アクアの走行距離の限界はどの程度なのでしょうか?
2011年に発売されたトヨタアクアは、非常に優れた燃費性能がユーザーから支持され、日本を代表するハイブリッドカーとして、現在に至るまでロングセラーを続けています。
アクアは非常に長期間にわたって売れ続けている車なため、ユーザーの中には既に相当な距離を走っているユーザーも少なくないでしょう。
そんなユーザーにとって気になるのは、一体アクアはどこまで距離を走ることができるのかという点です。
本記事ではアクアの走行距離の限界についてを中心に解説します。
アクア 走行距離の限界は?|走行距離の限界
アクアのエンジンや駆動用バッテリーなどの主要部分は5年、または走行距離10万kmの早い方がメーカーの保証期間となっています。
走行距離10万kmまではメーカーの保証付きといって良いでしょう。
しかし、勿論メーカーの保証期間を超えてもアクアは走ることができます。
一般にアクアのユーザーの間ではアクアは走行距離20万km程度までは問題なく乗れると言われており、通常ではこの辺りが買い替えの一つの目安といえるでしょう。
アクアの走行距離の限界としては大きなトラブルもなく40万kmを超えたという例があり、この辺りが限界ではないかと思われます。
アクア 走行距離の限界は?|走行距離の限界2
アクアの走行距離の限界は何で決まるのでしょうか。
アクアを長期間乗り続けていると車体の様々な部分が劣化していくので、それらを随時交換していく事になりますが大きな問題となるのが駆動用バッテリーです。
アクアの駆動用バッテリーはアクアのハイブリッドシステムのコアともいえる重要なパーツであり、交換には15万円~20万円といった高額な費用がかかります。
駆動用バッテリーの寿命は走行距離15万~20万km程度と言われており、それだけの走行距離を走ったアクアの駆動用バッテリーが故障した場合、高額な交換費用を払うよりは車体の寿命と考えて買い替えを考えるユーザーが多いです。
この駆動用バッテリーの寿命と高額な交換費用がアクアの実質的な走行距離の限界を決める大きな要因となっています。
スポンサーリンクアクア 走行距離の限界は?|走行距離を伸ばすには
アクアで20万kmを超えて、より長い走行距離を走るにはどうすればいいのでしょうか。
やはり重要なのは小まめなメンテナンスです。
タイヤやオイルなどの消耗品は定期的にしっかり交換することで車体への負担を抑えることができます。
また、乗っていない時のアクアの保管状態は寿命に大きな影響を与えます。
特に高温はバッテリーなどに悪影響を及ぼすため、真夏にアクアを保管しているガレージが閉め切って高温になっている場合などは、換気などをして暑くなりすぎないように注意しましょう。
短距離の街乗りだけでなく、定期的に長めの距離を走ることもメンテナンスの一環として効果があります。
アクア 走行距離の限界は?|アクアの買い取り
それなりの長距離を走ったアクアでも、手放すときに買い取ってもらうことは可能なのでしょうか。
アクアはリセールバリューの高い車として知られています。
実際、走行距離10万キロを超えているアクアでも車体の条件が良ければ30万円以上の価格で買い取ってもらえることもあります。
中古車の売買価格はかなり流動的ですので、買い取りを依頼するときは複数の買い取り業者に依頼して、高値を付けてくれるところを探した方が良いでしょう。
スポンサーリンクアクア 走行距離の限界は?|まとめ
ここまで走行距離の限界についてを中心に解説してきました。
アクアは走行距離10万kmまではメーカーに保証されています。
実際には走行距離15万~20万km辺りの駆動用バッテリーの寿命がそのまま限界になる事が多いです。
しっかりメンテナンスを怠らずに乗り続ければアクアは40万kmを超えて乗り続けることも可能です。
アクアは10万km程度までの走行距離であれば、それなりの価格での買い取りが期待できます。