オデッセイの故障しやすいポイントを5つに絞ってご紹介します。
オデッセイはゆったりとした乗り心地で人気のミニバンです。
しかしネット上ではオデッセイには故障しやすいという口コミが多くあります。
もちろんエンジンやミッションなど、車に乗る人の安全面に影響する部分に関しては故障が少ないと言われています。
オデッセイの故障しやすい部位と、その修理にかかる費用について紹介します。
オデッセイの故障しやすいポイント1:アイドリング時のエンスト
オデッセイの故障しやすい点として、信号待ちをしている時にアイドリングが不安定になるというものがあります。
エンストするのでは、と思うと正常に戻るという様な状態を繰り返し、最終的にエンストするというケースが増えています。
渋滞中にエンストが起きると焦ってしまうものです。
原因はスロットルボディの汚れが多いのですが、古い年式のモデルならば洗浄するよりも交換した方が安心です。
スロットルボディの交換は、工賃を含めて5万円位が相場となっています。
5~6回洗浄をしたら次には交換をすると、この様なトラブルを防ぐことができるでしょう。
オデッセイの故障しやすいポイント2:パワステが効かない
オデッセイで故障しやすい点で次に多いのが、パワーステアリング部分です。
走行中に急にステアリングが重くなり、腕にストレスがかかってしまうというものです。
ハンドル操作が効かない訳ではないので、焦らない様にしましょう。
この原因は、パワステポンプが何らかの異常な状態になっていることが多くなります。
ステアリングが重くなる前に、ハンドル操作をすると異音が聞こえるという初期症状が報告されています。
パワステポンプを交換する時には、周囲のホース類なども交換しておくのがおすすめです。
交換修理は、相場で大体5万~6万円程見ておきましょう。
オデッセイの故障しやすいポイント3:足音からの異音
オデッセイで故障しやすい点で、ドライバーが不安に感じるものとして、足元、正しくは床下からの異音があります。
エンジンが早く回転すると高くカラカラとなり、遅いと重くガラガラと聞こえます。
もしかしたら下を段差や石にぶつけて部品が外れてしまったのかと思いますが、振動による音ではありません。
この原因は、排気ガスの有害成分を除去する為の機器である触媒によるものです。
経年劣化により触媒の内部が破損すると、中で空回りするので音が出るのです。
触媒を交換するには相場で約10万円程見ておくと良いでしょう。
スポーツ触媒に交換することでより長持ちする様になります。
オデッセイの故障しやすいポイント4:カーナビが動作しない
オデッセイで故障しやすい点で、遠出をする時に困るのがカーナビが動作しないというものです。
オデッセイには、ホンダ純正のカーナビが搭載されています。
インターナビ間でネットワークを持ち、より正確にナビを擦ると言う高性能の機器です。
しかしインターナビ自体が故障してしまうと、カーナビが動作しなくなってしまうというデメリットがあるのです。
症状は様々ですが、全く動作しないという他に、いつまでもプログラム更新が終らず、気が付けばフリーズしている、という状態もあります。
純正ですのでディーラーに任せた方が安心ですが、修理代は数千円~数万円と幅があります。
オデッセイの故障しやすいポイント5:ドアミラーカバーの脱落
オデッセイで故障しやすい点として有名なのが、ドアミラーカバーが外れてなくなってしまう、というものです。
ドアミラーには樹脂製のカバーが取り付けられていて、普通は外れないのですが、オデッセイは何故か外れるという報告が多くあります。
運転している時にはミラー部分しか見えていないし、降りて初めて気付くということが多くなります。
どこで落としたか分からない分、探すことは困難です。
純製パーツなので、ディーラーに依頼すると1つ4千円位かかります。
またなくなることを考えて、中古でより安いものを探して取り付ける人が多くなっています。
オデッセイの故障しやすいポイントを知っておくと役立つ
オデッセイは多くの人に愛されている車です。使用者が多い分、それだけ故障しやすいという口コミも多くなります。
いざ不具合が起きた時にどの様に対処すれば良いか知っておくと、焦らずに済みます。
信頼できるディーラーから購入するのが一番ですが、中古で購入する際には万が一故障が起きた時に速やかに対応してくれる修理メーカーを見つけておきましょう。