オデッセイ フルフラットのやり方について、フルフラットシートとは、全シートをフルリクライニングさせて座面と背もたれをほぼ水平につなげ、ベッドのように使えるようにするシートアレンジのことです。
ミニバンを中心に普及していますが、完全にフラットになるものは少ないようです。
そこで、オデッセイをフルフラットにする方法をご紹介します。
オデッセイのフルフラットのやり方|3列目床下収納の方法
オデッセイの人気の1つとして3列目床下収納があります。
バゲッジスペースが有効に活用できますし、3代目以降は電動収納を採用していますので、女性でも軽々と操作ができます。
まずヘッドレストを前に倒してコンパクトにします。
背もたれの後ろにあるレバーを引いて背もたれ部分を前に倒します。
背もたれを前に倒すと座面の後ろ側の下にあるレバーが見えますので、それを引きながら、3列目全体を後ろ側に回転させる要領で引っ張り上げます。
3列目の座席全体が180度回転して、座面の底が上に来るように床下に収納されます。
電動収納になった3代目以降の場合、手作業はヘッドレストを前に倒すところだけです。
後はバゲッジスペースの横壁にあるスイッチを押すだけで自動で収納されます。
オデッセイのフルフラットのやり方|2列目の倒し方
2列目の座面を90度起こすようにして1列目の背面に立てかけるようにします。
ヘッドレストを前に倒します。
2列目の背もたれを前に倒します。
3列目シートを床下収納した場合、2列目と3列目の間に溝ができますので、2列目シートの背もたれ背面部にあるボードを180度起こして溝を隠します。
但しこのボードは水平ではありません。
2列目は3列目より少し高いので、フルフラットのしたいなら、専用の板を用意する必要があります。
2列目の高さに合わせて3列目側に足をつけてフルフラットにする方法です。
車中泊の場合は10㎝程度のマットを準備すればほとんど気にならない程度の段差です。
オデッセイのフルフラットのやり方|プレミアムクレイドルシートの倒し方
3列目シートを床下格納し、2列目を目いっぱい後ろに下げた状態で、背もたれ部分をリクライニングすると、ほぼ90度フラットまで倒せます。
その状態でフットレストを出すだけで、十分仮眠可能な状態にできます。
オデッセイのフルフラットのやり方|1列目と2列目でフラット仕様にする
1列目と2列目でも寝そべる状態にはできます。
3列目は床下収納せず、2列目を目いっぱい後ろに下げます。
1列目のヘッドレストを外します。
後ろにいっぱいまでリクライニングします。
2列目シートをいっぱいまでリクライニングします。
但し、2列目は後輪のタイヤハウスに当たるのでフラットにはなりません。
2列目シートにもたれて足を伸ばしてくつろげる程度でしょうか。
あくまでもフルフラットを望むなら、3列目シート床下格納の上で、2列目との間の溝と段差解消のゲタを自作するのがベストです。
オデッセイのフルフラットのやり方|車中泊のおすすめアイテム
オデッセイは、シートを倒すだけでは完全なフラットにはならないので、熟睡したいならマットなどのアイテムを用意する必要があります。
天井が低いので厚手のマットだと圧迫感があるかもしれませんが安眠性は向上します。
車中泊用マットもありますし、アウトドア用品を活用する手もあります。
外からの目線や駐車場の街灯を遮断できるカーテンがあると便利です。
オデッセイのフルフラットのやり方|小さな子供もペットも安心のフルフラット仕様
2列目のクレイドルシートは最高の座り心地で快適なドライブが約束されます。
しかし、小さな子供やペット同伴の宿泊時にはやはりフルフラット対応が望ましいところです。
オーナーの使用シーンに合わせていろいろなアイテムを準備することで、より快適なオデッセイライフが楽しめます。