NBOX パンク修理キットの使い方を徹底解説!
NBOXには、パンクした時などに交換するためのスペアタイヤが積まれていません。
その代わりに搭載されているのが緊急対応のパンク修理キットです。
今回は、NBOXのパンク修理キットの格納場所やツールの説明、実際に使用する手順などを解説します。
パンクは急に起こります。
いざという時に慌てないよう、事前に確認しておきましょう!
NBOX パンク修理キットが使える条件とは?
NBOXに搭載されているパンク修理キットは、空気を入れるエアーコンプレッサーとパンク修理剤のセットになっています。
パンク修理キットが使えるのは、釘が刺さったなどの単純なパンクだけになります。
タイヤ側面が損傷したパンクの場合は、新しいタイヤと交換するしかありません。
NBOX パンク修理キットの格納場所と内容
NBOXのパンク修理キットは、荷室のカーゴリッドを開けたところに収納されています。
中に入っているものは、空気を入れるエアーコンプレッサーとパンク修理剤、注入ホース、説明書などです。
まだ、パンク修理キットを見たことがない方は、一度セット内容がそろっているか確認しておきましょう。
NBOX パンク修理キットの使い方
それでは、NBOXのパンク修理キットの使い方をご紹介します。
パンク修理の準備
パンクしたときは慌てずに、ハンドルをしっかり握り徐々にブレーキをかけてスピードを落とし安全な場所に停車し、サイドブレーキをかけ、シフトレバーを「P」に入れます。
停車位置は、パンク修理がしやすいように地面が固くて滑らない、そして水平なところがおすすめです。
タイヤにパンク修理剤を注入して穴を塞ぐ
- タイヤのバルブキャップを取り外し、パンク修理キットに入っているバルブコア回しの突起部分をバルブに押し当てて、タイヤの空気を完全に抜きます。
- バルブコア回しで、バルブコアを回して外します。
- 応急修理剤のボトルをよく振ってから、内ブタを付けたままボトルに注入ホースを取り付けます。
- 注入ホースをバルブに差し込み、ボトル内の修理剤を全てタイヤの中に注入します。
- 注入後は注入ホースをバルブから引き抜きます。
- そしてバルブコアをバルブに取り付け、バルブコア回しでしっかりねじ込みましょう。
エアコンプレッサーで空気を入れる
- バルブにエアコンプレッサーのホースを確実に取り付けます。
- エアコンプレッサーの電源プラグを、アクセサリーソケットに差し込みエンジンをかけます。
- エアコンプレッサーのスイッチをONにすると空気が入り始めます。
- 空気の注入が終了すると、「ピー」と鳴りキャップが飛びだし、黄色部が見えることを確認します。
- エアコンプレッサーのスイッチをOFFにして、タイヤパンク応急修理キットを片づけます。
これでタイヤが使える状態になります。
しかし、タイヤ修理キットで走れるようになっても、あくまで緊急対応の処置になります。
その後もタイヤを使い続けたい場合は、ディーラーや修理店などで本格的なパンク修理が必要になりますので注意しましょう。
NBOX パンク修理キットが使えないときは
タイヤの側面の損傷や大きなキズによるパンクなど、修理キットが使えない場合は、JAFや自動車保険などのロードサービスを利用することになります。
JAF会員であれば、タイヤ交換ができる自動車整備工場まで無料で車を運んでくれます。
路上でパンクしてしまった場合は、修理キットを使わずにとにかくJAFへ連絡するのが最善の方法です。
JAF会員でない方は、入っている自動車保険のロードサービス内容を事前に確認し、非常時にすぐ手配できるように準備しておきましょう。
NBOX パンク修理キット まとめ
今回は、NBOXに標準装備されているパンク修理キットの使い方を中心にご紹介しました。
パンクした時は、原則としてロードサービスを呼んだほうが簡単かつ安心です。
パンク修理キットを使うときは、小さなキズでのパンクで緊急時のみ使用という形がベストだと思います。
ただ、その緊急時がいつ起こるか分かりませんので、パンク修理キットの使い方はしっかりマスターしておきましょう。