ジムニーの6型と7型の違いはなんでしょうか。
スズキの軽クロスカントリー車ジムニーは19年もの間販売されているため、数々の改良が行われています。
その中で2005年11月に登場した6型と2008年6月に登場した7型の違いが顕著になっています。
それらを含めた先代ジムニーの変化について説明します。
ジムニーの6型と7型の違い:ジムニー 6型の特徴
2005年11月に登場した先代モデルジムニー6型は5型までの変更点に加えてドアミラーの変更とヘッドライトレベライザーを搭載するマイナーチェンジによって登場しています。
エンジンは登場当初の1型から5型の時点で変更を加えられており、出力特性の向上が図られ、ギア比の変更も行われています。
6型は特別仕様車も登場しており、ランドベンチャーとランドウィンドという名称のものが登場しています。
なお、販売からかなり期間が経過していることもあり、40万円前後から購入することが可能です。
なお、6型と5型の変化は小さいため6型が手に入らない場合は5型でも構わないでしょう
ジムニーの6型と7型の違い:ジムニー 7型の特徴
2008年6月に登場した先代モデルジムニー7型は6型までの改良に加えて、更にエンジンが改良されています。
また、4WDコントローラとエアロッキングハブコントローラの統合によってトランスファーレバーも改良されており、2Hから4Lへの直接切り替えが可能となっている点が大きな特徴です。
外観面ではフロントデザインなど基本的な部分は6型と同じですが、リアゲートに搭載されるスペアタイヤにハーフカバーが装着されておりデザイン性が高められています。
中古車販売価格は45万円程度からとなっています。
特別仕様車はランドベンチャー、ランドウィンド、クロスアドベンチャーが販売されています。
ジムニーの6型と7型の違い:ジムニー6型と7型の共通点と違い
ジムニー6型と7型はシート部分やドアパネルなど中心としたインテリアに関してはほぼ共通となっています。
ただし、エアコンの操作ダイヤルに関しては6型と7型で変化しています。
エクステリアデザインもほとんど同等となっており、このスタイルに関してはジムニー4型からの継続となっています。
ラダーフレームの基本構造や、アプローチアングルなどの角度、ホイールのインチサイズなども6型と7型では同等となっており、悪路走破性能に関してもかなりの部分は近いのですが、7型はエンジン性能の強化と2Hから4Lへの切り替え機能の追加でより操作性が高まっています
ジムニーの6型と7型の違い:ジムニー6型までの特徴と変化
1998年10月 | 1型 | 新登場 |
1999年10月 | 2型 | エアバッグABSを標準装備し、排ガス浄化レベルを高めた |
2000年4月 | 3型 | ABSを変更した(この代のみ2WDモデル追加) |
2002年1月 | 4型 | エクステリアデザインの変更、エンジンの改良を受けた |
2004年10月 | 5型 | トランスファーの切り替えがレバー式からボタン式となり操作性が向上した一方、リアシートの格納方式が簡略化された |
2005年10月 | 6型 | ドアミラーの変更などを行った |
4型以前はエンジン等は改良前なものの、リアシートにダブルフォールディング機構がある点がアドバンテージです。
ジムニーの6型と7型の違い:ジムニー7型以降の変化と特徴
2008年6月 | 7型 | 中・低回転域のトルクが太くなり、2H – 4L間の切り替えが可能になるなど6型から性能機能ともに向上しています。 |
2010年9月 | 8型 | マイナーチェンジが行われており、故障診断装置の追加やシート表皮の変更が行われています。 |
2012年5月 | 9型 | 改正保安基準に対応するためボンネットフードが高くなっており外観が変化しています。リアシートにチャイルドシート固定アンカーも装備されています。 |
2014年8月 | 10型 | 最終型として登場しています。メーター表記などが変化している点が大きな特徴です。 |
ジムニーの6型と7型の違い:ジムニー6型と7型のメリット
ジムニー6型と7型は販売から10年以上が経過していることから中古販売価格がかなり安くなっている点が大きなメリットと言えるでしょう。
2H – 4Lの切り替え機能などのことから、同価格または同走行距離では7型にややアドバンテージがあると言えます。
また価格に余裕があれば7型以降にも変更点のメリットが有るのでそれらを選択しても構わないと言えます。