アクアのヒューズの種類について解説します。
2011年に発売されたトヨタアクアは手ごろな価格の親しみやすいハイブリッドカーとして人気を集め、長期に渡って高いセールスを記録し続けました。
アクアは発売から10年になる2021年には初のフルモデルチェンジを行い、次の10年へのステップアップを果たしています。
長期に渡って売れ続けた車なためアクアに乗っているユーザーも多いと思いますが、アクアに乗っているユーザーでも意外と車の細かい事までは知らない方も少なくありません。
本記事ではアクアのヒューズの種類など車のヒューズについてを中心に解説します。
アクア ヒューズの種類解説|ヒューズの役割
電気部品にそれほど詳しくない方ですと、ヒューズがどのような部品なのかよく知らない方も少なくないでしょう。
ヒューズは過剰な電力が流れると熱で溶ける事により、それ以上の電流が流れることを阻止し、他の回路が過剰な電流で壊れることを防ぐための部品です。
その性質上、使い捨ての部品であり、一度過剰な電流で溶けて切れてしまったヒューズは新しいヒューズと交換する必要があります。
ヒューズが切れる原因で多いのは配線のショートによる過電流なため、配線を束ねている場合などは経年劣化で配線の被膜が破れたりしていないか、定期的に確認するようにしましょう。
ヒューズは家庭の家電でも使われていますが、車で使われているヒューズの方が目にする機会は多いでしょう。
アクア ヒューズの種類解説|アクアのヒューズ
車で使われるヒューズは大きさによって平型、ミニ平型、低背の3種類に分かれており、平型が一番大きく、低背が一番小さいです。
上記の3種類とは別にガラス管型のヒューズがありますが、車ではアクセサリーなどにのみ使われます。
アクアで使われているヒューズはアクアの年式に関わらず全て低背タイプのヒューズです。
また、ヒューズの種類はヒューズの大きさだけではなくヒューズのアンペア数によっても分かれています。
ヒューズの背中の部分に大きく書かれている数字がアンペア数になります。
ヒューズを差し込む場所によってアンペア数は決まっており、それに合わせたアンペア数のヒューズを使う必要があります。
スポンサーリンクアクア ヒューズの種類解説|アクアのヒューズの位置
アクアを含む車のヒューズは基本的に全てヒューズボックス内にまとめられています。
アクアの車内のヒューズボックスは助手席の足元にあり、エンジンルーム内には別のヒューズボックスがあります。
アクアの年式によって細かい位置には違いがありますので、ヒューズボックスが見つからない時はマニュアルで場所を確認しましょう。
ヒューズボックスには蓋がしてありますが道具を使わなくても蓋のツメを押すことで簡単に開けることができます。
また、ヒューズボックスの蓋にはそれぞれのヒューズがアクアのどの機能と繋がっているかが記載されています。
アクア ヒューズの種類解説|アクアのヒューズの交換
アクアのライトやパワースライドドアなどの電力を使用する機能が正常に動かない時はヒューズが切れてしまっていないか確認してみましょう。
ヒューズの確認及び交換の前には車のエンジンを切ってから交換を行う必要があります。
ヒューズボックスの蓋やマニュアルなどから、どのヒューズが動かない機器のヒューズなのかを確認します。
どのヒューズを確認すればいいか解らない場合はそれほど数は多くないので全てのヒューズを確認しましょう。
ペンチなどを使ってヒューズを引き抜いて、ヒューズが切れているかを確認し、ヒューズ切れていた場合は交換する必要があります。
ヒューズの交換は切れていたヒューズと同じアンペアの新しいヒューズを代わりに差し込むだけなため、機械に詳しくない方でも簡単に行うことができます。
スポンサーリンクアクア ヒューズの種類解説|まとめ
ここまでアクアのヒューズについてを中心に解説してきました。
ヒューズは大きさによって平型、ミニ平型、低背の3種類に分かれており、アクアのヒューズは年式に関わらず全て低背タイプのヒューズです。
ヒューズの大きさだけでなくアンペア数にも種類があり、ヒューズを交換する場合は同じアンペアのヒューズと交換する必要があります。
アクアのヒューズボックスは車内の助手席の足元と、エンジンルーム内にあります。
ヒューズボックスの細かい位置は年式によって異なるので、見つからない場合はマニュアルを確認しましょう。