オデッセイのキーレスの電池交換について解説します。
大きな荷物や子供を抱えていたりと両手がふさがっているときに、とても便利なキーレスエントリー。
ところが、最近何となくキーレスが作動しにくい・・・ということに思い当たる方はメーターパネルを確認してみてください。
<KEY BATT>が点滅しているはずです。
オデッセイ キーレスの電池交換|キーレスとは
キーレスとは、今更説明するまでもないですがキーレスエントリーシステムのことです。
車の鍵穴にキーを差し込むことなく、リモコンでドアのロック、アンロックができるシステムです。
低コストで装備できるため、現在ではほとんどの車に装備されていますが、一番最初に導入されたのは、オデッセイと同じホンダのアコードで1985年に装備したのが最初だといわれています。
似ているシステムとして、スマートキーがあります。
スマートエントリーシステムのことで、キー本体はポケットやカバンに入れたままで、ドアのロック、アンロックのほか、エンジンやエアコンを始動させることもできます。
オデッセイ キーレスの電池交換|準備
3年から4年くらいの寿命といわれているキーレスの電池ですが、もちろん頻繁ではないので電池交換を初めてするという方のために、まず交換する電池を準備しましょう。
ボタン電池なので、今は100均やコンビニでも売っています。
品番は既存の電池に刻印してあるので確認してください。
車種によってCR2032、CR1220などがあります。
オデッセイ キーレスの電池交換|キーレスキー
キーレスのキーの場合、まずはキー下部のネジを外します。
本体横の溝にコインなどを差し込みながら、ゆっくりとこじ開けます。
キーレス本体より硬いコインだと、本体にキズをつけてしまう恐れがあるので布などを巻いた方がいいです。
電池を交換したら、カバーを閉じネジを締めて完了です。
オデッセイ キーレスの電池交換|スマートキー
ちなみにスマートキーの場合、本体後部にあるレバーを引きながら内蔵キーを取り出します。
その後、コインなどを隙間に差し込みカバーを開けます。
電池を交換して、カバーを締めて完了です。
オデッセイ キーレスの電池交換|保管場所
キーレスやスマートキーの電池寿命は約3年ほどです。
ところが、1年くらいで切れましたとか、数か月ごとに交換しているというオーナーさんもいらっしゃいます。
実は、保管場所を間違えると寿命が早くなるのをご存知でしょうか。
キー本体は微弱な電波を発して車と交信し、ドアロックの解除やエンジンをかけたりします。
よって、磁気を出すパソコン、テレビ、スマホなどの電気製品のそばに置くと、常に交信状態となるため電池の消耗が激しくなります。
特にスマートキーの場合は、取扱説明書にも注意事項に明記されています。
1年も持たないと思われている方は、置き場所を変えてみるといいかもしれません。
オデッセイ キーレスの電池交換|まとめ
リモコンが何となく使えなくなってきているけど、面倒で・・・とそのままで変えないでいるとエンジン操作が1回で始動ができなくなり、やや面倒な手順でエンジンをかけることになります(取扱説明書にも記載アリ)。
ボタン電池はどこにでも売っていますし、簡単に交換ができます。
交換の仕方が分からなかったらディーラーにもっていけば、すぐに交換してくれます。
<KEY BATT>が点滅したり、リモコンが効かなくなってきたら、早目に交換するようにしましょう。