オデッセイの全幅について輸入車と比較することで調べてみました。
オデッセイは、ホンダの高級ミニバンとして有名で、トヨタのアルファードやヴェルファイア、日産のエルグランドとも肩を並べ、大型ミニバンとしての特徴も持っています。
そんな、ビッグサイズのオデッセイですが、正面や後ろから見た際の印象を決める要素の一つである全幅について、一般的に全幅が大きいとされる輸入車との比較しながら、どの程度のものなのかを説明していきます。
最後に、オデッセイの全幅に対する個人的な見解を述べたいと思います。
オデッセイ全幅の比較|ゴルフトゥーラン
ゴルフトゥーランは、フォルクスワーゲンにおける小型ミニバンの地位を確立しているモデルになります。
そんな、ゴルフトゥーランの全幅は、1830mmとオデッセイの1820mmを1cm上回っています。
しかし、全長と全高については、ゴルフトゥーランで4535mm×1670mm、オデッセイで4840mm×1685mmなので、オデッセイの方が長く、高いことが分かるのです。
そのため、正面から見るとゴルフトゥーランの方がワイドな印象を受け、側面から見るとオデッセイの方が一回り大きい印象を受けると言えます。
それを考えると、オデッセイの1820mmという全幅は、小型ミニバンとも呼ばれるゴルフトゥーラン以下の値なので、ミニバンの中では小さい方なのかもしれません。
オデッセイ全幅の比較|グランドC4ピカソ
グランドC4ピカソは、シトロエンにおけるミニバンカテゴリーの中で頂点に立つモデルになります。
そんな、グランドC4ピカソの全幅は、1825mmとオデッセイの1820mmを0.5cm上回っています。
しかし、全長と全高については、グランドC4ピカソで4605mm×1670mm、オデッセイで4840mm×1685mmなので、オデッセイの方が長く、高いことが分かるのです。
そのため、正面や側面から見た時の印象はゴルフトゥーランとの比較結果と同じように映るかもしれません。
グランドC4ピカソについては、日本車のミニバンに比べると小さめな方なので、全幅だけを比較するとオデッセイの1820mmという値は、ミニバンの中でも比較的抑えられたものと言えるのではないでしょうか。
オデッセイ全幅の比較|Q3
Q3は、アウディにおける小型SUVの主力モデルとなっており、ミニバンのカテゴリーではありませんが、オデッセイ同様人気車種なので比較対象としたいと思います。
そんな、Q3の全幅は、1830mmとオデッセイの1820mmを1cm上回っています。
しかし、全長と全高については、Q3で4400mm×1595mm、オデッセイで4840mm×1685mmなので、オデッセイの方が長く、高いことが分かるのです。
Q3は全体的に丸っこい形をしたモデルなので、側面から走行している姿を見ても、それほど大きく感じませんが、正面から見た時にオデッセイと並んでいるのを見ると、低い全高とワイドな全幅により、ドッシリと構えている印象を与えます。
そのため、オデッセイを正面から見た時に限っては、Q3と比較するとワイドに感じることが無くなるのではないでしょうか。
オデッセイ全幅の比較|X1
X1は、BMWにおける小型SUVの主力モデルとなっており、Q3のライバル車とも称されるモデルで、同じくミニバンのカテゴリーではありませんが、オデッセイ同様人気車種なので比較対象としたいと思います。
そんな、X1の全幅は、1820mmとオデッセイと同じ値になっています。
一方、全長と全高については、X1で4455mm×1600mm、オデッセイで4840mm×1685mmなので、オデッセイの方が長く、高いことが分かるのです。
X1もQ3と同様に低い全高ながらワイドな全幅を有したモデルと言えるので、正面から見た時の比較をするとオデッセイがそれほどワイドに感じることがないのかもしれません。
オデッセイ全幅の比較|クロスオーバー
クロスオーバーは、MINIが新たに生み出した小型SUVで、Q3やX1のライバル車になりうるモデルなので、ミニバンのカテゴリーではありませんが、オデッセイとの比較対象としたいと思います。
クロスオーバーの全幅は、1820mmとオデッセイと同じ値になっています。
一方、全長と全高については、クロスオーバーで4315mm×1595mm、オデッセイで4840mm×1685mmなので、オデッセイの方が長く、高いことが分かるのです。
クロスオーバーもQ3やX1と同様に低い全高ながらワイドな全幅を有したモデルと言えるので、正面から見た時の比較をするとオデッセイがそれほどワイドに感じることがないのかもしれません。
オデッセイ全幅の比較|まとめ
ここまで、オデッセイの全幅を各輸入車メーカーの主力モデルと比較をしてきましたが、1820mmという値は、輸入車と比較すると、小さな値ということが分かります。
日本の道路幅が海外に比べて狭いということやオデッセイがミニバンながらも走りを楽しめる特徴を持ったモデルということなので、日本の道路事情をしっかりと考慮した画期的な車と言えるのではないでしょうか。