オデッセイ荷室の容量はどれぐらいかご存知でしょうか。
ミニバンの最大の魅力は、荷室が巨大空間となる事です。
ミニバンの中には、ゴルフクラブを立てて収納できる事も可能なのです。
では、オデッセイの場合はどれぐらい容量があるのか調査してみました。
他のミニバンとの比較や置き易さも調べてあります。
オデッセイ荷室の容量はどれぐらいなのか?
オデッセイの荷室容量はどれぐらいだと思いますか。
印象として、ミニバンなのでセダンやSUVよりは広いですが、車高低いので他のミニバンよりは狭い気がしますよね。
実際はどうかと言うと、現行7人乗りで3列目を座れる状態にして、259リットルです。
車に詳しくないと、広いのかどうなのかピンとこない数字ですが、カローラセダンで400リットル以上、スイフトなどハッチバックでも260リットル程度となっています。
ですから、コンパクトカーやセダンの平均的な車より、オデッセイの荷室容量は少ない事となります。
この結果を聞いて、残念に感じたと思いますが、まだ続きがあるので心配しないで下さい。
オデッセイ荷室の容量をホンダ車同士で比較
オデッセイや他ミニバンでも、三列目や或いは二列目も倒さないと、広大な空間は生まれず、平均的な車の荷室に負けてしまうのは事実です。
これは、軽自動車なども後席を折り畳まないと、荷室はまったくないですよね。それと同じです。
同じホンダ車同士で比較すると、オデッセイ259リットル、ステップワゴン424リットル、シャトル570リットル、アコード381リットルとなります。
この結果だけだと、他のホンダ車と比較してもオデッセイが最下位となります。
意外ですが、三列目や後席を座れる状態だと、オデッセイが不利になり荷物が積めない事が分かります。
オデッセイ荷室の容量を広くするにはどうするか?
オデッセイの荷室を最大限に利用するには、当然ですが二列目と三列目を畳むしかありません。
すると、一気にそれまでの3倍程度の容量に跳ね上がります。
2列目と3列目を折り畳むと、オデッセイの半分以上を荷室と使えるので、当然となりますが、その容量は1000リットル以上となります。
これに対抗するには、セダンやSUVでは不可能となり、同じミニバンタイプでないと無理です。
また、助手席にも荷物を詰め込めば、さらに100リットル程度の容量アップとなります。
これがオデッセイや他ミニバンの最大の特徴であり、強みなのは間違いないです。
オデッセイ荷室の容量と使いやすさ
オデッセイの荷室容量は、後席を倒せばとても広い事が分かりましたが、実際にはオデッセイより車高の高いステップワゴンやアルファードなどは、さらに容量があります。
しかし、この辺りまでくると、容量の数字大小よりも、実際に荷物の積み下ろしが便利かどうかが重要です。
オデッセイだと車高低く、荷物出し入れが便利という声が口コミサイトなどでも溢れています。
普段の生活では、2列目や3列目を折り畳んで荷物をギュウギュウに詰め込む事は少ないです。
ですから日常生活で使いやすい方が、とても有り難いのです。
荷室容量の数字以上に使えるのがオデッセイなのです。
オデッセイ荷室の容量をゴルフクラブで検証
オデッセイと同じホンダステップワゴンは、何と3列目が座れる状態でゴルフバックを立てて収納でき、その数は5~6個が可能とされます。
流石にオデッセイではこの芸当は不可能ですが、3列目を倒せば4~5個寝かせて収納可能です。
さらに上に積むことや、2列目も倒せば、何十個のゴルフクラブを積載可能となります。
これも現実としては、何十個ものゴルフクラブを詰め込む事はあり得ませんが、自転車や大型家電などならあり得ますし、オデッセイなら十分対応可能です。
これも、ステップワゴンや他ミニバンが荷室容量広く、一見すると良く思えますが、重い物や大きい物ほど車高低い方が出し入れしやすいので、実はオデッセイほど積む事に長けている車も珍しいのです。
オデッセイ荷室の容量のまとめ
オデッセイの荷室容量は3列目が通常の座れる状態だと、一般的なコンパクトカーやセダン以下で軽自動車程度となりますが、これが3列目や2列目を折り畳む事で、広大な空間が生まれます。
容量が広いのに車高が低いので、重い荷物の出し入れもしやすくまるで別の車に生まれ変わったようになります。
この辺りの配慮もあって、オデッセイが長年人気車となっている事が理解できました。