため、しばらくアクアに乗っていなかった場合などは、急に電池が切れて鍵の無線での開錠、施錠やエンジンスタートができなくなる事もあり得ます。
スマートエントリー&スタートシステム非装着車であれば普通に鍵を使えばいいだけなので問題ないですが、スマートエントリー&スタートシステム装着車の場合は開錠、施錠やエンジンスタートがやや複雑になります。
スマートエントリー&スタートシステム装着車で鍵の電池が切れた場合、ドアの開錠、施錠はスマートキーに収納されているメカニカルキーを使って行います。
エンジンのスタートはブレーキを踏みながらスマートキーをパワースイッチに近づける事でランプが点灯し、鍵の電池が切れていてもエンジンをスタートする事ができます。
アクア 鍵マークがオレンジで点滅の意味|赤い鍵マークの表示灯
アクアには鍵マークがオレンジで点滅する鍵の電池切れのアラートとは別に赤い鍵マークの表示灯が存在します。
これは盗難防止装置(イモビライザー)が作動しているサインで、この機能はスマートエントリー&スタートシステム装着車に搭載されています。
この表示灯は停車中は点灯し続けていますがエラーなどではありません。
正しいキーでエンジンをスタートさせることで解除されて消灯します。
スポンサーリンクアクア 鍵マークがオレンジで点滅の意味|まとめ
ここまでアクアの鍵マークの表示灯や鍵周りのシステムについて解説してきました。
アクアで鍵マークがオレンジで点滅する表示灯はアクアの鍵の電池切れが近い事を意味しています。
アクアの鍵の電池はスマートエントリー&スタートシステム装着車の場合CR1632、非装着車の場合CR2016というコイン型電池を使っており、交換はドライバーがあれば自分で行う事も可能です。
アクアのスマートキーの電池が切れてしまった場合、ドアの開錠、施錠はスマートキーに収納されているメカニカルキーを使って行い、ブレーキを踏みながらスマートキーをパワースイッチに近づける事でエンジンスタートを行う事ができます。