オデッセイにシートヒーター後付けはできるのでしょうか。
シートヒーターとはシートに装備された暖房装置のことで、シートの表生地とクッションの間に装着するタイプが主流です。
主に電気抵抗タイプのヒーターユニットが組み込まれ、エンジンをかけてすぐに温まり始めますので、エアコンがきき始めるまでの間も寒い思いをしない優れものです。
オデッセイの本革シートをオプション選択すればシートヒーターはついていますが、運転席と助手席だけです。
今回は2列目3列目も含めシートヒーター後付けについて紹介します。
オデッセイにシートヒーター後付けはできるのか|2列目と3列目に後付け
種類は少ないですが、2列目3列目にも対応できるシートヒーターもあります。
すぐに座席が暖まる後部座席用のリアホットカーシートというもので、ベンチシート専用タイプです。
クレードルシートですとフロントシートと同タイプで対応できますが、8人乗り仕様の場合はこのベンチシートタイプがおすすめです。
寒い冬の車中泊にも威力を発揮するぜひ欲しい装備です。
オデッセイにシートヒーター後付けはできるのか|市販のシートヒーターの種類と装着方法1
ヒーターパネルを背面と座面のシートカバーに貼るだけの簡単装着です。
車にシートカバーを付けている人にはおすすめの商品です。
電力はシガーソケットから受けるタイプで、比較的装着が簡単です。
3色のLEDランプ付きのシガープラグを差し込むだけで、コードレスリモコンの一括操作が可能です。
運転席と助手席を別々にコントロールできるので無駄がありません。
60分の連続運転で電源自動オフ機能が作動しますので安心で、異常加熱を防ぎます。
オデッセイにシートヒーター後付けはできるのか|市販のシートヒーターの種類と装着方法2
シートヒーター自体がシートカバーになっているタイプで、ヘッドレストに固定させるだけのお手軽さのいわゆるエプロンタイプで、電源はシガーソケットです。
簡単に装着できることがヒットの最大要因ですが、見た目は少々疑問です。
このタイプをシートに装着したうえで、別のシートカバーをかぶせるのも良いですが配線が邪魔になることも考える必要があります。
手軽さをとるか、見た目をとるか分かれるところです。
オデッセイにシートヒーター後付けはできるのか|市販のシートヒーターの種類と装着方法3
シート内部に取り付けるタイプのシートヒーターは、ヒーター自体をシートの内部に直接取り付けるので、カバーのずれなどを気にしなくて済みます。
配線もスマートに隠れるので邪魔になることもありません。
ただし、装着作業がとても難しく、配線を隠すうえで他の配線との兼ね合いなどリスクもあります。
カスタマイズ上級者にとっては何でもない作業かもしれませんが、かなりの熟練度が要求されますので、初心者は安易に選択しない方が得策です。
もちろんカーショップに装着依頼すれば問題なく作業してくれます。
オデッセイにシートヒーター後付けはできるのか|進化したシートヒーター「万能シート」
最近のシートヒーターは温めるだけではありません。冷暖の他マッサージ機能まで備えた万能タイプも発売されています。
夏は3段階のクール機能、冬はヒーター機能で1年中快適です。
また、マッサージ機能も付いていますので運転の疲れを癒すこともできます。
一般的なクール機能付きシートと違い、シート内部にファンが設置されているため音が静かです。
傷付きにくい高耐久性PVC合成皮革が使われていますので高級感があります。
オデッセイにシートヒーター後付けはできるのか|エコでスマートなシートヒーター
ほとんど街乗りばかりで長距離の運転はあまりしないという場合は、エアコンがきき始めたころには目的地に到着ということもよくあることです。そんな時、シートヒーターを装着していれば、むしろエコな運転かもしれません。
エンジン始動と同時に温まるシートヒーターはエコな上にスマートです。メーカーオプションで装着も良いですし、自分でカスタマイズするのも楽しいでしょう。どちらにしてもおすすめの装備です。