アクアの収納を工夫している人は少なくないのではないでしょうか。
2011年にハイブリッド専用車としてデビューしたトヨタアクアはハイブリッドによる非常に優れた燃費性能とハイブリッドカーとしては割安感のある購入価格が支持され、複数回にわたるマイナーチェンジでの改良を経て現在もロングセラーを続けています。
優れた燃費性能だけでなく小柄で取り回しの良いボディもアクアの人気の理由の1つと言われていますが、一方で小柄なボディ故に車内がやや手狭であり収納には不満を感じる人も居るようです。
本記事ではアクアの収納や収納の改善について解説します。
アクアの収納 工夫で改善|座席周りの収納
アクアの収納に不満を感じている人はどのような所に不満を感じているのでしょうか。
運転席や助手席周りの収納に関しては定番のグローブボックスや助手席のオープントレイ、各所の小物入れやフロントドアのポケットなど数はあるのですが全体的にサイズが小さいため、少し物を入れただけでいっぱいになったり入れたい物が入らなかったりなど収納に不足を感じる人が多いようです。
また特に不満として上がりやすいのが後部座席周りの収納に関してで「後部座席のカップホルダーが1つしかない」「リアドアにはポケットが無い」といった不満の声が上がっています。
アクアの後部座席に関しては収納だけでなく乗り心地に関しても不満の声が多く、後部座席はコストの犠牲として性能を削られた感があり、そもそも長時間乗る事自体を想定されていないと思われます。
アクアの収納 工夫で改善|座席周りの収納を増やすには
座席周りの収納の不足を改善するのであれば何らかの後付けで収納を増やす方法が基本です。
運転席周りの収納の改善ではコンソールボックスの追加が定番です。
純正品ですと結構な値段になりますが、アクアは売れている車だけあって社外品でもアクア専用のコンソールボックスが存在しており、純正品と比べて遜色ない性能のものが手ごろな価格で購入できます。
後部座席に関してはボックスなど置けるスペース自体が無いため、収納を増やすのであれば運転席、助手席のシートの背中に装着するバックシートタイプのポケットが良いでしょう。
ただし元々後部座席自体のスペースが狭いため後部座席に大人が座る場合はバックシート型の収納は圧迫感を感じる場合があります。
スポンサーリンクアクアの収納 工夫で改善|荷室の収納
アクアの座席周りの収納に関しては不満の声もあるようですが、荷室の収納性はどうでしょうか。
座席周りと異なり荷室の収納性は単純に荷室の広さによって決まりますが、アクアの荷室の収納はなかなか優秀です。
車種 | 横幅×高さ×奥行 |
トヨタアクア | 1000×815×710 |
トヨタヴィッツ | 1000×865×620 |
日産ノート | 950×700×620 |
アクアの荷室の広さは競合車ともいえるノートに比べて一回り大きく、ヴィッツと比べても奥行きの広いアクアの方が広く感じます。
荷室の収納に関してはアクアはコンパクトカーというジャンルの中でも指折りの性能があり、比較的不満は少ないと言えます。
アクアの収納 工夫で改善|荷室の収納の改善
アクアは荷室の収納性に関しては良好ですが、問題なのが段差です。
アクアは荷室の床が取り出し口より低く段差になっており、少し持ち上げなければ荷室の荷物を取り出せません。
軽い荷物であれば問題ありませんが重い荷物を積んでる場合、それなりの負担になります。
また荷物の収納の為にリアシートを倒した時も荷室の床の高さと段差ができてしまいます。
これらの段差はデッキボードを利用して荷室の床を底上げする事で改善する事が可能です。
デッキボードは社外品が少なく、純正品との価格差もあまりないため純正品を使う人が多いですが、作り自体はそれほど高度なものではないので自作している人も居るようです。
スポンサーリンクアクアの収納 工夫で改善|まとめ
ここまでアクアの収納や収納の改善について解説してきました。
アクアの座席周りの収納は全体的に不足気味で不満を持っている人も多いです。
収納が足りないと感じるようならコンソールボックスやバックシートポケットなどを後付けで追加する事で改善を図る事ができます。
座席周りに比べてアクアの荷室はコンパクトカーとしては収納性が高いです。
荷室の床と取り出し口やリアシートを倒した時の段差が気になるようならデッキボードの導入を検討してみましょう。