ジムニーJA11の錆対策はどうしたらよいのでしょうか。
ジムニーJA11は、1990年2月に発表されたことから錆対策が必要な年式となっています。
オフロード仕様に出来るからこそある程度の錆はドレスアップの延長と考えても良いですが、適度に錆対策をしなければ穴が開いてしまいかねません。
ジムニーJA11の錆対策は錆びやすい場所を知ることから
ジムニーJA11の錆対策は、錆びやすい場所を知ることから始めると良いです。
パートタイム4WDという仕様から街乗りでは2WD駆動させている人が多いために、最も錆対策が必要となる場所はリアフェンダー付近となります。
フロントフェンダーやブレーキ接続部分についても錆対策が必要となるものの、定期点検を行っていれば安全保安パーツについては指摘が入るので見落としは少ないでしょう。
日頃から錆対策をしなければならない場所として、フェンダー付近のスチール部分を考えておくと良いです。
錆対策をせずに放置すると、荷台にまで穴が開いてしまいかねません。
ジムニーJA11の錆対策は錆が出ていたらすぐにしよう
ジムニーJA11に錆が出ていたら、出来る場所からすぐに錆対策を行う必要があります。
錆が発生した場所は、表面だけでなく実は見えない部分の錆が大きく見た目だけ補修しても塗装の下で広がってしまいがちです。
このため、錆が出ていたら部分に対してヤスリでしっかり錆を広めに落としてから錆止め剤を徹底して塗布してからFRPまたは板金用モリパテにて埋めて補修する流れです。
まだ錆が出始めという程度ならば穴あきにはなっていないので、防錆剤の効果を最大限に高めるためにもヤスリでしっかり錆を削ってから防錆剤塗布という手順を忘れずに行います。
ジムニーJA11の錆対策を自力で行うなら溶接技術が必要
ジムニーJA11は1990年から1995年に発売されていたモデルですから、錆対策を徹底して行うためには年式が古いだけに板金処理が必要になります。
軽い錆程度ならば自力でも溶接無しで可能ですが、穴あきが発生している錆に対してはFRPと板金用モリパテが必要な状況となってしまいがちです。
錆が広範囲に広がっている場合には、アーク溶接で仮留めした上に本格的な溶接を行ってからグラインダーで削り成形するという本格的な板金処理が必要になります。
錆の程度により溶接技術に自信が無ければ、自力で対処出来る部分と板金業者に任せる部分を明確に分けて対処することが望ましいです。
ジムニーJA11の錆対策を続けながら乗り続けることが醍醐味
ある程度の錆はジムニーJA11にとって勲章のようなものですから、錆対策をしながら乗り続けるという方針に変わりはありません。
元々錆やすいリアフェンダー後方については、常に防錆剤による対策と定期的なチェックを欠かさないようにしなければなりません。
それでも錆が発生してしまった場合には、軽い錆なら自力で対処して重度になりそうなら迷わず板金業者に任せる方法がJA11を長持ちさせる秘訣です。
オフロードを楽しむためには、泥水との付き合いが必須となるので、スチール素材で出来ている以上は錆との付き合いは必須事項となります。
ジムニーJA11の安全性に関わる部分の錆対策は板金屋に任せる
錆対策を行う際には、ジムニーJA11がオフロードに強い車だという点を考慮して、安全性に関わる部分かどうかを見分けることが大切です。
板金業者へ任せる際には、最初に見積もりを取得して安全性に関わる部分については迷わず板金業者に依頼する必要があります。
安全性に関わらない部分についてのみ自力で対処すれば良いので、見積もりを予算内に収めることが出来るでしょう。
長く乗り続けるためには、保安パーツと一般パーツの違いを理解することから始めれば、防錆剤が果たす役割を自然と理解出来るようになります。
何度か防錆剤を使って対策を行ううちに自然とコツが掴めてきます。
ジムニーJA11は錆対策しながら乗り続ける車
ジムニーJA11は、年式が古いために錆対策しながら乗り続ける車であることに変わりありません。
防錆剤は単に塗布すれば良いものではなく、必ず錆を徹底して落としてから塗布しなければ意味がないことをジムニーJA11の錆対策をしながら理解出来るようになるでしょう。
ジムニーなら、1台の車を長く乗り続けるためのコツを身につけることが出来ます。