アクアのエンジン音はうるさいのでしょうか。
トヨタアクアは2011年にハイブリッド専用車として販売開始して以来、非常に優れた燃費性能やハイブリッド車としては購入しやすい価格である事などが評価されて、現在に至るまで息の長い売れ行きを見せています。
そんなアクアですがネットの評判などではアクアのエンジン音はうるさいという声があります。
本記事ではどの様な状況でエンジン音が気になるのか、アクアのエンジン音はうるさいのかといった事を解説します。
アクアのエンジン音はうるさい?|ハイブリッド車のエンジン音
一般的にハイブリッド車はエンジン音が静かだと言われる事が多いです。
それにはいくつかの理由がありますが、まず理由として大きいのはモーターとエンジンを併用している状況ではエンジンに必要とされる出力が小さいため、エンジン音も小さくなるというのがあります。
ガソリン車のエンジン音の中でも特にうるさいと言われるのが発進時の音ですが、アクアを含めたハイブリッド車は発進時はモーターの出力を使って走るためガソリン車と比べると非常に静かです。
またハイブリッド車に搭載されるエンジン自体が燃費を重視して出力を抑えたエンジンである事が多いため、エンジン音が小さく感じるという事があるようです。
しかし本質的にはハイブリッド車とエンジン音が静かである事は直接結びつく事ではありません。
ハイブリッド車であってもエンジンが高回転の時の騒音はエンジン車と変わらない事が多く、静かな時との差が激しいため、通常のエンジン車と同様のエンジン音であってもうるさく感じてしまう事があり得ます。
アクアのエンジン音はうるさい?|エンジン音がうるさい時1
実際にアクアのエンジン音がうるさいと言われるのはどのような時なのでしょうか。
基本的に高い出力が必要とされる状況ではモーターの出力だけでは足らずにエンジンが高回転になりエンジン音がうるさくなります。
高い出力が必要とされる状況で代表的なのは高速道路での走行や急な坂道の登坂といった状況です。
街乗り主体でアクアを使っており普段は高速を出さないような人が高速道路を走る時は普段は気にならないエンジン音が非常に大きく感じて気になる事が多いようです。
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また高い出力が必要とされる状況でなくても、モーターの出力が十分に出せない状況ではやはりエンジンの出力が上がってしまいエンジン音がうるさくなる事があります。
単純に駆動用バッテリーの残量が残り少なくなった状況や、エアコンを付けてる状況ではモーターの出力が足りなくなりエンジンが高回転する事になり騒音に繋がります。
エアコンは気温によっては付けない訳にはいかないでしょうが、エンジンの騒音が気になる人は駆動用バッテリーの残量が少なくなりすぎないよう、適切な充電を行えるような運転を心がけるようにしましょう。
アクアのエンジン音はうるさい?|実際それほどはうるさくない
エンジンが高回転するような状況ではエンジン音がうるさくなってしまう事があるとはいえ、街乗りが主体であるならエンジンが高回転するような状況はそれほどありません。
エンジンが高回転するような状況でさえなければ、アクアは一般的なガソリン車と比べて非常に静かです。
またアクアは複数回にわたるマイナーチェンジにより細かい点の改善が進んであおり、最新モデルでは遮音性に関しても初期モデルから比べると大幅な改善が見られます。
少なくとも最新モデルのアクアに関して言えば、エンジン音がうるさいのはそれなりに限定的な状況に限ると言えます。
スポンサーリンクアクアのエンジン音はうるさい?|まとめ
ここまでアクアのエンジン音がうるさいのかについて解説しました。
アクアのエンジン音がうるさいと言われるのはモーターだけでは出力が足りないなどの理由でエンジンが高回転している時です。
高速道路での走行や急な坂道の登坂、またはバッテリー残量が少ない時やエアコンを付けながらの走行時などではエンジン音がうるさい時があります。
ただ街乗り主体であるならエンジンが高回転する状況はそれほどなく、多くの場面においてはアクアは一般的なガソリン車に比べて非常に静かな車と言えるでしょう。