オデッセイのサイズ比較をしてみました。
オデッセイは、ホンダのミニバンの中でも、頂点に立つモデルで、迫力あるフロントマスクを始め、夜間のリアビューを印象付ける横長のテールライト等、ミニバンの中でもかっこいいといった印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そんな、イケメンとも言えるオデッセイのサイズ(全長・全幅・全高)を各自動車メーカーのミニバンカテゴリーにおけるトップモデルと比較して、最後にオデッセイの特徴を個人的見解から述べたいと思います。
オデッセイのサイズ比較|アルファード
アルファードは、トヨタ自動車のミニバンのカテゴリーの中でも頂点に立つモデルとなっています。
兄弟車と呼ばれるヴェルファイアについては、アルファードとスペックがほぼ同じなので、今回はアルファードのみを例に挙げたいと思います。
そんなアルファードの全長×全幅×全高は、グレードによる若干の差はあるものの、最も小さいグレードを例に挙げると、4,945mm×1,850mm×1,935mmとオデッセイの4,840mm×1,820mm×1,685mmを大幅に上回っていることが分かります。
特に高さについては、250mmと25cmもの差があるので、よりアルファードの方が大きく見えるのではないでしょうか。
オデッセイのサイズ比較|エルグランド
エルグランドは、日産自動車のミニバンのカテゴリーの中でも頂点に立つモデルとなっています。
こちらも、グレードによる若干の差はあるものの、最も小さいグレードを例に挙げると、4,915mm×1,850mm×1,805mmとオデッセイの4,840mm×1,820mm×1,685mmより一回り大きいことが分かります。
エルグランドもアルファードやヴェルファイアに匹敵する大きさで、やはりオデッセイと比較すると、高さの面で120mmと12cmもの際立った差があるので、よりエルグランドの方が、大きく見えるのではないでしょうか。
オデッセイのサイズ比較|ビアンテ
ビアンテは、マツダのミニバンのカテゴリーの中でも頂点に立つモデルとなっています。
こちらも、グレードによる若干の差はあるものの、最も小さいグレードを例に挙げると、4,715mm×1,770mm×1,835mmとオデッセイの4,840mm×1,820mm×1,685mmよりは、長さと幅が抑えられ、高さが大きいことが分かります。
そのため、正面、側面ともに見た時に、オデッセイの方がワイドにドッシリと構えた印象を与えると思います。
アルファードとエルグランドとの比較においても、オデッセイの全高が最も低かったので、オデッセイはより低めに作られたミニバンと言えるのではないでしょうか。
オデッセイのサイズ比較|デリカ
デリカは、三菱自動車の唯一のミニバンモデルとなっています。
こちらも、グレードによる若干の差はあるものの、最も小さいグレードを例に挙げると、4,730mm×1,795mm×1,850mmとオデッセイの4,840mm×1,820mm×1,685mmよりは、長さと幅が抑えられ、高さが大きいことが分かります。
ビアンテとの比較結果と同じように、よりワイドにドッシリと構えた印象を与えるのは、オデッセイに軍配が上がっていると言えます。
しかし、デリカの場合、テレビCMで見かけた方も多いと思いますが、ミニバンとSUVをミックスさせたような外観と走行性能を兼ね備えているため、車高が顕著に大きいのは納得がいくのではないでしょうか。
オデッセイのサイズ比較|シャラン
シャランは、世界的に有名なフォルクスワーゲンのミニバンのカテゴリーの中でも頂点に立つモデルとなっています。
こちらも、グレードによる若干の差はあるものの、最も小さいグレードを例に挙げると、4,855mm×1,910mm×1,730mmとオデッセイの4,840mm×1,820mm×1,685mmより一回り大きいことが分かります。
特徴的なのは、全長と全高はそれほど差がないのですが、シャランの全幅が1,900mmを超えてきているので、これまで他のミニバンの車との比較でワイドな印象を与えてきたオデッセイでも、シャランと比較してしまうと、ワイドに感じることはなくなるかもしれません。
オデッセイのサイズ比較|まとめ
ここまで、オデッセイのサイズ(全長・全幅・全高)を各自動車メーカーのミニバンカテゴリーにおけるトップモデルと比較してきましたが、特徴的なのは、大きい全長と全幅の割には全高が小さめだということです。
シャランの場合は輸入車メーカーということもあり、輸入車自体がもともと全幅が大きく作られており、オデッセイを比較対象にするとワイドさが感じられませんでしたが、全高に関しては、今回比べた車の中で最も低かったので、低重心を強みに走りも楽しめるミニバンと言えるのではないでしょうか。