オデッセイのセルモーターは叩くことで直るのか、調べてみました。
古いオデッセイやきちんと整備していない車を運転していると、時折故障に遭遇する事もあります。
バッテリー上がりやパンク等と並んで多いのが、セルモーターの故障です。
10~15万キロで交換とされているので、多走行オデッセイなら、いつ壊れてもおかしくないです。
そんな時、覚えておくと便利なのが、セルモーターの故障時に叩くと一時的に直るとされていることです。実際はどうなのか、調査してみました。
オデッセイのセルモーターを叩く|直るのか?
俄かには信じがたいですが、オデッセイなどセルモーターが備わっている車で、急きょ壊れてしまった際の対処法として、セル本体を軽く叩くと直るとされています。
これは、もちろん一時的なものですが、出先や夜中などどうしても車で帰らないと行けない時は大変に助かります。
セルが回らないと、エンジンが作動しないので、オデッセイが一歩も動きません。
いくら、他は絶好調でもセルが動かないと、車は何の意味がありません。
ネットや経験者の声を調べると、その全てが成功とは言えないですが、確かに故障したはずのセルモーターが叩く事で、再び作動する例があるのです。
オデッセイのセルモーターを叩く|その作業法
実際の作業法は次の通りとなります。
やり方として、一人では無理となります。
それは一人がエンジンを掛けるため、運転席でキーを回し、またはプッシュスタートを押し、もう一人がセルモーター本体を直接叩くからです。
叩き方は、本体のマグネットスイッチ部で、一番叩きやすい部分です。
これで分からないなら、スマホなどで画像確認して下さい。
叩く強さは、最初は弱くして、反応を確認しながら徐々に強くといった感じです。
何で叩くかと言うと、本来はコムハンマーなどで軽くというのが望ましいですが、無ければドライバーの持ち手のグリップ部分や最悪、石などでも良いと思います。
要は、振動や衝撃があれば良いのです。
オデッセイのセルモーターを叩く|直っても早期交換?
初めてオデッセイのセルモーターが作動しないなら、運良くというか多分、叩く事で一時的にエンジンが作動するはずです。
ダメな事もありますが、交通事故など特別な例でないかぎり、大丈夫なはずです。
しかし、注意点として、これはあくまでも応急処置だと捉えましょう。
ですから、速やかにセルモーターを修理なら交換するべきです。
毎回、出先で2人になりボンネットを開けてセルモーターを叩いて、エンジンスタートさせるのは滑稽ですよね。
それに、何度もは無理だと思うからです。
一応、ネットなどでは何度も通用するとも、書いてありますが、そもそも中の部品などが摩耗しているからキーではセルが作動せず、叩く必要があるのです。
オデッセイのセルモーターを叩く|修理代金について
オデッセイのセルモーターの修理代金を調べると、工賃込みで総額数万といったところです。
これは、ディーラーや修理工場、セルも新品やリビルト品によって違ってきます。
私ならどうするかと言うと、セルモーターが故障という事は、年式古いオデッセイですし全体的に経年劣化がありますよね。
それなら、セルモーターを新品にするのもありですが、他の部品も交換する可能性が近い将来あるので、修理代貯金をした方が良いです。
よって、リビルトのセルモーターを修理工場でお願いすれば、総額2万5千~3万以内で可能だと思います。
これが一番コスパ良いと思いますが、最終的な判断は人それぞれですね。
オデッセイのセルモーターを叩く|他部品でも通用するか?
自動車部品を叩いて一時的に直るのは、セルモーターだけの例外だと思って下さい。
昔のテレビ本体などは、ドラマや映画で映り悪い時に叩いて直すシーンがよくありますが、これは現代では通用しません。
オデッセイを始めとした現在の車で、調子悪い時に思わず叩いてしまうのは、オーディオやナビぐらいでしょうか?
しかし、これも叩いたら余計に悪化するでしょう。
あくまでも、セルモーター限定の応急処置で、他の部品も調子が悪いと思って叩くと、修理代金が余計に高くなると思って下さい。
スマホやPCが調子悪く、叩いても直らないですよね。
オデッセイのセルモーターを叩く|まとめ
オデッセイのセルモーターが調子悪く、そんな時はボンネットを開けて、セルモーターに衝撃を与えると、一時的にエンジンが作動する事があります。
応急処置として素晴らしい方法で、覚えておくべきですが、あくまでも緊急時の対処法という事で、一刻も早くセルモーターを修理や交換をして下さい。
これは二人がいないと成立しない、最後のエンジン作動方法なのです。
また、絶対ではないので、ダメな時は何をしてもセルが作動しないので、諦めも肝心です。