アクアでテレビが映らない時の解決法を解説します。
トヨタアクアは非常に優れた燃費性能と手ごろな購入価格、取り回しの良さや運転のしやすさなどがユーザーから広く支持されて、2011年の発売開始以降、モデルチェンジによる改良を続けながら現在に至るまで販売数を伸ばし続けているロングセラーカーです。
日常的な足としてアクアを利用しているユーザーの中にはカーナビでテレビを見たいと思うユーザーもいると思いますが、そのテレビが映らなくて困ってしまう方もいるようです。
本記事ではアクアでテレビが映らない状況とその原因を中心に解説します。
アクア テレビが映らない 解決法|走行中にテレビが映らない
アクアにトヨタの純正ナビを付けている場合、初期状態では車が走行した時点でテレビの映像は映らなくなり音声のみが流れる仕様になっています。
ディーラーなどに依頼して走行中でもテレビが映るようにしてもらう事が可能ですが、その場合は工賃などで2万円から3万円程度の費用がかかる事が多いです。
費用が高額に感じる場合はディーラーなどに依頼しなくても市販のTVキットやナビキットと言われるパーツを購入し、自分で車に取り付ける事でもテレビが映るようになります。
取り付ける作業はそれほど難しいものではなく、自分で取り付け事で費用は数千円程度のキットの購入費用だけになり大幅に安く抑える事が可能となるため、DIYが苦手でなければ挑戦してみる価値があります。
ただし純正ナビが走行中にテレビが映らない仕様になっているのは安全のための仕様です。
走行中にテレビが映るようになっても安全には十分に気を付けた上での運転を心がけましょう。
アクア テレビが映らない 解決法|B-CASカードの劣化
それまで写っていたアクアのテレビが急に映らなくなる原因で比較的多いのがB-CASカードが原因のケースです。
古い型のカーナビの場合B-CASカード自体が不要のケースもありますが、大半のカーナビではテレビを映すのにB-CASカードが必要となります。
このB-CASカードが経年劣化で接触不良や認識エラーを起こしてしまいテレビが映らなくなるケースがあるのです。
アクアのテレビが映らなくなった場合は一度B-CASカードを取り出してパーツクリーナーなどでB-CASカードのICチップ周りの洗浄を行ってからセットしなおす事でテレビが映るようになる場合があります。
スポンサーリンクアクア テレビが映らない 解決法|アンテナと配線の問題
フロントガラスのフィルムアンテナの取り付け方やアンテナからカーナビまでの配線の状態が悪かったりするとテレビが映らなかったり、映りが悪くなったりする事があります。
フィルムアンテナ取り付けの際は位置や向きを十分に気を付けるようにしましょう。
またアンテナからカーナビへの配線と他の電源やドライブレコーダーなどの配線を束ねてしまうと干渉してしまい、テレビの映りに影響が出る事が多いです。
アンテナの配線とは異なりますがパーキングブレーキ接続ケーブルが正しく配線されていないと、常に走行中と判断されてしまいテレビの音声はするのに映像は映らないという状況になる事があります。
アクア テレビが映らない 解決法|その他の問題
主に長距離の運転中にそれまでテレビが写っていたのに突然テレビが映らなくなるケースの場合、地域設定が原因の可能性の場合があります。
テレビのチャンネルの設定は地域によって異なるため、長距離の運転により受信の地域が変わる事で上手く受信ができなくなってしまう事があるのです。
この場合はチャンネルスキャンを行う事でチャンネル設定が更新されてテレビが映るようになる可能性があります。
また山間部などでは単純に地デジの電波が弱いため、受信が上手く出来ずにテレビが上手く映らない事があります。
スポンサーリンクアクア テレビが映らない 解決法|まとめ
ここまでアクアでテレビが映らない状況とその原因を解説してきました。
アクアの純正ナビは初期状態では車の走行時にはテレビの映像が写らないようになっており、走行中に映像を映すにはディーラーなどに依頼するか自分でTVキットなどを取り付ける必要があります。
アクアのテレビが急に映らなくなった場合、B-CASカードの経年劣化の可能性があり、B-CASカードの洗浄で映るようになることがあります。
またテレビの映りが悪い場合はアンテナや配線に問題があるケースが多いため、他のケーブルと束ねたりしていないか確認してみましょう。