NBOX メンテナンスマークとは?
メーター内ディスプレイに表示されるメンテナンスマーク(スパナマーク)。
点灯していても、気づいてなかったり、無視したりしてる方はいませんか?
メンテナンスマークの点灯は、NBOXの安全走行に関わるものです。
今回は、NBOXのメンテナンスマークについて徹底解説していきます。
NBOX メンテナンスマークとは?
NBOXのメンテナンスマーク(スパナマーク)とは、上の写真のようにメータ内のディスプレイに表示されるマークです。
このマークは、前回のオイル交換から5,000Km走行した時点で点灯し、エンジンオイルの交換時期を教えています。
しかし、ディーラーでエンジンオイルを交換せず、カー用品店や自分で交換した場合、自分でリセットをしない限り、消灯することができません。
オイル交換時期の重要な目安となりますので、交換後はかならずリセットしましょう。
NBOX メンテナンスマークとは?|オイル交換の重要性
メンテナンスマークの点灯で教えてくれるエンジンオイルの交換時期ですが、ディスプレイに表示するほど大事なことなのでしょうか。
そもそもエンジンオイルは、エンジンにはなくてはならないものであり、汚れているとエンジン本来の性能が発揮できないため、一定の期間で交換を必要とします。
もし、エンジンオイルの交換を怠ると、エンジン故障の原因となることがあり、故障したエンジンの修理代は数十万円に上ることも。
それでも修理で済めばよいですが、エンジンの故障は事故に繋がりかねません。
これらのことからも、エンジンオイルの定期交換が重要ということが、お分かりいただけるかと思います。
エンジンオイルの役割
エンジンオイルは、その名の通りエンジンの中に入っています。
その役割はエンジンに対する、潤滑、防錆、洗浄、冷却、密封など多岐にわたります。
エンジンオイルの一般的な交換時期
ホンダNBOXのエンジンオイル交換時期は、
- 標準的な使用:15,000kmまたは12ヶ月ごと
- シビアコンディション(※):7,500kmまたは6ヶ月ごと
といわれています。
エンジンオイルは、走行すると次第に減っていったり劣化していきますので、交換時期でなくても定期的にオイルの状態を点検しましょう。
※シビアコンディションとは、一般的な使用条件よりも厳しい使用条件を指します。
NBOX メンテナンスマークとは?|オイル交換の依頼先や費用
ここでは、NBOXのエンジンオイルを交換する場合の、依頼先や費用についてご紹介します。
ディーラーで交換
ディーラーでホンダ純正オイルを交換した場合、工賃込みで3,000円前後になります。
ディーラー交換の最大のメリットは、自車のことを知り尽くした整備士が交換してくれる安心感です。
また、予約ができたり、交換の待ち時間にドリンクなどのサービスがあるのも良いですね。
カーショップで交換
身近で便利なところにあるカーショップでもエンジンオイルの交換はしてくれます。
オートバックスで交換した場合の費用は、2,000~4,000円程度が相場です。
カーショップのメリットは、会員になると工賃が無料になったり、数あるエンジンオイルの中から好きなものを選べるなどの点があります。
NBOX メンテナンスマークとは?|マークの消し方
それでは、NBOXのオイル交換をお知らせするメンテナンスマークの消し方を説明します。
先ほど、ご紹介したようにディーラー以外でオイル交換を実施した方は、参考にして下さい。
- 車を安全な場所に停車して、ライトスイッチをOFFにします。
- SEL/RESETを押したまま、パワーモードをONにします。
- そのままSEL/RESETを押し続けると、表示灯が点滅に切り替わり、同時にインフォメーションディスプレイの表示が、オイル交換時期までの距離表示に切り替わります。
- 一度、SEL/RESETから手を離し、エンジンオイルメンテナンス表示が消灯するまで、再度SEL/RESETを押し続けます。
- しばらくすると走行距離表示が5,000になるので、SEL/RESETから手を離します。
- インフォメーションディスプレイが通常表示に戻ります。
NBOX メンテナンスマークとは?|まとめ
今回は、NBOXのメンテナンスマーク(スパナマーク)の意味、消灯の方法についてご紹介しました。
NBOXのメンテナンスマークは、とても大事な意味がありますので、見逃さなないよう常にチェックしておきましょう。
そしてエンジンオイルを交換したときは、忘れずに消灯することが大切です。
NBOXを長く愛用するためにも、メンテナンスはしっかり行いましょう!